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日本でアマゾンが始まった前後のその舞台裏を中にいた人が描いた本。面白い。私はずっと紀伊国屋のネット書店を使っていたが、最近はアマゾン。在庫が少なそうな本だとアマゾンでは納期がかかるので紀伊国屋を使う。(楽天ブックスさんごめんなさい)この両者は異質だと思える。紀伊国屋は本屋さん。買うと決めた必要な本を会に行く本屋さん。アマゾンはコミュニティ。なんとなく遊びに行っていい本が偶然にみつかる場所。そんなふうに思っていた。この本を読んでみて、そのように意識して、そのようなサイト作りをしていることに納得させられた。紀伊国屋は本屋さんが始めたウェッブ。アマゾンは逆なのだろう。厖大なソフトウエアが本屋を始めた。新しいビジネスを始めるにはそのシステムや考え方がとても面白い。日本では仕様書からスタートするが、アマゾンはとりあえずやってみるようだ。☆☆☆☆
2005年02月03日
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どう考えても、映画よりは原作のほうが面白そう。映画を見るのをやめて、本を買った。今年の年末は大いにヒマ。仕事もせずに久しぶりに長編小説を読む。すでに誰もいなくなったオフィスで、お歳暮でいただいたビール片手に、読む小説。いいものです。☆☆☆☆
2004年12月28日
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本としての内容は薄い。そもそもこの本には「7日間で本を書く方法」という節があり、7日間で書かれた本らしい。ビジネスツールとしての出版なのだから、内容は多少薄くとも、読者を別のステージに引き上げることが目標なのだろうから、読者としてはその点を納得せざるをえない。この本は有料情報を販売するための有料パンフレット。もっとも著者が実際に行っているインターネットビジネスについて書かれている。マーケティング的な発想としては相応の考え方に納得するところがありまた参考になり、本代ぐらいは回収できた。著者のサイトをみて、どのようなビジネスを行っているのかをみてから読むといいかもしれない。☆☆☆1575円ISBN: 4893468448 ; (2004/04/02)
2004年04月14日
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超保険解体新書 超保険研究会編 績文堂マイナーな本。なにせ、東京海上の保険商品「超保険」をどのように使うのか、という極めてニッチな世界の本だから。この本の立派なのは東京海上にこびるのではなく、かってに組み立てていること。読んだけれども、あんまり実務に関係ないし、よく分からない。しかし、東京海上は頭がいいことはよく分かる。くろうして商品開発したようだ。ただ頭がいいのと、ビジネスが上手というのはちがうこと。こんな難しい保険を誰が使いこなすのだろう。☆☆☆2004.3.25. 初版発行 2200円ISBN4-88116-183-0 C2034
2004年04月10日
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著者の南伸坊はそもそも強烈な個性的な顔をしている。その南伸坊がメイクにより時代の人になりきって写真をとる。そして本人になりきって文章を書く。本人よりも本人らしい写真と、本人よりも本人らしい文章。抱腹絶倒。南伸坊がベッカムになれるはずないだろう…というのは世の常識。世の中は常識ではわたれないことを感じた。見事なベッカムである。次の人々になりきっています。金正日/カルロス・ゴーン/養老孟司/椎名誠/鳥越俊太郎/安藤忠雄/キアヌ・リーブス/村上龍/清原和博/日野原重明/田岡俊次/瀬戸内寂聴/市川新之助/マイケル・ジャクソン/綾小路きみまろ/デイビッド・ベッカム/阿部晋三/ボブ・サップ/田中耕一/みのもんた/松井秀樹/竹中平蔵/Gackt/ドン小西/窪塚洋介/タマちゃん/猪瀬直樹/吉田拓郎/福田康夫/辻仁成/山崎拓/中山雅史/秋田豊/星野仙一/土井たか子/和泉節子/大神源太/アニータ/鈴木宗男/石井一久/小澤征爾/寺原隼人/えなりかずき/原辰徳/若松勉/手嶋龍一/宮崎駿/五木寛之/嵐山光三郎/舛添要一/田嶋陽子/大橋巨泉/宍戸錠/ジョージ・ブッシュ/塩川正十郎/井上陽水/田中真紀子/小泉純一郎/梅宮アンナ/矢沢永吉/新庄剛志/引田天功/イチロー/扇千景/デヴィ夫人/加藤紘一/アラファト/田中康夫/中村江里子/叶美香/森喜朗 ☆☆☆☆☆2003.11.20. 初版発行 838円ISBN4-8387-13926-4
2004年04月08日
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コロンブスは新大陸の地図を携えて新大陸を向かった。そしてコロンブスが新大陸を発見したときにはその新大陸にはすでに入植者がいた。マゼランはマゼラン海峡の地図を頼りにマゼラン海峡を越えた。南極大陸は最初のヨーロッパ人が訪れる4世紀前に探査されていた。その昔テレビの「川口浩探検隊」が有名だった。秘境を旅し、謎の生物や異常現象などを探るこの番組は一大ブーム。ただし緊張して進む探検隊をその前からテレビカメラが映している。一番最初に探検したのはすカメラさんなのかそれとも隊長なのか!?1421年には明の永楽帝による鄭和の大艦隊が、世界中を探検して旅をして、地図をつくった。その中に日本人もいたかもしれない。そして世界各地に入植していた。コロンブスたちはこの地図をもって、ずっと後から旅をしただけ…。なんとも、夢の大きな話。中国生まれのイギリス人の潜水艦船長が、過去の歴史を掘り起こしている。中国の大船団のことを考えると心が大きくなる。途中冗長になるが夢大きく面白い。☆☆☆☆2003.12.20. 初版発行 1800円ISBN4-7897-2166-3 C0097
