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よく使い込んだ粉引盃に日本酒を注ぐ。 ピンホールからじんわりと日本酒が染みて出来た景色を昔の人は『雨漏り』と呼んで喜んだ。 粉引というのは、李氏朝鮮時代の短い期間に作られた焼き物だが、当の朝鮮では、すぐに汚れて汚くなることから、短期間のうちに白磁に取って代わられたのだそうだ。 器の汚れを景色として楽しむ。 「侘び寂び」という日本人独特の美意識。 お店みたいに毎日使い込むわけではないからここまで来るのに10年以上かかった。 それだけに愛着がある。
2011.04.30
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すぐに店からお詫びのメールがあり、後日、立派な松茸が届きました。 ケンタローも興味津々、今度は香りも大丈夫です。 しかし、ほっと一安心して焼き松茸にするため縦に裂いてみると・・・またも見事な虫喰い…>_
2013.11.04
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ブロ友のSponge Bobさんが台湾旅行のお土産に台湾茶を送ってくださいました。 「文山包種茶」は初めて飲みましたが、僕ら好みの軽発酵のお茶です。 茶葉はよく見かける高山烏龍茶のように半球形ではなく、日本の茶葉のようで綺麗な緑です。 凍頂烏龍茶や高山茶よりももっと軽発酵なのですね。 茶の色は薄い緑がかった黄色、香りは甘く、飲むと後味が爽やかにスッと引く感じです。 美味しいですね。 僕のツレはフローラルな花の香りがするというのですが、僕の鼻では利き分けられませんでした(^_^;) パンフレットを見るとなるほど「自然な花の香に溢れ」とあるではないですか。 恐るべき嗅覚の持ち主です(大げさ) こうやって味わいを書いてみますと、中国茶の世界は色、香り、味わいを利くところがワインに通じるところがありますね。 一緒に送ってくださった月餅も美味しくいただきました。 Bobさん、いつもありがとうございます(^^ゞ
2011.12.04
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今日から仕事始めだと言うのに朝起きたら喉が痛くて・・・結局一日中痛みは取れず参りました。 一昨日の同窓会の名残か・・・だんだんと無理が効かない年齢になってきたのかなあ、ちょっと寂しい。 そんな今宵のメニューは、ご飯、馬刺し、白和え、鰯の梅煮、お煮しめ、サラダのアルコール抜きの食事。 馬刺し やや霜降りの赤身とフタエゴ。 最近はフタエゴがお気に入り。 身は堅いが甘みがあって旨い。 白和え どなたか白いものを白飛びせずに写すテク教えてください。 ピンボケになるし美味しそうに見えないんですよね~。 鰯の梅煮 和食の定番。 たぶん想像通りの味。 御馳走様でした。 さあ、今日は大人しく寝よ!
2011.01.04
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いいワインは飲みたいが資金には限界があるし肝臓も酷使されて少しお疲れになってる。 そうなるとやはり買い方、飲み方を考えなければなるまい。 今月は、ワイン以外のアルコールは日本酒と芋焼酎を1日飲んだだけ。 人生の折り返し地点を過ぎ、余計な酒を飲んでいる暇はない。 本当に飲みたいものを飲む、そのためには「選択と集中」が必要だ。 行財政改革でよく聞くフレーズが個人の生活レベルにもあてはまるのだなあ。 まあ、1本当たりの単価が上がってきたので、あまり懐の改善にはつながっていないのだけれど(苦笑)。
2010.01.19
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5月6日の夕食。 刺身で食べることは珍しいキス 皮目にさっとお湯をかけて。 上品で淡泊ながら甘みがあって美味しかった。 酒は、唐津の義妹にもらった鍋島 大吟醸を刷毛目扁壺に入れて無地唐津盃で嗜んだ。 濃厚で旨みが強い。 なんと6年連続金賞受賞だって! 一升瓶の方がお得。6年連続金賞の実力を堪能しよう!鍋島 大吟醸 1800ml 日頃飲み慣れないものを飲み過ぎると酔っ払ってしまいそうなので、すぐに最近気に入っている南部美人純米吟醸に変更。 次は粉引扁壺と粉引盃で飲む。 焼いたつぶ貝 刺身でも食べられる北海道産の真つぶだが、焼いて食べると上品なこっくりとした香ばしい旨みがあって凄く美味しい。 サザエの壺焼きより好きかも! 実は、結局調子こいて南部美人を4合空けてしまい、少々飲みすぎました。 食後はすぐに爆睡してしまったようです。 でもそれぐらい美味しかったです。 御馳走様でした。にほんブログ村
2011.05.07
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年明け初めて趣やまださんに伺いました。先附 真珠貝灘和合 芹と椎茸のお浸し 旬の真珠貝はずっと食べたかったので嬉しい。酒粕の使い方が鍋以外思いつかなかったので参考になる。お浸しも椎茸の香りがとても良く芹も柔らかく瑞々しい。温物 鯛美塩煮 鯛の塩煮はそのままでも美味しく、自家製の出汁や唐辛子を合わせた醤油につけて香味を足しても良い。こういう淡い塩味のお料理を食べるとつくづく和食は良いなあと思う。造り 釣り物金目 ヒラス 赤貝 皮目を炙った金目は香ばしい香りと旨味、脂の乗ったヒラスの腹身は脂の甘みとジャキジャキとした歯応えの良さ、赤貝の磯の香りと旨味。満足の味わい。煮物 鰆胡麻油煮 鰆は胡麻油で煮てあるからか物が良いからか独特の癖がなく、ふわっと漂う胡麻油の良い香りと相まってとても美味しい。天婦羅 筍、鱸の雲丹巻き、こごみ、海老、蕗の薹 お好みで抹茶塩、藻塩、レモンでいただく。早春の野菜のほろ苦い旨味を堪能した。食事 鯛御飯 香之物 浅利の味噌汁(アオサ入り) 柔らかめに炊いたもちもちの鯛御飯とアオサ入りの浅利の味噌汁の美味しいこと。甘味 チョコレートムース ヌガーグラッセ 日本酒は、いつもは1合を錫のチロリとぐい呑で飲んでいたが、グラスで頼んで飲み比べするのも微妙な違いがわかって楽しい。 日高見、黒龍、宮泉、田酒、而今薄濁り、七本槍と多くの銘柄が一度に楽しめた。 昨夜は、僕らを含めて2組。 店主御夫妻の笑顔の絶えない接客も心地よく、ゆったりした気分で美味しい食事を楽しんだ。 ご馳走さまでした。#熊本グルメ #熊本グルメ応援隊 #熊本和食 #懐石料理 #趣やまだ
2022.01.16
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