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2011.05.05
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カテゴリ: 私がオモウコト
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本当にお久しぶりになってしまいました。


いろんなことを考えました。


普段は考えたことがないようなことも考えた貴重な時間。
何が大事なのかを考える良い機会だったのかもしれない。


自分はどのように、この人生を歩いていくのか。
自分の子どもをどう育てたいのか。
子どもに何を伝えていきたいのか。


これから子どもたちが生きていく世界は、
きっと、過酷な世界だろう。

何十倍も厳しい時代が待っているかもしれない。


そんな中、どんな時でも、
不安や恐れに押しつぶされることなく
自分の足でしっかりと立ち、
つねに心の中に小さな希望の光を灯していられるような
たくましい人間に、私の子どもにはなって欲しい。


あらゆるものや、情報が溢れる世界で
本物、正しいものを見極め
選びとり、自分の力に変えていける
賢い大人になって欲しい。


不完全ではあるけれど、

今の私の努めだと思っている。


この2ヶ月たらずのあいだ
何度も読み返した
シュタイナーの「受容のための祈り」。

何べん読んでも、



*************************************

       <受容のための祈り>


何が来ようとも、次の時間、次の日が私に何をもたらそうとも、

とりあえず私にはそれがなんであるのかわからないとしても、

不安や恐れによってそれを変える事はできない。




私はそれを完璧なる内的な魂の平静によって、

完全に海の様に静かな心情と ともに待ち受ける……。




私たちの進化は恐れと不安によって妨げられ、不安と恐れの波によって、

未来から私たちの魂に入ってこようとするものを退けてしまう……。




出来事において神的叡智とよばれるものに帰依すること。




来るべきものは、そうあるしかなく、それは何らかの方向において

良き働きを持つはずだという、考えと感情と心情生活の力を

繰り返し自分の中に呼び起こす事。




この気分を魂の中に呼び起こし、それを言葉と感情と理念において生き抜く事、

それが受容のための祈りの気分である。




ルドルフ・シュタイナー(輿石祥三・香川裕子訳)

1910年2月17日ベルリン「祈りの本質」より







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最終更新日  2011.05.06 00:01:54
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