2004年04月06日
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昨年発売の良著「美しい日本の掲示板」を意識してつけたタイトルだろうし、2ちゃんねるについて語りながら、日本の今を問う姿勢は同じ。2003年08月25日 美しい日本の掲示板 鈴木淳史著 洋泉社 「折り鶴オフ」。昨年広島の平和祈念公園で折鶴14万羽が焼かれた。大学生がむしゃくしゃすると火をつけた。これに対して2ちゃんねるで折鶴を広島記念公園にとどけるという大規模なオフ。いつもは過激で差別的てアナーキーともいえる2ちゃんねるでそれが進んだ。合言葉は「しない善よりする偽善」。その流れをかたっている第二章は感動的ですらある。ネット上で匿名でしか知らない日本中の人たちが力をあわせて鶴を折り、協力し合って広島に届ける。最後の広島での大騒ぎになるという出来事に大きな問題は残ったのであるけれど、それは小さな事件。そしてその事件に対してのにちゃんねる上での様々な議論。多様な価値観がもたらされる2ちゃんねる。この本ではその議論を「反戦」への考えにつなげようとする。このあたりから無理がでてくる。憲法9条の是非について、それは当然に是という議論で2ちゃんねるを語ってしまう。殺伐とした2ちゃんねる、殺伐とした日本。その中でも「しない善よりする偽善」なんていいながら、いいことする奴らもたくさんいる。☆☆☆2003.12.10. 初版発行 740円ISBN4-12-150114-4 C1236
2004年02月02日
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こんな本があるんだね。四季報でなく二季報。中国株についての会社四季報。何で二季なのかはわからないけれど。前50ページぐらいに中国株式の一般的な説明があり、そのあと400ページほどに中国の個別企業をチャートをのせて四季報同様に紹介している。中国株式市場について知識がないから、一般説明は興味深いし、個別企業もぺらぺらめくってみていると面白い。中国はどうなるのだろう。昨年・一昨年と続けて見に行っている。あのパワーは凄いし、日本と違い人口増が急。昨年は北京の新築分譲マンションをいくつも見た。施工はレベルは低いから心配だけれども、どれも大規模で、よく売れている。思わず買わされそうになってしまった。すでに日本人でも中国でローンがつくらしい。2008年の北京オリンピックまでは問題ないし、その後の上海万博を過ぎてからが真価が問われるのだろう。ただ、今は「元」での資産は魅力がある。☆☆☆2004.1.10. 初版発行 3000円ISBN4-434-03962-8 C2033
2004年02月01日
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「才能はあるのにコネがないと嘆くアナタのために…」という副題。まずは「何はなくとも上京せよ」。どこに住むかでライターの仕事は変わる。ライターになるための流れを、形から解説してくれる。どこに住むのか、どんな名刺をつくるのか、編集者とはどう付き合うのか。企画のまとめ方、自己主張の仕方、経費はどこまで請求できるのか。出版業界ばかりでなく、どの業界人になるためにも面白いよ。お勧め。宣伝会議への連載を一冊にまとめた本らしく、さすがきらきらと光っている。ライターさんの原稿料の実態とか、仕事の現場でのつらさ悲しさを、笑い飛ばしている。☆☆☆☆☆2004.2.1. 初版発行 1680円ISBN4-88335-101-7 C0036
2004年01月31日
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スタッフ10人の編集プロダクション。取引先の信用組合が破綻したことで、その会社が破綻に向かう。第二会社を作って営業譲渡も考えるが、時間がない。弁護士に相談して民事再生に進もうとするが、事業そのものが破綻寸前。民事再生から破産に切り替える。最後の売上で従業員に給料を払い、弁護士に金を払い預け、破産申請の当日を迎える。この前後10日間での債権者や得意先との交渉、どこに泊まって何を食べたのか。まさに詳細な日記として書かれている。弁護氏名や取引先名すべて実名。私が知っている人の名前まで出てきて驚く。当事者なるがゆえの迫力があり、一気に読んでしまった。融通手形、バブル期の銀行の貸し込み、高利の市中金融、その連帯保証、景気悪化売上激減、リストラ従業員の解雇、保証協会の大盤振る舞い安定化資金。ここ20年に及ぶ企業経営の実態を克明に記している。経営の現場がここにある。このような場面で難しいのは撤退の時期の見定め。余力があるときにギブアップしないといけない。☆☆☆☆☆2003.12.24. 初版発行 1400円ISBN4-7942-1271-2 C0034
2004年01月30日
