2002年11月17日
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【神様の宝を奪われないように】
[美濃ミッション冨田浜聖書教会牧師 石黒イサク様 書]

私のような拙い者がJCM発足に係わり,色々な奉仕を
さけていただけるのはとても光栄なことです.私も聖書に
出ているテモテのように,幼少の時から聖書を教えられた
という特典があります. 児童伝道の恩恵を十分に受けた
体験者として,また私の特権と責任として,その必要性を
多くの皆様にお伝えしたいと思います.
使徒パウロは若きテモテに以下のように書き送っています.
「幼き時より聖なる書を知りしことを知ればなり. この
書はキリスト・イエスを信ずる信仰によって,救いに至ら
しむる知恵を,汝に与え得るなり. 」
第一テモテ3:15(文語訳)

[子どもたちは神様の宝]
神さまは,純粋で無限の可能性を秘めた幼子たちを,
とても愛しておられます.イエスさまは,弟子たちが追い
返そうとしていた子どもたちや幼児たちを引き寄せて祝福
されました.そして「幼子の如くなれ」,神の国は幼子の
ような者たちの国であることを繰り返し説かれたのです.
しかし赤子・幼児・子どもたちの世話には,とても手間と
費用がかかり,騒がしく活発に動き回る彼らを,教えたり
世話をするのは大変で,多くの労力と忍耐のいる仕事です.

[サタンの効果的戦略]
私たちの敵 = 悪魔は,私たち以上に幼子・子どもたちの
ことを良く知っています. サタンの人類滅亡計画の効果
的戦略は,肉体的・精神的・社会的に子どもたちを奪い去
ることです. 誕生前の赤子の命を奪う中絶,子どもを人身
犠牲にする宗教,子どもを戦場に出すテロリストたち,
テレビ漬けや放縦を許す親たち・・・これらのすべてが,
私たちを取り囲んでいる敵の攻撃の表れであります.
日本では,子ども会・自治体・学校などが勢力を持っていて
,子どもたちをしっかり縛っています. 敵に思う存分
させていて良いのでしょうか?

[子どもを見れば社会が判る]
「今の若い者たちは・・・」と年輩者たちがよく批判して
いますが,それは自分たちの怠慢さ・失敗を暴露している
言葉です. 子どもたちを見れば親が判り,社会も,国家も,
教会も「やるべきことをやってきたか?」と問われているの
です. だんだんと社会が悪くなり,モラルも愛も低下して
いるのは,実に大人たち,老人たちの責任なのであります.
国際化が叫ばれていますが,ほとんどの人が聖書を知らない
日本人は,海外に出て行っても,常識知らずで大きな恥を
かくだけであります. 聖書を知らない社会は,暗くて無知
なのです.

[愛とムチとを用いて]
三歳までに70パーセント,五歳までに90パーセントの
人格が形成されると言われていますが,正しい躾・教育を
知らないと,自由と言って「放縦」を許してしまったり,
体罰を通り越えて「虐待」したりしています. 箴言に繰り
返し記されていますように,愛とムチとを用いて,神さま
のみことば = 真理に従って,子どもたちの養育・訓練を
したいものです. 小さい時に福音に接した人たちは,たとえ
暫く離れても,後に教会に戻って来ることが多いのです.

[宗教と拡大のチャンス]
児童伝道も,他の宗教と同様に,あらゆるものを用いてい
くことができます. JCMの創造的で実践的なプログラム
は,教会でも,個人でも一人でも多くの子どもたちに,福音
を伝えられるようになれる良いツールになると思います.
またゼミナーやキャンプなどを通して若者たちが成長し,
大人の伝道や教会奉仕に至るまで,幅広く活躍していけるよう
になることを期待しています.
現在の社会の危機的状態と,教会の低迷している現実を直視
し,今こそ逆転のチャンスとして,伝道に励みたいと思い
ます.
(JCMニュースNO.1 2002.11 より)
エーメン

10月01日 【JCM発足式に行ってきた・・・】

10月02日 【子供達の危機】

06月04日 【君はイエス様チームかい?】[ゴスペル・キーホルダー]






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最終更新日  2002年11月20日 02時05分22秒
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