音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2024年04月08日
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多彩な演奏を見せるギタリストのデビュー盤


 スティーヴィー・サラス(Stevie Salas)は、1964年、カリフォルニア州サン・ディエゴの出身で、ネイティヴ・アメリカンの血をひくギタリスト。1980年代から活動していたが、アイランドと契約し、3ピース・バンドの形式で1990年に第1作を発表した。その盤こそが、この『スティーヴィー・サラス・カラーコード(Stevie Salas Colorcode)』である。

 スティーヴィー・サラスのギターの魅力は、ソロだけでなく、カッティング技術の高さにもあるように思う。特にグルーヴィーでパワフルなカッティングをやらせたらピカイチで、聴き手の脳内をスッキリさせる効能(?)がある。全体的な音のつくりとしては、21世紀の今となっては現代風とは言い難いものの、この爽快感はあらためて聴きなおしても楽しめるものであるように感じる。

 1.「スタンド・アップ!」は、厚みがありながら爽快感も同時に与えてくれるグルーヴ感が特徴。4.「ジャスト・ライク・ザット」は、ブルース・ロックに根差しつつ、ギター・ソロも聴きどころになっている。6.「ザ・ハーダー・ゼイ・カム」のギター演奏は、意欲的かつ実験的な部分も含み、ソロもカッコいい。8.「ベイビー・ウォーク・オン」や9.「インディアン・チーフ」によく表れているキャッチーさは、おそらく好き嫌いの分かれるところだろうが、ギター演奏の自在さが披露されている。ラストを飾る10.「カヴァー・ミー」は、本盤収録中で特によくできたナンバーの一つ。楽曲よし、ヴォーカルよしで、そこにサラスのギターがいい具合に絡んでいる。


[収録曲]

1. Stand Up!
2. Blind
3. Caught in the Middle of It
4. Just Like That

6. The Harder They Come
7. Over and Over Again
8. Baby Walk On
9. Indian Chief
10. Cover Me

1990年リリース。




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Last updated  2024年04月08日 06時55分06秒
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