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2009年10月09日
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カテゴリ: 芸術活動について
さて、前回の書き込みについて、お便りのコメント続きです☆





>ですが、練習や勉強の停滞など上達が見られない時どうしても投げ出したくなる
気持ちにかられたり、現実逃避してしまいたい気持ちにかられます。





 これについて、以下のように書いた内容に付け足しますね☆




 「そして、「上達が見られない」と思っても焦らずに、淡々と努力を続けてみてください。

 努力自体を楽しんで、結果を求めないでいれば、気にせずに続けられることです。

努力と交換で、何かの結果を得たいという気持ちがあると焦るので良くないです。







 これについて詳しく書き足してみます。

 「上達が見られない」と思うと焦るのは、そこに「損得勘定」が入ってきているからでしょう。

 「これだけのお金と努力をかけるのだから、その先には”上達”という成果と、できればそれが仕事につながるようなリターンが欲しい」
という考えがもたげてくると、焦るだろうなと想像します。



 例えば、特に芸術の分野のようにゴールも出口も無いものをやる場合は、こういう「損得勘定」のような「現金な」ことは何も考えない方が良いです。


 そういう結果を求める「交換条件」は、何か自分の才能を努力で伸ばして上達させるには、持たないほうが良いのです。




 才能を伸ばして上達させることは、商売とか経済活動とは別だと考えたほうが良いと思います。




 結果が欲しいのであれば、そういう芸術のようなゴールの無い世界に足を踏み入れるのではなくて、結果がいつも数字で出る商売とか見て分かりやすい分野ならストレスにならないと思いますよ。







「好きこそものの上手なれ」 という言葉の通りその取り組んでいる分野が好きであれば、寝食を忘れてついつい努力し続けてしまうし、それが上達しようがしてまいが関係なく、損得勘定も上達というゴールも関係なく、ただただ楽しんでいるものです。


 そして、好きなことは、努力を辞めようと思っても辞められないものなのですよ。



 好きだからやってしまうのです。楽しいからです。3度の食事よりも好きなことなら、やり続けるものです。

 好きなこと=楽しい=快楽、だからだと思います。








 上達するしない関係なく、人に何か言われてもついやり続けることを辞められないものこそ、その人に才能がある分野です。



 そこまで好きなら、 悩んでいる暇がなく 、ずうっとやり続けるものなので、停滞ということは無いはずなのです。




 私の場合は、 何か練習に取り組む時に、上達という結果が出なくてもいいからそんなことは関係なく全部やってきました。
 それで、長年、幼少時から続けてきた結果、土台の上に1つ1つのブロックを積み上げてきて、上達してきたのだなと分かります。



 全て、損得勘定なしでやってきたので、それがいつも気持ちがリラックスしてその努力そのものを楽しみ続けることができた原因だと思います。



 「これを上達させて、成果をだして、仕事にしよう」などは一切考えたことがありません。



 でも結果的に上達して仕事にしているということは、なんだか不思議ですけれど、才能を伸ばして上達させるということの 秘けつは「努力を楽しんで、損得勘定を入れないで上達してもしなくても関係なく努力を続けること」 だと思います。



 そして、私自身が いつも気持ちが平安で落ち着いていてリラックスしていなければ、才能というものは伸びてこないので 、この仕組みを私は本能で分かっていたみたいです。



 焦らず、何も気にせず、リラックスしているほうが、努力がそのまま出て上達するのですよ。




 一番大事なのは、落ち着いてリラックスし続けることです。毎日。




 そして才能の伸びる速さは人によってそれぞれ違いますし、伸びる時は何段階かあって、その壁を一つ一つ越えていかなければならないので、スルスル行く時とすごく大変な時と両方が訪れます。


 壁を越えるのが大変な時でも、あきらめずにリラックスしながら、ただ努力を楽しむように頭を切り替えて、淡々と辞めずに毎日少しずつ続けることです。



 この努力は 最低5~6年間は毎日1日4時間以上続けて 積み上げなければ、才能は自分の極限までには伸びてきません。
 だから1つの分野で1日4時間を毎日として、2つの分野だと8時間、3つの分野だと12時間になりますよね。
 それを一度にやろうとすると無茶があります~。




 あと、結果的に私はいくつかの分野で才能を伸ばすことができて同時にプロとして長年仕事をしてご飯を食べてきていますが、それは振り返るとそういう結果になっただけなのです。

