カイファネス(Caifanes)は、サウル・エルナンデス(ヴォーカル、ギター)を中心とするメキシコのロック・バンド。1988年のデビュー盤以降、順調にアルバム作品を制作し、シングル・ヒットも重ねていった。そんな彼らのキャリアの一区切りとなった作品が、4作目にあたる本盤『エル・ネルビオ・デル・ボルカン(El nervio del volcán)』である。“火山の神経”という意味の表題のこの盤は、1994年初頭にロサンゼルスで録音され、グラハム・ナッシュ(9.のハーモニカ、参考過去記事(1)・(2))やセシリア・トゥーサン(1.,3.,5.のコーラス、参考過去記事(1)・(2))らがゲストとして参加している。
1. Afuera 2. Miedo 3. Aquí no es así 4. Ayer me dijo un ave 5. Hasta que dejes de respirar 6. Aviéntame 7. El animal 8. Quisiera ser alcohol 9. Pero nunca me caí 10. El año del dragón 11. La llorona