音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2024年02月21日
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テーマ: 洋楽(3310)
大ヒット曲に続くセカンド作


 アメリカ(America)は、コーラスワークを生かしたシンプルなサウンドで1970年代に一世を風靡したバンド。結成されたのはイギリスのロンドンだったが、3人のメンバー(ジェリー・ベックリー、デューイ・バネル、ダン・ピーク)はいずれも米軍人の息子であった。

 彼らがセルフ・タイトルのデビュー盤を発表したのは1971年だった。その後、翌72年に入ってシングル曲 「名前のない馬」 が大ヒットし、まさに勢いに乗っている中の同年11月に発表されたのが、このセカンド盤『ホームカミング(Homecoming)』だった。アメリカから遠く離れたロンドンで結成された“アメリカ”が、“里帰り(ホームカミング)”するというのが、この表題の意味するところのようである。本盤は、アルバムのチャートでは、全米9位を記録した。

 アルバムのオープニング・ナンバーは、1.「ヴェンチュラ・ハイウェイ」。彼らの代表曲の一つとなったこの曲は、シングルとして全米8位のヒットとなった。3.「河を渡るな(ドント・クロス・ザ・リヴァー)」もシングル化された楽曲で、大きなヒットにはならなかったものの、テンポのよいコーラスワークが好印象のナンバー。7.「空しきコーンウォール(コーンウォール・ブランク)」は、暗めの寂し気な曲調で、本盤の中で特に完成度の高い楽曲の一つだと感じる。9.「再びカリフォルニアへ(カリフォルニア・リヴィジテッド)」は、エレキギターが印象的な、このバンドとしてはややハードな曲調のナンバー。このバンドのイメージにそぐわないとの声もありそうだが、個人的には、こういうのもありだと感じている。


[収録曲]

1. Ventura Highway
2. To Each His Own
3. Don't Cross the River

5. Only in Your Heart
6. Till the Sun Comes Up Again
7. Cornwall Blank
8. Head and Heart
9. California Revisited
10. Saturn Nights

1972年リリース。




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Last updated  2024年02月21日 20時38分34秒
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