銀河の虹-青鷲の日記-

2006.01.05
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7・手の日 KIN7


小寒、
寒さが一段と身にしみます。
朝も、まず北側の水道管が凍みついていないか、確認します。

長野へ向かう途中も、
だんだん雪が深くなってくるので、
このところの「大雪警報」「大雪注意報」を実感。
雪も降ってきますし…



長野へうかがいながら、
雪の多さに改めて、嘆息。
依然住んでいた雪国の地にいるようです。

驚いてしまいます。
去年、今年とずいぶん雪が多いようです。

久方ぶりにお目にかかる主治医の先生、
四半世紀以上も前で、カルテも十分に残っていない状態で、
手術記録簿等から、当時の様子を調べてくださっています。

執刀してくださった先生は、
その後K大学の附属病院へ移動されて、
現在の主治医の先生は、3人目。

初めて私を担当されたころ、
臓器を摘出したことがわかり、
それについて説明してくださったことがあり、
「僕があなたの当時の主治医だったとしても、
 同じような判断をしたと思いますよ。」

 今生きている人の命のほうが大切だから。」
とおっしゃったことがきっかけで、
ずっと信頼してきました。
たまたま、実習で先生のお嬢さまと知り合ったこともあって、
就職の際にはお祝いも頂戴しています。

当時、まだ幼くて十分理解できなかった私ですし、
自分のことについて、十分知らず、
いつか訊いてみたいと思っていたのです。
当時は、現代で言うところのインフォームド・コンセントは、
まったく言われていなかったはずですが、
当時の話の断片を思い出しつつ、
今日のお話をうかがうと、
かなり多くの情報を頂戴していたことがわかってきます。

「いずれにしても、
 今生きていられるということは、すごいことだね。
 もうなくなっている患者さんが多いから。」
「中間性とはいっても、軽いものだったかもしれないね。」
(「限りなく悪性に近い中間性のもの」ということだったので、
  それはないと思いのですけれど…。)
「何かあったら、連絡をください。
 あなたは連絡をくれると思うけれど…。」

当時のことが、ある程度わかって、ほっとしています。
そうか、いろいろなことがあったんだなあと、
改めて思っています。

素晴らしい先生にお目にかかれて、
生涯を通じてお世話になっていかれそうで、
私は幸せだなと改めて思っています。

小寒で、冷え込みは厳しいのですが、
芹が栄えるように、心ははつらつとしています。





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Last updated  2006.01.10 06:35:57
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