ジャズの神様の思し召しのままに

ジャズの神様の思し召しのままに

2008年05月31日
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テーマ: Jazz(2004)
カテゴリ: ただの日記
久しぶりの猫麻呂ポイント5つ星なのである。この作品、ピアノ・トリオとしても楽しめるが、一応はフリー・ジャズなのだ。スタンダードを演奏しているものの、全く手垢のついた感じがしない。それに、不思議なことに、音を聴いていると演奏している様子が何となくイメージされるのだ。しかも、底抜けに明るい演奏でもある。

3人のうち、猫麻呂が知っているのはハン・ベニンクだけだった。(あぁ、情けない。)エルンスト・グレルムはバス・ジャケの作品しかしらないし、ミケル・ボルストラップは本当に初めて知ることになった。しかし、このボルストラップが何とも猫麻呂好みのピアノだったりするのだ。ジャズ以外の引き出しからいろんなおもちゃを出してきてくれる。それに、何よりもヨーロパ人ピアニストなのに明るいのが嬉しい。同じオランダ人ピアニストのカーステン・ダールにも同じ雰囲気を感じたが、明るくマニアックにやってくれるタイプが好きなのだ。

オランダ系明るいジャズといえば、ハン・ベニンク大先生だろう。このオジサン、生で見たときは、頭にハチマキして、床から壁からありとあらゆるものを叩いていた。(さすがに客の頭は叩いていなかったが。)極めつけは、スティックを口にくわえて、そのスティックを叩きながら口の形で音を変えるというスゴいテクニックだ。この時は、観客からの驚きと笑いで大変なことになっていた。フリー系なのに強烈なスイング感があって、このオジサンがいるだけで場が和み、何故か音楽の深みが増してしまうのである。何とも不思議なオジサンなのだ。この作品でも、ハン・ベニンクが参加しているだけでボルストラップは相当影響を受けていることだろう。とにかく、全員が面白くなってしまうのだ。あのエリック・ドルフィーも影響を受けただろうか?

猫麻呂ポイント:★★★★★(5.0)


3

1. Round Midnight
2. Huub
3. Erroll
4. Take The A-Train
5. Masquelero

7. Blues on the Corner
8. BBG

Han Bennink(ds), Michiel Borstlap(p), Ernst Glerum(b)
1-6:1997年5月1日、7:2003年5月31日、8:1997年10月17日








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最終更新日  2008年05月31日 18時30分18秒
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