読書日記blog

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2006.11.16
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カテゴリ: 教養・実用


PHP新書



歴史上の多くの事例から衰亡していく文明のパターンを導き出す。

ローマ帝国末期、大英帝国末期と現代日本を重ね合わせると恐るべき共通点が現れる。モラルの低下、社会意識の衰弱、癒しブーム、大都市での刺激的な生活、パンとサーカスを求める大衆…。これらは、文明の衰退の予兆だという。
今の日本を含めた国が一番恐れるべき衰亡のシナリオは、「内なる原因」による衰退だという。いろいろ思い当たることがある上に、過去の事例を読むと、現代日本は衰退の真っ只中にあるように思えてならない。
亡国論が流行る頃は亡国の恐れは少なく、亡国の危機に瀕しているときには亡国論はあまり出てこないそうだ。直面している危機に、危機意識を持って真剣に対処出来るかどうかが今後の課題となる。危機だと気付いた頃には、破局を迎えていたなんてことにならないようにしたいものだ。

衰亡というテーマは恐ろしいが面白い。今度は、ポール・ケネディーの名著『大国の興亡』を読んで、国の興亡についてもっと学びたいと思う。





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Last updated  2012.04.13 23:30:14
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