『 予告犯 』(よこくはん)は、 筒井哲也 による 日本 の 漫画 。『 ジャンプ改 』( 集英社 )にて、 2011年 から 2013年 9号まで連載された。単行本は全3巻(同社、 ヤングジャンプコミックス改 )。
2015年 6月6日 に 生田斗真 主演 の映画化作品が公開された。翌 6月7日 からは 東山紀之 主演でオリジナルストーリーの テレビドラマ も放送されている( WOWOW 、全5回) [1] 。
警視庁 のネット犯罪の対策部署として設立されたサイバー犯罪対策課。ある日、動画サイトYOURTUBEに、新聞紙を頭に被った男が、某食品加工会社に放火の予告をしている動画が発見される。その後も幾度となく犯罪予告を繰り返す男。警視庁はこの男を“新聞男”と名付ける。サイバー犯罪対策課は新聞男は複数犯であると睨み、新聞男らの正体や動機を探るべく本腰を入れて調査を始めるようになる。
ネット上では通称“シンブンシ”と呼ばれることの多い新聞男。彼らは主に ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS)上で失言をして 炎上 騒ぎを起こした者に対して、犯罪予告をしてその後制裁を行っている。制裁の方法もターゲットを監禁拉致して重傷を負わせる、精神的苦痛を与える、または世間での評判を失墜させるようなケースまで様々である。また、シンブンシ一味の真似をして駅前での殺害予告を実行しようとする者が現れるなど、社会現象を巻き起こすまでなった。ネット上のユーザー投票でも徐々に支持が不支持を上回るようになり、シンブンシは カリスマ 的ともいえる人気を博していく。