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イタリアのベストセラー作家が「生きること」について語る。「一握りの人生の塩をポケットに入れて街に出よう。」塩…にはキリスト教の意味合いもあり、人生への味付けということでもあるらしい。ロウソクの光の下ですべての電気製品をオフにしよう。…パソコンとケータイをオフにする。人生はディスプレーにあるものではない。死者と話すことは不可能だと言いはる人へ。…それは、愛する人の最後の息の直後に始まります。絶え間ない会話。祈りの力を信じない人へ。祈りをささげる心の豊かさは誰もかれも同じです。世界の飢餓を忘れてしまっている人へ人間の心はたしかに砂漠よりも大きくて、砂丘の向こうにはいつもオアシスが隠れています。道端にいる絵描きに気づかない人へ子供の頃、私たちが描いたあの虹を捨ててしまっていませんか。あなたの心の中の画家はあなたの来訪をずっと待っています。☆☆☆☆2003.10.30. 初版発行 1400円ISBN4-478-733245-0 C0012
2004年01月29日
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小朝師匠は若い若いと思っていたけれど、もうすぐ50歳なんだ。え?昇太も45になっている。昔はよく寄席にいったけれど、最近はいっていない。そのせいなのか、私のイメージの中では二人とも年をとっていない。小朝師匠をはじめ、鶴瓶・こぶ平・昇太・志の輔・花録といった中堅どころの落語家のフォトインタビュー集。高座での真剣な勝負中の写真が楽しい。笑わせるためのプロ。鶴瓶だって、まさに本業の仕事中の一瞬は研ぎ澄まされている。それぞれの本音がきけて面白い。こぶ平がもらす、父親三平への思い。こぶ平はいよいよ正蔵を名乗る。落語に対するひとりひとりが違う思いをもっており、それぞれの世界観がある。志の輔の客三人の時の対応、客が誰もいなかったときの感じ方…そんな時がアマチュアからプロへ転換するポイントになっていく。☆☆☆2004.2.5. 初版発行 1800円ISBN4-7648-2004-8 C0076
2004年01月28日
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来年には公的債務は1000兆円になる。GDPの二倍。馬鹿な政治家に任せれば、超徴税と超インフレしか出口はない。金利は上がっても、「インフレに追いつく金利なし」。いずれ国債は紙くずになる。著者は円安論者。アメリカの選挙期間だけはいま円高水準、でもいずれ円安になるといっている。著者のお勧めはなずは香港に出向いて、銀行口座をつくること。そこえ日本から円送金をすることだという。それができなくても国内銀行であってもドルに変えろ、という。今大切なのは「円思考」を「ドル思考」に変えることだという。つねにドルベースものの価格を考えれば、為替動向に一喜一憂せずにすむ。円だけにこだわっていたら、やっていけないだろう。日本にネット証券会社ができる前に、私はアメリカのEトレード証券に口座を開いて、シティバンクから送金したことがある。もう五年も経つかな。まあ勉強のつもりだから大した金額ではない。ちゃんと口座は作れた。でも英語が分からない。だからいろいろやったけど取引できずに、ドルのMMFで眠ったまま。そのうちにパソコン入れ替えたらIDとpassが分からなくなって、ログインできなくなった。それでも郵便物がアメリカから時折届いていた。しかし私は引っ越した。郵便の転送期間は過ぎその郵便も届かなくなった。ネット上からの引越し通知の出し方も分からない。…資産疎開は大変だよ。すでに東京の不動産は値上がりし、株は値上がり。資産インフレが始まっているように思える。さあドル預金でもしようか。☆☆☆2004.1.15. 初版発行 1400円ISBN4-408-10574-0 C0033
2004年01月27日
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世の中は魅力的な謎に満ちている。…あなたは答えのないクイズだ…あなたのことを「奇跡」と呼んでいい?なぁ、お月様。オレの人生まんざらでもないよな?捨てたもんじゃないよな?なぁ、そう思わないか。素敵な人なのか素敵なお月様なのか。幻想的に今の暮らしを暖かく肯定してくれる、大人のメルヘン。ホットする文章と絵がたくさんあるよ。☆☆☆☆2003.11.7. 初版発行 1500円ISBN4-478-95048-2 C0072
2004年01月26日
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「駿台学園」あの駿台予備校の理事長が書いた、駿台学園物語。「偏差値」を導入したのはこの駿台予備校だという。昭和41年。当時は誰もが東大・東工大・一橋を目指していて、何年も浪人をして無理がたたり倒れる予備校生が続出したという。「このままでは大学にはいっても燃え尽きてしまう。有為の人材がそうなるのは国家的損失だ」。浪人生に本人の能力を知らせる基準を創った・・・それが偏差値だという。偏差値は功罪について問われているが、なるほど、そういう考え方もあるのだろう。偏差値がなくなったら困るのも事実だろう。別のある本で、ある自治体での教育費は小学生一人あたり年間100万円だということを読んだ。せいぜい学校に行くのは200日。一日5000円。一クラス40人も詰め込まれ、5000円に見合うような教育を受けているのだろうか。この著者の駿台予備校のように補助もなく払った金額と成果や満足とが比べられる世界もある。ある大企業。東大や京大や一橋…名だたる有名大学の卒業生が数を競っていた。ただし、一番人数が多かったのは、駿台予備校だった。みん駿台予備校を経てから東大や京大や一橋へ入学したのだから。この本の前半は「学園」をどうやって育てていったかを、臨場感をもって楽しく興味深く読ませてくれる。でも後半は自慢話と宣伝になってきて、興味がうせる。☆☆☆2003.12.25. 初版発行 1500円ISBN4-87932-037-4 C0030
