1990年代に入り、フェイゲンのソロ第2作をベッカーがプロデュースし、さらに何年か後にはベッカーのアルバムをフェイゲンがプロデュースするという交流が生じている。ちょうどそんな時期の間で、彼らは“スティーリー・ダン・フィーチャリング・ウォルター・ベッカー&ドナルド・フェイゲン”という名義でツアーを行った。つまるところ、スティーリー・ダンとしての活動は休止状態のままであったものの、両者の交流はあり、その中で生まれてきたライヴ・ツアーの模様が、1990年代の“スティーリー・ダン空白期”にひょっこり出たアルバムである本盤『アライヴ・イン・アメリカ(Alive in America)』となった。
2. Green Earrings 3. Bodhisattva 4. Reelin' In The Years 5. Josie 6. Book Of Liars 7. Peg 8. Third World Man 9. Kid Charlemagne 10. Sign In Stranger 11. Aja