音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2026.03.24
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テーマ: ラテン音楽(448)
豪華ゲスト陣を迎えた有名曲集(前編)


 グアダルーペ・ピネーダ(Guadalupe Pineda)は、1955年、グアダラハラ出身のメキシコ人女性シンガー。1970年代末にヴォーカル・グループのサナムパイでの活動を経てソロ・シンガーとして人気を集め、1980年代から2000年代の30年間に特に多くの作品を発表した。

 本盤『偉大な作曲家たちへのオマージュ(Homenaje a los grandes compositores)』は2018年にリリースされたアルバムで、メキシコですぐさまアルバム・チャート1位を獲得した。表題からも窺い知れるように、メキシコやスペイン語の音楽界のスタンダード曲を題材とし、しかもその作者やスペイン語圏の大物アーティストをゲストに迎えて共演するというものである。もちろん、こうした大掛かりな企画は誰にでもできるものではない。グアダルーペ・ピネダというキャリアを重ねた実力派シンガーゆえに実現した企画と言えるだろう。

 1.「 ノス・イソ・ファルタ・ティエンポ/コンティーゴ・アプレンディー 」(原曲の過去記事 (1) (2) )は、有名作曲家アルマンド・マンサネーロ(2020年没)の2曲をメドレー形式で本人と共にデュエットしている(冒頭のセリフで“夢が叶った”とピネーダが語っているのも印象的)。3. 「ポル・ティ」 はオスカル・チャベスの代表曲を作者本人と共に歌い上げている。8. 「ヨランダ」 は、キューバ出身のシンガーソングライター、パブロ・ミラネス(2022年没)の代表曲を取り上げて本人と共演している。

「アシー・フエ」 はフアン・ガブリエルの楽曲だが、ガブリエルは本盤の2年前に急逝している。また、本盤の翌年に亡くなったアルベルト・コルテスの代表曲の一つ、5. 「ミ・アルボル・イ・ジョ」 を取り上げ、ピネダは見事に歌い上げている。6.「“エル・ヒバリート”エルナンデス・メドレー~ラメント・ボリンカノ/ペルフーメ・デ・ガルデニアス/プレシオサ」も、このタイトルが示すように、“ヒバリート”の愛称で知られたプエルトリコ出身の作曲家ラファエル・エルナンデス・マリン(1891-1965)の曲を歌ったもの。9.「ロス・エヘス・デ・ミ・カレータ」は、アタワルパ・ユパンキ(1908-1992)の楽曲で、これもまた一人で叙情的に歌い上げている。

 長くなってきたので、ひと呼吸おいて、続きは次回更新の 後編 をご覧ください(楽曲と共演者の詳細情報も後編に掲載します)。




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Last updated  2026.03.29 15:46:56
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