2004年01月25日
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著者は過去10年間法人税の調査部門にいたという。そのキャリアを楽しく聞かせてくれる。なかなか楽しく読めるし役に立つかもしれないね。ばれにくい脱税の仕方、なんていう解説もされている。税務署にもノルマがある。調査件数と増差税額増差所得。税額還付などでたらマイナス。税務調査でなにもない…申告是認が三度も続くと「税金泥棒」と罵倒され、退職か死を考えるとか…。税務署は市民の目にびくびく。不祥事に関しては民間以上に厳しい。飲酒運転でクビ、サラ金から借金したらクビ。税務署員は外部との付き合いが制限されるから、みんな酒飲み。糖尿肝臓障害ばかりだとか。「マルサは優秀な人材を確保している」からマルサ(査察部門)は転勤がないのではなく「マルサを一度経験すると過激な人間になってしまうので、ほかの仕事ができなくなる」という説があるとか。☆☆☆☆2004.1.22. 初版発行 1500円ISBN4-87177-227-6 C0034
2004年01月24日
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居酒屋に勤める若者が貯金して独立して、店舗を売却したり、別会社を作ったり、さいごはIPO、公開すると言う物語。説得力ないな。でもこの本は大学その他のテキストとしてつくられた本らしい。まあ物語を期待しないで、テーマの提供を中心に考えたテキストと考えたらこういったものなのだろうか。ただ、私の好きな映画「ウオール街」について結構書いているから、まういいか。☆☆☆2003.12.10. 初版発行 1500円ISBN4-535-55225-8 C3033
2004年01月23日
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ネットの検索エンジン対策とユーザビリティについて説明。検索エンジン対策の本はいくつかよんでいるけれども、最近の本は現実的、逆に言えば思い切った提案ができなくなってきているように感じる。無理なことをすればgoogleがスパムとして認識してしまう。検索エンジン対策を読んでいるとなにかむなしさをかんじてしまう。ビジネスとしては必要なことなのだろうが、本質と違うところになんでこなん気にしないといけないのだろうか。googleが少し考え方を変えたならば、すべて水泡。そもそもgoogleがいつまで主役か分からない。ちょっとまえまではgooだったじゃないか。後半のユーザビリティの部分に気をつかわないといけないのだろう。☆☆☆2003.11.7. 初版発行 1600円ISBN4-86122-013-0 C2004
2004年01月22日
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「伊勢丹」のカリスマバイヤーから経営再建中の「福助」の社長。あちこちのマスコミに露出する戦略をしている著者の自分に対する計画。いいたいことを言っていて面白い。世の中混沌としていて不安ばかり。だからこそ「私はワクワクしている。」「チャンスが訪れる」自分を作り上げる時代がやってきた。野心はあっていい。自分の金に対する野心ではなく「この業界をこの社会を」といったきれいな野心。軸とすべきは「自分の信念に基づき、誰かのためになるような行動をとること」「変わらぬ思いに変わりゆく物語」・・・・なかなかいいフレーズだね。これが進化のイメージという。☆☆☆2004.1.15. 初版発行 1300円ISBN4-7573-0208-8 C0030
2004年01月21日
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なんと「酒」の広告はいいのだけれども、「ビール」をキーワードにする広告は駄目なのだとか。googleの創業者の意向とのこと。アメリカ人は理解できないね。「タバコ」も駄目なのかね。ネット時代になって、一般人が気楽に広告を出せるようになっている。その筆頭がgoogleのアドワーズ。ワンクリック七円から。私もわずかだけれども一日1000円ぐらい払っている。なにしろこのアドワーズは奥が深い。マーケティング材料として、何の語句に一般は興味をもっているかという、も使える。そんなアドワーズが本になった。そんな時代なのだろう。多くのウェッブサイト、ビジネス感覚のあるウェッブサイトを取材している。それも1年近くの間をおいて「その後どうなったか」を取材している。なかなか奥行きが深い本となっている。実務のアドバイスも秀逸。ただアドワーズに興味のない人にはまったく意味のない本だろうけれど。残念なのが、新しく始まったアドセンスについて詳しく触れていないこと。これはきっと流行るよ。☆☆☆☆2004.1.1. 初版発行 1500円ISBN4-8443-1875-6 C3055
2004年01月20日
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村野氏は作家120人の自宅を見て廻ったという。鎌倉や成城他にまとまっていて、千葉県には2-3人しかしないのだとか。下町の味方のはずが豪華マンションだったり、その他なかなかも面白い。夢を持つなタスク(課題)をもて。背伸びをせずに…日本人はラテンになるべし。上昇志向の人はタスクに向かい、そうでない人はラテンに向かい、そして日本は二極化へ、という現実肯定。お金にしばられず「ラテン」型で生きるための七か条・なにごとにも大きな差がつく時代と心得よ・市場主義に飲み込まれないで生きよう・生き方としてはビンボーの方がかっこいい・お金持ちは少しも偉くないと考えよ・おやじであることに自信をもつべし・「いい加減」さを大事にせよ・150万円を作って田舎暮らしをはじめよう☆☆☆2004.1.13. 初版発行 1100円ISBN4-569-63231-9 C0095