 そうしようと思ってしてきたことではなくて、好きで辞められなかったから楽しんで努力を続けているうちに上達していたというだけなのです。


 それは長くかかる道のりなので並大抵の精神力では持たないということを肝に命じて覚悟しなければならないです。


 私の場合はそれぞれ1つ1つの分野が、全て10年という単位ではないですから。もっと長期に渡っています。  幼少時からのスタート ということが大きな要因です。




 そしてどの分野1つとっても、その道一筋で幼少時から命をかけている「男性の」プロフェッショナルが日本だけでなく世界にたくさんいるのですから、その道をやっていくという厳しさを決して忘れてはならないです。

 その道の才能を伸ばして上達させてプロとして仕事にするレベルというのは、厳しいものなのです。命をかけてやっている人々が、どの分野にもいるわけですよ。世界中に。


 そしてプロに対してお客さんたちは実際にお金を払うわけなので、提供する側は上達して極めておくことが礼儀で、そうでなければお客さんに失礼なので、それは当たり前の心がけなのです。



 どれかの分野を練習して努力してプロになろうということは、その分野には他にもたくさんのプロがしのぎを削っているという現実の厳しさがあるため、上達させるゴールのレベルをその分野の世界水準にするなら、1つの分野だけをするとしても本当に大変な努力が必要です。



 それをいくつも、3つも4つも最初から目指そうとすることは、下手をするとどれもが中途半端なレベルまでしか上達できなくて趣味レベルにとどまる可能性が高くなることだと覚悟が要ります。1つだけでも大変なのですから。大の男が命をかけているのですから。



 だからこそ、そういう厳しいものなので、焦らず、損得勘定抜きで、結果を求めないで、ただ淡々と努力を楽しむ姿勢でなければ、余計に焦ってきて挫折してしまいます。




 私はこういうプロのその道の厳しさと努力の量とレベルを良く分かっているので、自分の軸は「美術全般」と捉えて、音楽活動では作曲とプロデュースに徹して自分はオルガンには手を出さないようにして、世界水準のウィル・ブールウェアにオルガン演奏をお願いしたわけです。私の代わりに。

 自分がオルガンを弾けるからといってさらに練習して上達させて自分が弾いて録音するよりも、その方がいいなと思うからです。私が自分で弾くつもりはないです。世界水準のプロの厳しさを良く分かっているからです。




 私のバンドメンバーの方たちは、今でも常に1日5~6時間以上は練習しますから。生演奏や踊り(ダンサー)はそれで普通なのです。
 ドラマーでもですよ。ドラムスの練習を5時間以上続けたらどれだけ身体が大変か! 女性にはそんな大変な練習量は無理ですよ~。ヒザが壊れますし血尿が出ます。


 ・・・私はコンガやボンゴの音も好きなので、ちょっとたたき方を教わりましたが、「女性はこの楽器はやったらだめだよ。俺らでも練習で血尿が出るから」と言われましたよ!!!

 ビックリでしょう? 女性はやったら子宮が壊れるのですって。音が身体に響くから。



 私はそういう世界水準のプロの人々に接して、「音楽の演奏までは私自身は手を出さないようにしよう、作曲とプロデュースだけにしておこう、もし私が練習してオルガンを上達させるエネルギーがあるならその分で私はジュエリーと美術をやる」とつくづく悟ったわけです。




 ジャズの世界水準の人達だけをとって見ても、それだけの厳しい努力が延々と、人生ずっと続くのですよ。(ジャズは男の才能の戦いの世界です。)




 だからこそ、何事でも生半可にやるのなら最初からやらないほうがいいですし、彼らのような上達のゴールを目指そうとすると焦るはずです。

 まず1つを選んで努力を続けることだけでも大変なので、う~ん、何とも言えません。。。




 ・・・難しいことですよね。上達したいという焦るお気持ちはよく分かりますが、焦るほど上達が遠のいていくものみたいです。



 なんとか焦る気持ちをなくして、落ち着いてリラックスして、淡々としていることが一番大事です。



 そしてやり始めて、  世界でどの分野でも男達が才能のしのぎを削って戦っているという現実 を知れば、だんだん自分で色々なことを気が済むまでやってみるうちに分かってきて、続けるべきものを自然に選んでいることでしょう。





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最終更新日  2009年10月10日 08時51分06秒
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