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幻のシックスマン------------!!
新OPもEDも作画の力の入れ方がが半端ないと皆さん好評だったようで、ラストへ向けての熱意が伝わりましたね。
いいことだ。
ま、試合はいきなりハードな展開になってしまったわけですが(^^;)
「勝ちてぇ!!
黒子と、みんなと---------!!」
高まる思いが爆発する。
試合開始早々、ゾーンに入った火神。
メテオジャムの連発。
赤司すら寄せ付けない、まるで手が付けられない状態。
オフェンスもディフェンスも一人でやってのけてしまうのだ。
だが、それは全力投球が続くという事。
一気に使ったパワーはスタミナ切れを起こす原因になってしまうだろう。
このままでは試合序盤で火神の体力は底をついてしまう。
それを危惧する皆。
青峰の湯船の栓を抜くってたとえが凄くわかりやすい。
でも、折角ゾーンに入った火神を止めるなんて勿体ない。
ならオフェンスに専念してもらおうとリコが投入したのは、水戸部。
黒子、やる気満々で試合に出てたのに、早速交代させられちゃった(><)
すると観客からももう交代なのかと黒子の交代を惜しむ声が聞こえたのだ。
これは今までなかった現象。
ゾーンに入った火神は、背中を先輩たちに預けた事でどんどん点を取り出す。
それでも焦らない洛山。
赤司がついに動き出す。
なんと、彼自らが火神のマークに付き始めたのだ!!
「少し調子に乗りすぎてるようだね」
絶対的エースの対決。
これが今後の勝負の行方を左右する事は明白。
パスに慎重になる伊月。
だがその時。
火神の目がオレにくれと訴えていたのだ!!
ここで赤司を抜けば流れは誠凛に来ると------!!
それに賛同する日向。
そして火神に渡ったボール。
ゾーンVSエンペラーアイ!!
一瞬の駆け引き。
両者の勝負は------火神がエンペラーアイを超えた!!
赤司を抜いた火神は、一気にとどめを刺そうとメテオジャムを打ったのだが・・・。
なんとそれはゴールをはじいてしまったのだ!!
失敗。
一体なぜ?
「エンペラーアイを超えた?
見くびってもらっては困るな。
わざと抜かせたんだ」
恐るべし赤司。
すべて計算の上での火神の誘導だったのだ。
精密さが重要なメテオジャムを打つための最初の一歩の踏み込みを、抜かせる際にずらしていた赤司。
遅れたディフェンスすら罠だったという。
「赤司はエンペラーアイを持つから無敵なんちゃう。
赤司がエンペラーアイを持つから無敵なんや」
それを心底思い知った今吉。
止める!!
自分の失敗だと焦り出す火神。
浮足立つ誠凛。
対して赤司は序盤で一気にカタをつける気で落ち着いて攻め出したよう。
ここで負けたらゾーンが消える。
しかも赤司に通用しないという状態で消えたら・・・一気に絶不調へ転落してしまうだろう。
だが、火神は黄瀬のエンペラーアイを凌いでいる。
「あまり僕をイラつかせるな。
フェイクとオリジナル、比べられる事すら不快だ。
頭が高いぞ」
溜息をつくようにそう告げた赤司は・・・あっという間にドリブルで火神を抜き、尻もちをつかせてしまう。
だがそこを狙った伊月。
それでもイーグルスピアも通じない。
ここでエース対決に負け失点すれば・・・誠凛全員の頭に刷り込まれるだろう。
赤司には何をやっても勝てないと-------!!
木吉のブロックをかわし、実渕がシュートを放つ。
だがその時、そのシュートを水戸部がブロックしたのだ!!
おおおお!!
水戸部、いい仕事してる~~(≧▽≦)
なんとか最悪の失点の仕方は免れた誠凛。
反撃しないとと焦る火神。
でも赤司に勝てるのか?
弱気になった火神の肩にポンと手をかけてくれたのは・・・水戸部。
「ドンマイ気にすんなだってさ」って、相変わらずの水戸部の代弁をする小金井ナイス~♪
それに-----今の火神は一人じゃない。
頼もしい仲間がいるではないか。
先輩たちの背中を見てそれを実感した火神の口元に笑みが浮かぶ。
そして一呼吸した火神は----------ゾーンが解けていた。
体力も残ってる一番いい状態で。
最高じゃねーの。
さぁ、試合はまだまだここから!!
黒子と水戸部の交代。
だがその時。
コートインした黒子を、屁をした根武谷をいなしていた実渕がよけたのだ!!
黒子の存在が見えている?