2004年01月19日
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メルマガ人気はヒートアップして、いま一段落なのだろうか。読者数を集めるのがまさにテクニックになっている。一気に一万人の読者を稼ぐのが、今の標準らしい。たしかに世の中で終身雇用が終わり、一人一人の実力で生きていく時代、武器はケータイの電話番号と読者を持ち続けられるメルマガが個人としての営業ツール。会社を辞めても個人についてくる。著者が気づいているかどうかわからないが、そんな時代背景でメルマガ人気があったのだろう。でも山ほどのメルマガが発行されていて、質の高いものは少ない。だからこそこの本に紹介されたようなメルマガが人気になる。メルマガを実際に精読される割合はどのくらいなのだろう。メルマガ広告の効果はここ一年で激減しているようだ。それは人を集めることが目的となってしまい内容がおろそかになってきているように思える。昨年ウイークリーまぐまぐの広告を使ったことがある。200万数十万人に対してのヘッタ広告35字×5行で定価50万円。一瞬で大金が消えていった。その他の有力メルマガにいくつもヘッタ広告をだしたけれども、ワンクリックをとるのに1000円、というところ。いい勉強に終わった。一年前とは様変わりと聞いた。このサイトのメルマガはずっと100人前後。増えもしないし減りもしない。読者の皆様、ありがとうございます。ちなみに本業メルマガはまぐまぐ殿堂入りしているんです。この著者の前書も同様なのだけれども、なんとも物足りない。それでも金森さんとか日野さんといったすごいビジネス展開の人にインタビューしているのだから、このメルマガがつくる世界の将来像まで踏み込んでほしいのだけれども。☆☆☆2003.12.31. 初版発行 1575円ISBN4-7569-0700-8 C2034
2004年01月18日
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ITコーディネーターの視点による、業務改革についての指南書。ITというとどうしても、テクニック的に捉えられている。その見かたは間違えなのだろう。大きな経営的な、戦略的な、戦術的な、方向を決めたなら、その実行を形にするのが、現在ではITなのだろう。場合によってはまずITの発想があって、それが戦略に引き出すこともあるだろう。かつての戦略考とは大きく変わっている。あらためてその戦略発想とITとのつながり方を考えさせてもらった。ただし、おもしろいは面白いのだけれども、読書の対象とする本ではなく、必要な立場の人がじっくりと読む本なのだろう。☆☆☆2003.12.15. 初版発行 1600円ISBN4-532-31108-X C3034
2004年01月17日
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「私がしゃべったら、死人がでる。」で有名、日本道路公団元総裁藤井氏の経歴とインタビューわまとめている。四国に三本も橋をかけたのはアホな政治の責任。それを官僚にかぶせるのは官僚が可哀想。でもそんな政治が藤井氏のような官僚を作ったのだろう。先日東京湾アクアラインを走ったけれど、がらがら。こんな採算度外視の赤字垂れ流しをなんとも思わない藤井氏のような官僚を作り上げたのもまた政治なのだろう。挙句の果て、政治は、まだまだ道路をつくるつもりらしい。国敗れて道路あり、といわれるのにあと何年かかるのだろう。一時は私もマスコミ報道をみて悪人藤井氏、とも思ったけれど、かれは彼なりに信念にしたがっだけなのかもしれない。日本の不幸は藤井氏のような有能な才覚を日本のために生かす能力をもたない政治なのだろう。この本をよんで見方が変わってきた。巻末に三時間分のインタビューがすべてまとめられているが、なかなか読み応えがある。日本変わりかけているのだろう、捨てたもんじゃない、と思えるのが、藤井氏のふるさと都城市。道路をどんどん減らしている。☆☆☆2003.12.12. 初版発行 1400円ISBN4-8222-0153-8 C2034
2004年01月16日
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サラ金のレディスローンは回収率が高い。それはいざとなれば「ご主人に…」という奥の手があるからという。それは「ダンナにばれたくない、離婚は困る…何とかして返します」。そして本当にご主人へ、の二段階がある。そして、その回収を前提として、女性担当者つまり女性の声だけによる連絡、女性の筆による郵便、等々の配慮がなされていて、女性が借りることについてのハードルを下げている。サラ金多重債務に苦しむ女性の特色・部屋が片付けれない。そしてペットがいることが多い。・洗い物ができない・子供の教育に無関心。子供にサラ金を対応をさせる母も多い。・子供のご飯は菓子パン・印鑑その他よく物をなくす・仕事をすぐ変わる・医者歯医者にいかない弁護士さんが書いた本ではなく、サラ金回収レディが書いただけあり現場の話が面白い。サラ金の存在をダンナに暴かれた後の展開と告白したときのその後の展開は大きく違う、とか…。そして家族へ話すことの心理的な壁を乗り越えるアドバイスまでしている。特定調停についての具体的な手続きについて書面その他をふくめてよく解説されていて、その後に書面手続きセット販売ビジネスへとつながっている。お見事。☆☆☆2004.1.13. 初版発行 1300円ISBN4-569-63376-5 C0030
