銀河の虹-青鷲の日記-

2007.08.20
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30年前に亡くなった母の遺品の中から、
岩波新書の『私は赤ちゃん』が出てきました。

医師で評論家の松田道雄氏による赤ちゃんの本。朝日新聞(関西版)への連載を単行本化。赤ちゃんの視点で、赤ちゃんの性質や行動、個性がわかる。誕生6日目、「ママ、心配しなくっていいんですよ。私がまだそんなにつよく吸えないから、お乳もでないんです。そのうちに、私もつよく吸うし、乳のほうも分泌ががふえるから、お乳は足りるようになりますよ。あせっちゃだめです。」
はじめての赤ちゃん。待ちに待った誕生。しかし、新米の母親父親にとって子育ては不安の連続でもある。授乳のしかた、衣服の調節、夜泣き、離乳、加えて下痢や発熱、ひきつけなど赤ちゃんの病気も多い。ゆったりした楽しい気持ですこやかな赤ちゃんを育てるために、家庭は、社会はどうあってほしいかを、赤ちゃんの目を通して考える。

1960年初版の本の
第7刷で1961年刊。
なんと100円。

生まれてこられなかった私の兄が
母のお腹にいたころ…に買い求めたのかと思われます。

本の帯(袴)が付いていて、
価格が100円。
そして、その帯にはいわさきちひろの赤ちゃんの絵が描かれているのです。
目次には、
「岩崎千尋」となっていましたが…

ほとんどの頁に、ちひろの挿絵が描かれています。

現在も、岩波新書で入手することができるようですが…

昼休みに、
美術館へ届けることにします。
私が持っているよりも、
きっと役に立てていただけるような気がして…

きっとそんな風にして、
行き先が決まっていくのだろうなあ。

いま ここにいられることに感謝しつつ…





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Last updated  2007.08.21 11:33:23
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