しかも観客も黒子の活躍に期待のまなざしを向けているようで・・・。
それが引っかかる降旗。
黒子は見えない、影が薄いのが特徴のはずなのに------。
今度は火神のマークに葉山がついたよう。
赤司にやられても闘志を失っていない火神に安心する葉山。
戦意喪失した奴にやり返しても面白くないからだって。
2回抜かれたから5回抜き返すと宣言する葉山。
倍返しだけじゃないんだ(^^;)
だが、彼の火神へ向けたそれは・・・野生!!
抜いたと思われたその時。
火神の背後には黒子が!!
すぐに日向に回されたボール。
だが3Pは決まらなかった。
どうやらブロックに飛んだ実渕の指先が触れて、軌道がずらされていたよう。
「問題はそこじゃないわよ、順平ちゃん」
って、レオ姉の言い方にゾッとする日向。
もう一度葉山が火神に仕掛ける!!
次は4本指でのドリブル。
電光石火。
ボールが見えない。
あっという間にシュートを決められてしまう誠凛。
しかも、黒子は先ほどから黛のマークをほとんど外せてないのだ!!
黒子の影の薄さがなくなっている?
それに気づいた降旗がリコにそれを進言しようとしたその時----。
ついに黒子のパスが止められてしまったのだ!!
ルーズボールから失点してしまう誠凛。
それを見て、青峰は黒子にシュートを教えた時の違和感を思い出したのだ。
あれはこういう事--------。
黒子のパスが止められた。
何をした?
何もと返事をする実渕。
「見えているから取っただけ」だと言うのだ。
「見るに堪えない愚行だよ。
唯一最大の長所を、自ら手放すとは」
赤司は中学時代、黒子のシュートやドリブルを向上させる事はさせなかった。
それは何故か?
それをすれば、いずれ影の薄さを失う事が分かっていたから-------!!
バニシングドライブ
ファントムシュート
そして海常戦でのブザービーター
こんな派手な事をして目立たないはずがない。
光ることを覚えてしまった黒子は・・・影にもなれなくなってしまった。
「幻のシックスマンでなくなったお前は、既に並の選手の価値もない。
こうなる事に今まで気づけなかったなんて・・・失望したよ、テツヤ」
赤司の言葉に愕然となる黒子。
リコはそんな黒子を一度ベンチに下げるのだが・・・諦めないでと肩を抱き寄せたのだ。
誰もがもう二度と黒子を使う事はないと思っていた。
でも、リコはあえて第1Q残り3分を黒子にあげると言ったのだ。
戦力にならない事を分かっての投入。
それは・・・もう一度戦って勝つため----!!
黒子が何をやっても止められてしまうボール。
それでもあえて黒子を出す事で皆で復活策を見出す道を選んだ誠凛。
仲間を助ける事は当然の事。
だが・・・ついに洛山が逆転。
使い物にならない黒子を出すなんて甘いんじゃないかと言う実渕。
それでも食い下がる誠凛は、日向のバリアジャンパーでお返し。
思わず実渕に 「そっちが舐めてんじゃないの」
って。
わはは!!
喧嘩売ってるね、日向~♪
第1Qは同点で終えた。
流石にこれ以上黒子を出すのは無理。
ま、使い物にならなくてもなんとかなったんだから大丈夫だって、火神ってば励ましてるんだか、とどめ刺してるんだか(><)
でも必ず黒子のパスが必要になるのだ。
俯いてなどいられない。
勝つために、諦めない。
絶対にコートに戻るのだ!!
だが・・・第2Qからは蹂躙するのみだと、様子見だった第1Qからのギアチェンジを仕掛ける洛山。
実渕たちには点を取ってもらう。
そして黛も・・・。
彼は一体どんな選手なのか?
青峰がさつきに問うと、彼は3年でレギュラーになり、2年まではベンチにも入れず、総合的にこれと言って特徴もなく平凡な選手だというのだ。
まるでどっかの誰かのよう---------。
赤司が放ったボールがパスミスかと思われたその時。
水戸部のマークを外してパスを仕掛けたのは---------黛!!
ミスディレクション!?
黒子と同じ!!?
だが少し違うと言う赤司。
黒子と同じ特性を持ちながら、基本性能は一回り高いという黛。
いわば黒子は旧型。
「黛千尋は、新型の幻のシックスマンだ---------」
ついに出てきた黛という選手。
しかもその特性は黒子と同じ影の薄さを利用したもの。
新型って、そうきたかと感心したこのキャラ設定でしたわ。
まさに最後の伏兵。
さて、黒子が使い物にならなくなり、試合はかなり不穏な方向へ向かいだしてしまいました。
どうなる誠凛!!?
EDはやっぱり差し替えだね。
今回は海常チームの海水浴!?
黄瀬っちはしゃぎすぎなのだよ(><)
そしてエンカは無冠の5将の3人で♪
なんかこの組み合わせもいいなぁ♪
第66話
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