2004年01月04日
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名著「これから日本市場で何が起こるか」の続編。前書も素晴らしい(私にとってはバイブルに近い本となっている)けれど、この本もビジネスマンに対しては無条件にお勧めする良著。

常識が古くなる時代になってきている。必要なのは「新しい常識」ではなく「次の常識」。

そして知識社会では逆説的に知識が価値を失う。技術革新と社会改革ですぐ陳腐化するから。そして情報革命とネット革命で知識をだれもが入手できるようになるから。
だからこそ専門的な知識だけてば活躍できなくなる。必要なのは専門的な「知恵」。弁護士ならば六法の知識ではなく、「傾聴力」「調査力」「分析力」「交渉力」「説得力」といった「知恵」。それがなくしてナレッジワーカーとはいえない。

「知恵」に加えて「自立」と「個性」により、知的プロフェッショナルという「余人に代えがたい」人材となりうる。

必要なのは「職場」。知識はどこでも身につくが、「知恵」は職場で体得しなくては身に付かない。「職場」が最高の「学びの場」になる。そしてそこで求めるのは「豊かな体験」でなく「深い体験」であり「師匠」が必要な時代が到来している。

仕事の報酬は三つ。職業人としての「能力」。作品としての「仕事」。人間としての「成長」。

情報に三つのレベル。データ。ナレッジ。ノウハウ。付加価値のあるなしで意味が全く変わってくる。自分が扱っているのはどのレベルなのか。

「情報囲い込み」の文化を「情報ボランティア」の文化に変革した企業が伸びる。それには「共感の場」を作り出すこと。



「住み心地のいい住宅に住みたいという生態系ならば、不動産・住宅ローン・家具・電化製品・保険・セキュリティ・介護・子供の塾までまとめて一つの生態系。」

古い中間業者からニューミドルマンへ。企業や供給者を向くのか、消費者や顧客を向くのか。販売代理から購買代理へ。
そこで必要な「三つのワン・サービス」。ワンテーブル。ワンストップ。ワンツーワン。そしてニューミドルマンはコンシェルジェへ。企業中心市場から顧客中心市場へ。
購買代理は更に生活支援、生活提案へと進化する。
「顧客の潜在ニーズ」は「予測」するものではなく「創造」するものへとかわっていく。

事業の本質は「組織」でなく「運動」になる。ドッグイヤーにおいては事業そのものを環境に適合させざるを得ない。事業体というよりも運動体となる。

☆☆☆☆☆
2003.7.17. 初版発行 1600円
ISBN4-492-50112-6 C3034





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最終更新日  2004年01月04日 11時12分42秒
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