韓ドラ好きのシンMAMA日和

韓ドラ好きのシンMAMA日和

August 2, 2013
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また今年も夏休みが始まった。

沢山の宿題に受験勉強に追われる今年の夏休み

去年と違うのは、受験に追われることぐらい。

私は、帰ってこない父と仕事ばかりの母、そして大学生になる兄との

3人暮らし。はっきり言って受験勉強なんてどうでも良かった。

でもかといって、高校卒業して働くなんて嫌だったから

大学に行くことを決めていた。どうでもいいみたいに。。

夏休みも始まって、2週間がたったころ、相変わらず同じ毎日を送っていた

そうそう、あの手紙が届くまでは。



差出人は書いてない。

でも、どうやらAIRMAILみたいで海外から届いたもの。

海外に友達もいないし、誰だろうと不思議に思ったけど

私宛だったし、私は開封してみた。

その手紙の内容は韓国語で書かれていて、私には全く理解することができなかった。

でも、1つだけ確かなのは、多分、愛しい人へと書かれた手紙だということ。

なぜなら、ハートマークが沢山ついているから。

なぜ、こんな手紙が届いたんだろうと不思議に思いながら私はその夜

不思議な体験をするのだった。

夜中も遅く、私は大好きなキムタクが出るDVDを見ながら、ウトウトしていた

そしたら、急に辺りが明るくなり、向こうから1人の男の人が私へと近づいてきた



「あの~誰ですか?」

「手紙受け取ってくれたよね?」(韓国語で話す彼の言葉が、なぜかわかった)

「あっはい。」

「ずっと探していたんだ。君のこと。君が産まれる前からずっと」

「あ・・・あの、どういう意味ですか?」



「あの、何を言ってるのか、さっぱりわからないんですけど」

「今はわからないかもしれない。けど、これから1週間後、踏切ですれ違うことになるよ」
「その時、わかると思う。僕だってこと、産まれる前から約束していたこと」

「あの、よくわからないんですけど」と言いかけたところで

私は目が覚めた。

その夢をはっきりと私は覚えていた。

でも、顔だけはどうしても思い出せなかった。

夢の中でははっきり覚えていたのに・・・・

そして、私は1週間後、彼が必ず会うと言った日

怖くて外出が出来なかった。

会ってみたい気持ちと、会いたくない気持ち

今まで、誰かを好きになるなんてなかった私

前世で、そんな約束をするほど恋をしていたことが

私には信じられなかった。

その日が終わりに近づく頃、電話がなった。

母からだった。

「みらい、雨が降ってきたから傘を持ってきてくれない」

「あっわかった。。」

もう夜も遅かったし。傘を持って母を迎えに駅まで言った

その時・・・

私は、ホントに夢の中の出来事が起こったことに

体の震えが止まらなかった

彼だった。

前世で生き別れをした彼だった

その時、前世の思い出が走馬灯のように頭の中を横切った

私が死ぬ間際、彼は言ってくれた

必ず、生まれ変わっても探し出すから

だから、今は安心して眠っていいって

その言葉を聞いた私は眠りについた。

その彼が、いま目の前にいる

私の前に・・・・

ありがとう。

私を探し出してくれて・・・

高校3年の夏、私はかけがえのない人に出会った





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最終更新日  August 2, 2013 10:36:50 PM


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