ティモシー・B・シュミット(Timothy B. Schmit)は、アメリカ西海岸出身のベーシスト。1970年代、ポコでの活動後、イーグルスのメンバーだったことで知られる。1980年代に入ってイーグルスが解散した後は、ソロ活動を開始し、コンスタントというわけではないものの、間隔を開けたりしながらソロ・アルバムを発表した。
本盤『テル・ミー・ザ・トゥルース(Tell Me the Truth)』は、1990年に発表された3枚目のソロ・アルバムである。2年ほど在籍したイーグルスでは『ロング・ラン』からのシングル「言い出せなくて」のリードヴォーカルを務めたことが知られるが、本盤の一つめの特徴は、シュミットのヴォーカル力がうまく生かされた作品という点である。それからもう一つの本盤の特色としては、豪華な参加ミュージシャン陣と言えるだろうか。プロデュースも前作やもう一つ前のソロ・デビュー作とは違って、デヴィッド・コールが中心となっている。
2. Was It Just the Moonlight 3. Something Sad 4. Down By the River 5. In Roxy's Eyes 6. Let Me Go 7. Perfect Strangers 8. All I Want to Do 9. Tonight 10. For the Children