2004年01月15日
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このまま連れて行かれたら、ひどいことになるだろうな、と思いながら、連れて行かれてひどい目にあったことがあった。いい授業料。そんな授業料の仕組みをルポしている。なかなか傑作が多い。街角で「手相の勉強をしています。見せてください」、は事務所に連れて行かれて何10万円の印鑑。よく私も引っ張られるのは「絵の即売会」。やっぱりリトグラフが100万円のローン契約書だとか。二万円の幸運のペンダントを買ってみたけど、役に立たなかった。「あらゆる問題を解決できる無料相談」ではパワーを買うのに10何万円。誰でも受かる芸能事務所オーデションには入所金15万円。スクールに入るのに何10万円。うそつき無料エステは顔の半分だけエステをされて街に放り出される。場数をこなしている著者はいかにしたら、引っ張り込まれるかを承知で、取材のためにうそをついて引っ張り込まれていいく。なかなかやるね。☆☆☆☆2003.11.5. 初版発行 1200円ISBN4-88392-389-4 C0036
2004年01月14日
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日本には133の大使館があり、そのうち130の大使にお会いしたという著者が、各国の駐日大使の夫人の日々の生活についてルポしている。この本のタイトルは日本の外務省の出先の大使館の暴露本かとも思ったけれど、日本にある各国大使館の日常を丹念に描いている。リトアニアの大使夫人は日本人。日本にいるときはリトアニア人として振舞う。だから日本では和服は着ない。でもリトアニアでは着るのだとか。世界の多くの国にはナショナルデーがある。独立記念日。日本には8月15日はあるけれども独立記念日はない。独立記念日がないというのは幸せな国家なのだろう。この本は特に女性にとてマナーや立ち振る舞いを学ぶのにはいい本ではないだろうか。駐日大使夫人たちが日常気にしていることが、そこここに書かれており、上品で優雅なものが感じられる。☆☆☆2003.10.25. 初版発行 1200円ISBN4-02-259838-7 C0330
2004年01月13日
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いろんな日がある。この前まで1月15日が成人の日だったけれど、今は第二月曜日だとか。何の日だかよく分からなくなりかけている。それでもいろんな日がある。11月11日は罫線器具の日(コンセントが二つ)、電池の日(プラスマイナスで+一)、きりたんぽの日、ポッキー日、サッカーの日、かりんとうの日。こういったヘンな「何とかの日」を題材に笑わせてもらえるエッセー集。月面着陸の日なんていうのは、わかるにせよ、ボタンの日(11月22日)があるのならチャックの日をよこせと。シルバーラブの日(11月30日)かけおちの日(1月3日)禁酒の日(1月16日)幽霊の日(7月26日)…おい本当かよ、そんな日があるのかよ、といいながら、筆上手の著者の手にかかると、どこまでが本当でどこまでがウソだか分からなくなる。いろいろな記念日、ついにくるところまで来たのが記念日の日(7月6日)。男色の日(9月9日)…「菊」の季節からだとか…ふふふ。おもしろいよ、お勧め本。☆☆☆☆2003.9.25. 初版発行 1500円ISBN4-06-211739-8 C0195
2004年01月12日
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企業をいかに外国人投資家にもてる会社にするか。そうすることによって、株価を上げて、市場評価を上げる。そのコツが外資系証券会社に席を置く著者によって書かれる。表面的なリストラはすぐ見抜かれる…等々。そしてコーポレートガバナンスを日本式ですすめるのか、米国式ですすめるのか。キャッシュフローと配当との関係をどう捉えるのか、すなわち内部留保にするのか吐き出すのか。そんな目で、すなわち外資と日本の目で企業を比べているが、後半からは日本経済論になってきている。少子化対策のところで「外資が好む規制改革はなにか」とテーマになっている。いまさら日本に鎖国ができるわけもない。しかし、日本には日本人の感性がある。確かに金を日本に持ち込む外資には擦り寄る必要もあろう。しかし時折いき過ぎではないかとも思える。マハティールほどのことはできないにせよ、海外派兵まで含めて、あらためて「我々は何なのか」を問わないといけないのではないか。☆☆☆2003.12.30. 初版発行 1600円ISBN4-492-52141-0 C3034
2004年01月11日
