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voctor

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2009.07.09
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柳生博の庭園作法
庭を作ろうと思ったとき、色々考えたのが木と地面を覆うためのグランドカバーだった。
土が見えたままの庭というのは想像ができなかったし、草で覆われているのが何よりも自然
だと思った。園芸屋に行くと様々なグランドカバー(地面を覆う草花のこと)類が売られている。
何故、雑草ではいけないのか、よく意味がわからなかった時に、この本に出会った。
目から鱗というのはこのことで、ぁあ雑草でいいんだとホッとしたのだった。

4月、5月、6月と時は過ぎ、7月である。長野県のこの土地は梅雨まっさかりで
雨がシトシト降り、合間に太陽が照りつけている。木々や雑草達には最高な天気で、
晴れ間のたびに草木が文字通り、ニョキニョキ伸びる。

庭が一気に緑色になっていく。傍から見たらボーボーなんだろうけど、ウチにとっては
最高の緑。とは言っても生やしすぎると具合がよくない。
藪になると毛虫などが大量発生するし、子供が入っていくとあまりよくない。
だから、一定の長さに刈り揃える。

最近、2週に一回は草刈り機でブイーンとやる。
昨日がその日だった。

少々生やしすぎたかなというのが第一印象で、その緑をかき分けながら刈るのは
爽快な気持ちであったのだが、途中から急にナエル。
まるでガリバーのようだった。
緑一面の草の中をかき分けながらブイーンとやるとバッタやら、青蛙やら、
ぴょんぴょんと跳ねながら恐れをなして逃げていくのが見える。

変な気持ちになる。踏んづけて、多分、木っ端微塵にし、あるいは目も眩むような
速さで真っ二つにし。。。ぁぁ、ごめんなさい。
自分の快楽のためにあなた達を排除することにごめんなさい。
雑草と共存?これのどこが共存なんだ!と自分を責めながら、草を刈る、アホだなぁ。

自然を自然のままにしておいては、人間は住めないわけで、

やっぱ、里山かなぁと思う。

ところで、庭の雑草、よく見ると、好きな雑草とそうじゃないのがある。
カタバミなんかかわいいね。でも力芝、多すぎるよ、いらないよ。
いらないのを抜きまくって好きなのだけにしてくっていうのできるかな。
雑草を選んでグランドカバーにしていこうかな。





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Last updated  2009.07.10 00:08:29
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