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2012.02.21
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寝る間も惜しんで読んだ本です。映画が公開される前に読み終わらなくては、くらいの気持ちで読み始めたのですが、どんどん引き込まれて止められなくなってしまいました。


そんなに昔の事ではない、私の記憶にははっきり残っているケネディ大統領の暗殺のあった年、公民権運動が盛んだった時代、でもまだまだ南部ではsegregationが当たり前だった時代の話です。場所も最も黒人差別が激しかったミシシッピーです。

「以下、ネタバレあり注意」

大学を卒業して実家に戻って来たスキーターに母親はうるさく結婚を勧める。自分は作家志望で出版社で働きたい、でもいくつもの出版社に履歴書を送ってもなかなか仕事は見つからない。やっと見つかった仕事がコミュニティー紙の家事の悩み相談コーナー。でも自分は全く家事をした事がない。すべて黒人の家政婦がやってくれて、自分を育ててくれたのも家政婦でした。

家政婦のことはmaidではなく、この小説の中ではhelpと言っています。その記事を書くために友人エリザベスのHelpであるエイブリーンに相談します。それがきっかけで、Helpの人たちは白人のために働く事をどう思っているのかインタビューをして本を書く事を思い立ちます。

これがどんなに危険を伴う物だったのか、徐々に分かってきますが、初めは拒否していたHelpたちも協力する様になって生きます。キング牧師の公民権運動が徐々に大きなうねりとなって行った事や、白人による黒人指導者の暗殺などがHelpたちを動かして行きます。

とても深刻な内容ですが、ユーモアいっぱい、笑う場面満載です。映画の紹介がコメディー映画として紹介されていたくらいです。

映画の予告編のYutueもどうぞ。 The Help






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Last updated  2012.02.22 00:17:55
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