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少し前まではなじみのなかった言葉「アフェリエイト」が、特にネットの世界では一般化している。ネット通販のページへリンクを張るだけで紹介料収入。この前、始めてアフェリエイトなるものをやってみようと思い、アマゾンに登録して、この楽天でリンクを張ろうと思ったら、楽天では禁止されているみたい。楽天ブックスだっらいいのかな…。アマゾンは登録しただけで宙に浮いた。アマゾンへの登録は本当に簡単だった。そしてこの本を見ていると、誰でもが本当に簡単に紹介するだけでお小遣い稼ぎができるみたい。ちょっと気合いれれば1000万円も可能とか。いはやはやネット時代は面白い。「この一冊であなたの生活が根本から変わる可能性があります。すべてはあなたのアイデア次第」だそうで、そのテクニックのひとつがアフェリエイトプログラム。この本での実例を見るだけでも面白い時代がやってきていることを実感する。かつては企業の中に個人が属して、企業間の戦いだった。いまは企業を個人が使いこなして個人間の戦いの時代へと着実に移っている。その個人の道具の一つがアフェリエイト。しかし販売がかわら見れば、このアフェリエイトはわずかな金で、個人を販売のツールに使うもの。ここで確実にせめぎ会いが始まっている。個人が主なのか、企業が主なのか。あと数年で結論は出るだろう。物事は勉強。さぁ、私もやってみるか。アフェリエイト。☆☆☆☆2004.1.26. 発行 1238円ISBN4-7966-3833-4 C9404
2004年01月10日
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あこがれのカシュガル。いまもポプラ並木が続いているのだろうか。私はこの町で国境が開くのをずっと待っていた思い出がある。毎日毎日バザールでお茶して、ナンを食べていた。国境が開いてバスでパキスタンに向かうといったら、片言の英語で、仲良くなった宿のメイドの少女が涙を流して送ってくれた。私の一人旅には通訳もいなかったし、片言の英語と、漢字の筆談だけ。中国の奥地ウィグルまではいっていくと、英語も通じないし、ウィグル語になるので筆談も通じない。著者のように細かいニュアンスまで知ることができる旅ではなかった。この旅行記ではカシュガルでもホータンでもロバのタクシーや馬車のことが書かれていない。もうないのだろうか。ロバの荷台がタクシー、市内バスの代わりが馬車だった。この著者の「元気さ」は凄い。毎日スケジュールを組んであちこち見て廻っている。私の時は日がな一日、バザールでお茶していたり、砂漠のはずれのオアシスでうとろんでばかりいた。だから著者のようにいろいろ見ていない。この本はせっかくの旅行記なのに写真が少ない。そこが不満。ただ著者はホータンでカメラを盗まれたらしい。それなら仕方がないか。☆☆☆2002.9.30. 初版発行 1800円ISBN4-89259-411-3 C0026
2004年01月09日
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今から10年前に二ヶ月をかけてシルクロード一人旅したことがある。北京まで片道チケットでただ西に向かい、パキスタンまで進み帰ってきた。中国とパキスタンとインドのビザをとり、片道チケットを買い、「地球の歩き方」(別称「地球の迷い方」)なる旅行ガイドを買っただけ。ほとんど事前に研究する時間も余裕もなく旅たった。この本では大学の名誉教授の著者が中国パキスタン国境のクンジュラブ峠まで、40日かけてシルクロードを旅する。その事前調査が凄い。日々ほとんど無駄なく使われて、びっしりと動いている。私は、昔の私の旅と重ねられる。同じ宿や同じバスルートもでてくるので懐かしく思いながら、読みすすめた。でも、この本を書くほどの大量のデータを集めながら旅を進めるのは大変だろう。人間の記憶は不思議なもの。この本を読むことで蘭州の砂漠の中を流れる黄河の水の匂いまで思い出した。この蘭州の街の蕎麦は不思議な味がした。万里の長城の西の果て、嘉峪関の「天下第一雄関」の城壁。無人の荒涼たる砂漠の中にポツンとある。どうやってつくったのか。そしてここの守備兵はどんな思い出でここにいたのか。ウルムチの天池。私の時はバスがパンクして、進退きわまった。10年前と比べると、随分と便利になって、旅行客向けのサービスも充実しているようだ。☆☆☆2002.9.30. 初版発行 1800円ISBN4-89259-410-5 C0026
2004年01月08日
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日本の植生学の権威の著。日本の風土にあい、日本の環境を守るものは、里山の雑木林であり、鎮守の森。東京ではどんどん消えている。我が家は超高層。ベランダからさがしてもそれらは既にない。人の手の入らない鎮守の森には高木から低木、そして下草やシダやカビやバクテリアまで、限られた土壌の中で我慢しながら生息している。それこそが地域の多様性のシンボル。都市再開発や工場の緑化などでは、これらの鎮守の森の知恵を活かし、潜在的な自然植生を維持するようにする。それぞれの足元から1000年の森づくりをはじめよう大切なのは目に見えないものをみようとする努力。日本人はなぜか森に惹かれる。全国鎮守の森30選が掲載されている。私の身近では「明治神宮」と「円覚寺」。足を運んでみようか。著者のお話を聞いたのはもう20年も前。感動的だったことを覚えている。☆☆☆2000.4.25. 初版発行2002.5.5. 初版3刷発行 1300円ISBN4-10-436801-6 C0061
2004年01月07日
