音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2019年02月17日
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テーマ: ラテン音楽(411)
熟女2人が挑んだ異色作


 グロリア・トレビ(Gloria Trevi)とアレハンドラ・グスマン(Alejandra Guzmán)はともに1968年2月生まれで同い年のメキシコの女性シンガー。いずれも1990年代に歌手として人気を獲得した。その後、それぞれに違った長い道のり(特にグロリア・トレビの方は国際指名手配までされて刑務所のお世話になったほかゴシップな話題が満載だった)を経て、現在ではアラフィフ世代である。トレビにとって11枚目、グスマンにとって15枚目のアルバムで、2人の共演アルバムとなったのが2017年発表の『ベルスス(Versus)』であった。

 熟女シンガー2人の共演がどの程度リスナー受けするのかと懐疑的に見ていたのだけれど、派手なプロモーションにつられて筆者も購入してしまった(笑)。アルバムの内容はというと、年齢を感じさせない(とはいえ歌唱力は若い頃よりもはるかに進化している)勢いのある演奏と歌唱である。目玉といえそうなのは、シングルにもなった1.「マス・ブエナ」と2.「クアンド・ウン・オンブレ・テ・エナモラ(男があなたを愛するとき)」。いずれもメキシカン・ポップの王道を行くような曲調と2人の熱いヴォーカルが印象的。他には過去のヒット曲を織り込んだり、4.「サティスフェチャ」では、ローリング・ストーンズの「サティスファクション((I Can't Get No) Satisfaction)」をスペイン語カバーしたりしている。

 本盤の発表にあわせ、2人は“ベルスス・ツアー”を敢行した。リリース直前にロサンゼルスで幕を開け、リリース日にはメキシコシティで、ライヴを行っている。2017年6月から翌18年4月までのツアーは、米国50ヵ所、メキシコ15か所のほか、カナダ、ペルー、エクアドル、プエルトリコも回った。11か月で67公演をこなし、53万人以上を動員するものとなった。このツアーの模様もアルバム化されているが筆者は今のところ未聴である。35曲入りのヴォリュームということで、聴きごたえあるものだろうから、そのうちこちらも入手できれば聴いてみたいと思っている。


[収録曲]

1. Más buena
2. Cuando un hombre te enamora
3. Rivales
4. Satisfecha

6. Soy tuya
7. Todos me miran
8. Esta sí va para ti
9. Eternamente bella
10. Más buena (remix)

2017年リリース。



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Last updated  2019年02月17日 12時53分05秒
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