ボットクンと愉快な仲間達
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このテーマは簡単なようでいて奥の深いものだと思います。「ボットクンの写真館」なるページを開設しているせいか、友人や先輩から”作品を見てくれ”と言われることが多くなりました。さぁ、困った(笑)その中でも多いのが子供さんの写真・・・しかも一日で撮った数十枚もの作品?です。う~ん、子供ってどんな表情でも可愛いですよね。僕の答えはいつも同じで「いゃ~、いい表情に撮れてて、どれも素敵ですね。」なんです。でも、いいか悪いかといわれても答えようがありませんよね。可愛い子供を写したら可愛く写るのは当然ですから(汗)一方では花のクローズアップ写真を見せられて「どうだ!」と迫られても答えようがありません。本人としてはいかにも写実的に撮せたとか、構図がいいとか、花びらの色合いがいいなどという感想を期待しているんでしょうけど、植物図鑑や観光写真じゃないのですから綺麗なものを綺麗に写して「どう?」って言われても返答に窮してしまいます。 綺麗に写すだけならば性能のいいカメラがいいに決まっていますよね。と、いうより銀塩ならレンズだし、デジカメならCCDの能力差が勝負となるでしょう。しかし、絵画も書も、そして写真も撮影者の感性が重要なポイントとなると僕は考えています。そしてもっと大切なことは僕もそうなんですが、技術的に未熟でも自分の感性(感動する心)を通して、いかに「自分らしさ」を作品に込めることができるかという一点に集約できるのではないでしょうか。ここでは技術の有無よりも自己表現の度合いが大きなウェイトを占めるのだと確信しています。 では、いい写真とは何か。いい写真とは撮影者が自らの満足感の中で決定するもので、他人にとやかく言われるほどの基準値がないということです。皆さん方もそれぞれに想い出の一枚・・・という写真をお持ちだと思いますが、それら殆どの写真そのものに芸術性や技術力を感じますか?写真は表現という役割のほかに記録という重要な使命をも帯びています。万人の心を打つ写真もあれば、人が見向きもしない写真に愛着を捨てきれない写真もあるでしょう。計算され尽くした構図よりも偶然振り向いてシャッターを切った作品の方が味わいのあるケースも多々あります。 上手な写真を目指すのもいいのですが、僕としては是非、「あなたらしい写真」「あなたにしか撮せない写真」を写して欲しいと思うのです。稚拙な技術について頭で考えるよりも、自分がいいと感じたらできるだけ計算を排して感覚的にシャッターを切ってみてください。そこにはあなた自身の優しさが写っているかも知れませんよ。
2005.07.04
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