銀河の虹-青鷲の日記-

2007.11.11
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昨年の秋から、
各地各所での《こうもり》が上演されて、
まるでこうもりイヤーだったこの一年。
ユニークだった ハンガリー国立ブダペスト・オペレッタ劇場の《こうもり》
ガレリア座 の《こうもり》から、
もう半年がたちます。

今日は、松本での《こうもり》の観劇。
まつもと市制100周年を記念して、
二期会のバックアップがあっての公演…

20年前に拝見したミュシャ風の舞台装置だった公演の際も、
ロザリンデは山口道子さんでした。
他に秋山恵美子さん、佐藤しのぶさんが交代でロザリンデをしてらして、
本公演では秋山恵美子さんがロザリンデ。
アデーレを本宮寛子さんがやっていらしたような記憶が…

今回の装置は、
サイトウキネンのオペラ公演を思わせるようなシンプルなもの。
衣裳は、あの頃とあまり変わっていないような…

オケに時折、ドキドキする展開があり、
本番ならでは…?のドキドキが感じられます。
テンポ感の違いが、ちょっと綱渡り状態…
ウィーンのワルツのテンポ感とも、
微妙に違う感じがして…

G座の《こうもり》と比較しながら、聴いているのだなあと
改めて振り返っています。

ソリストの方々は、
二期会の方々を中心に固めていらっしゃるので、
山口道子さんのロザリンデ、
塩田美奈子さんのアデーレは、
本当に安定している感じ。
ゲストの天羽明恵さんの
《美しき青きドナウ》のコロラトゥーラが本当に素晴らしくて、
二幕の開幕が華やかになると同時に、
一幕の危うさを救った感じ…
すぐ後のロザリンデのチャルダッシュが、
際立った気がします。

歌はともかく、
アルフレードの喋りが、
ルー大柴のルー語でしゃべくっている割には、
鈍重な感じがして切れのよさに欠けたり、
フロッシュの大阪弁を
ウィーンの下町育ちだろうと思うと
おもしろいと感じつつも、
違和感を感じつつ…

合唱陣は、1年半の練習の成果が発揮されていたように感じます。
歌うときになると、歌に集中するせいか、
お芝居が抜ける感じは無きにしも非ず…
男女が離れて立っているのを見て、
G座で立ち稽古の最初にいつも注意されることを思い出しておりました。
まあ、人のことは言えないのです…

日本語上演ということで、
二期会の中山悌一版と野上彰版が交ざったもの。
改めて、M浦さんの翻訳の妙を堪能しております。
ついつい、M浦さんの歌詞に置き換えて聴いている私です。

台本、
やっぱりY木さんのものがおもしろいなあと
改めて思ったことです。
Y木さんの演出って、おもしろい。
必然性の積み重ねがドラマを作っているのだと、
改めて感じます。
新宿オペレッタ劇場で、
ソリストの方々が役作りに取り組んでいるのを
改めて思い出します。
本当に、緻密なんだなあと改めて感じます。

やっていた時は、もう混乱の極致でしたけれど、
確かにおもしろい。
なかなか応えられないのではありますが…
また、次が愉しみ。
次は、「美しきエレーヌ」です。


松本市市制施行100周年記念
まつもと市民オペラ 第1回公演
「こうもり」<全2幕 日本語上演>オペラ

2007年11月11日(日)14:00開演(13:30開場)
まつもと市民芸術館[主ホール]

作曲:ヨハン・シュトラウス二世
訳詞:中山悌一/野上彰
指揮:北原幸男
演出・台詞:栗山昌良
出演:
アイゼンシュタイン:小林彰英
ロザリンデ:山口道子
フランク:谷茂樹
オルロフスキー:三橋千鶴
アルフレード:井ノ上了吏
ファルケ:平野忠彦
ブリント:太田直樹
アデーレ:塩田美奈子
フロッシュ:晴雅彦
イーダ:鈴木純子
ゲスト:天羽明恵
※出演予定だった小栗純一が急病のため、平野忠彦に変更になりました。
合唱:まつもと市民オペラ合唱団
オーケストラ:松本室内合奏団

ウィーンのおしゃれな舞踏会。紳士淑女が繰り広げる、華やかなウィットにとんだ恋の駆け引き。シャンパンの飛び散る泡のように、甘く楽しく心踊る音楽に酔いしれる一夜の物語。100周年を記念して、そして1回目のまつもと市民オペラとして行われる舞台にふさわしい大人の喜歌劇をどうぞお楽しみください!

いま ここのあるがままに身を委ねつつ、
ホッと一息ついています。






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Last updated  2007.11.13 07:01:50
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