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できた野菜はこれまた近所で八百屋やってるおっちゃんのとこで販売。
そのおっちゃんの髪の毛をボランティアで切っていたのが母。
・・・まぁもともとのつながりはわからないけど。ほどほど家があってぽつぽつ畑があり、工場の跡地があったりする、田舎でも都会でもない町。まわりはほとんど知り合いだし、子どもはみんな同じ学校に通っている。
そんな土地の畑の一つ。
じーちゃんは毎日畑にいて作業をしているので、私もたまにお手伝い。
そうすると出荷する野菜のときお小遣いをくれたり、横の自販機でジュースを買ってくれたりした。
(あとから自販機はそのじーちゃんが置いてるもので、よこの集合住宅もじーちゃんとこのだった)
いつかこんなことをいっていた
「おとこは働いてなんぼ!」
働かないで家におってもやっかいもの扱い・・とか言ったのか言わなかったのか・・
ちょっと前、割り勘男が流行っていて、女性も働いているのだから自分の分ぐらい払うよ!っていっていたのですが、そろそろその人たちが結婚して子どもを持ち・・・
いまだに割り勘らしい・・・(恐怖)
出産費用割り勘とか・・・
そもそも日本は家事育児は女性まかせ。
よほどじゃないとそこは半分にはならない。
なんなら半分だと思っている男性がいても女性にきいたらそうではないといいそう。
じーちゃんなら割り勘とか言わんねやろな・・。
戦争にも行った。
家がよかったのか学校がよかったのか、なんか秘密部隊のごにょごにょだったとかうそかほんとか・・
船で出た時、やっぱり下の人は超前線に行かされるのよね・・・そんでじーちゃんはちょっと上だったから、前の船がやられて、こりゃいかんと戻ったそうで、今命があると。
うちのじーちゃんも満州から3隻で出て朝着いたら自分の1隻だけがたどり着けたそうで・・・。
ほんと運ですよ・・。
それからはこの時代の人はいっぱい仕事した。
どれが軌道にのるかわからないし、いろんな仕事をして、誰かがなにかやるっていったら手伝って開業して・・軌道に乗った仕事で朝早くから晩遅くまで仕事してた。
私も仕事しだして以前ほど暇ではなくなり、ある日じーちゃんの畑は数件の戸建てになっていた。
たぶん亡くなったのだろう。
今の人は男性が稼げないから女性に割り勘と言っているのか、時代だというがそれでうまくいっているのかどうなのか。
割り勘じゃないともったいないぐらい付き合うかどうかもわからない女性と会っているのか?