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ひきこもり、を始めとする「なにかをしたくない若い男たち」を分析する。著者は臨床心理士。濃密な親子関係の中で、母と子とでワンユニットで育ち、生きるチカラをなくしてしまい、独立した男になれない男が急増中。傷つきたくないから、ユニットから、家からでたくない、仕事もしたくない。結婚もしたくない。母と息子、ばかりでない。家族のありようが変わってきている。核家族化しているといわれているが、核家族の中ですら生きられないことたちが増え、夫婦だけ、父子だけ、母子だけといった二人家族でしか生きていけない人が増えるという社会がいまやってきている。自分の下半身に触れることのできない青年。50代の会社社長の引きこもり。といろいろな実例。特異とも思えるこれらのカウンセリングの過程が示されている。確かに読み進めていると濃厚な母子関係の結末へと集約されていく。社会そのものが母性かを進めている。きりっとした男の生き方よりも、まったりとした母性の生き方へと社会は進んでする。著者は最後に次の文でしめている。「母性は増殖中で、男たちを去勢し続けている」☆☆☆2003.11.10. 初版発行 1500円ISBN4-06-259458-7 C0311
2004年01月06日
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江戸時代と現代は似ていると言う。人口の低迷、物価の低迷、経済の低迷、等等。そして高い教育水準。江戸自体の日本の教育水準はロンドンやパリなどとは比較にならないほど高かった。ガーデニングブームも同じ。江戸の植木職人は引っ張りだこ。鉢物も人気。投機の対象にすらなったようで、ある橘の鉢植えは2300両、現在の2億円の値がついたという。リサイクルブーム、江戸時代はすでに糞尿の都会から農村へ運ばれており、その権利は莫大な金になったという。グルメブーム・ファーストフード。初鰹、そば寿司おでんはファストフード。女性は何度離婚結婚を繰り返しても女性の不利にならなかったという女性にやさしい社会。フェイスツーファイス・スモールビジネス・職人等のキーワードはでてくる。そして非効率を楽しむという発想。共創という発想。…江戸時代が参考になる。テレビで見る時代劇とはちがう経済社会や一般庶民の生活が伝わってきて、面白い。でもそれから、この著のタイトルのように「明日のビジネス」が見えてくるかというと、私の読解力ではなかなか難しい。☆☆☆2003.12.30. 初版発行 1600円ISBN4-89361-385-5 C0063
2004年01月05日
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名著「これから日本市場で何が起こるか」の続編。前書も素晴らしい(私にとってはバイブルに近い本となっている)けれど、この本もビジネスマンに対しては無条件にお勧めする良著。常識が古くなる時代になってきている。必要なのは「新しい常識」ではなく「次の常識」。そして知識社会では逆説的に知識が価値を失う。技術革新と社会改革ですぐ陳腐化するから。そして情報革命とネット革命で知識をだれもが入手できるようになるから。だからこそ専門的な知識だけてば活躍できなくなる。必要なのは専門的な「知恵」。弁護士ならば六法の知識ではなく、「傾聴力」「調査力」「分析力」「交渉力」「説得力」といった「知恵」。それがなくしてナレッジワーカーとはいえない。「知恵」に加えて「自立」と「個性」により、知的プロフェッショナルという「余人に代えがたい」人材となりうる。必要なのは「職場」。知識はどこでも身につくが、「知恵」は職場で体得しなくては身に付かない。「職場」が最高の「学びの場」になる。そしてそこで求めるのは「豊かな体験」でなく「深い体験」であり「師匠」が必要な時代が到来している。仕事の報酬は三つ。職業人としての「能力」。作品としての「仕事」。人間としての「成長」。情報に三つのレベル。データ。ナレッジ。ノウハウ。付加価値のあるなしで意味が全く変わってくる。自分が扱っているのはどのレベルなのか。「情報囲い込み」の文化を「情報ボランティア」の文化に変革した企業が伸びる。それには「共感の場」を作り出すこと。市場競争は「商品の競争」…例えば、レストラン、から「商品生態系の競争」…例えば、快適な生活を楽しみたい…へ。どの生態系を選ぶか。ここでは一人勝ちの世界。「住み心地のいい住宅に住みたいという生態系ならば、不動産・住宅ローン・家具・電化製品・保険・セキュリティ・介護・子供の塾までまとめて一つの生態系。」古い中間業者からニューミドルマンへ。企業や供給者を向くのか、消費者や顧客を向くのか。販売代理から購買代理へ。そこで必要な「三つのワン・サービス」。ワンテーブル。ワンストップ。ワンツーワン。そしてニューミドルマンはコンシェルジェへ。企業中心市場から顧客中心市場へ。購買代理は更に生活支援、生活提案へと進化する。「顧客の潜在ニーズ」は「予測」するものではなく「創造」するものへとかわっていく。事業の本質は「組織」でなく「運動」になる。ドッグイヤーにおいては事業そのものを環境に適合させざるを得ない。事業体というよりも運動体となる。☆☆☆☆☆2003.7.17. 初版発行 1600円ISBN4-492-50112-6 C3034
2004年01月04日
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投資家として成功した資産家が3年かけて世界一周する。世間の旅とはスケールが違う。まず特注の黄色い四輪駆動のベンツを用意する。ベンツはどの国にいってもサービスが受けられる。それは例えば日本からの海外援助資金が発展途上国に贈られても、それは国民に廻らず、特権階級がその金でベンツを買うのが当たり前。それにあわせてベンツはどのような国にでもサービス網をひいているのだとか。なにしろ旅のスケールが違う。時間と有り余る金をもち、ファアンセを同乗し旅に出る。そんな旅姿も魅力あるが、様々な国への投資家としての視線がおもしろい。この国については、投資が魅力ある、ないとの結論を出している。アルゼンチンで度々の検問と高物価をみて、国家の危機を感じて、アルゼンチンからの資金引き上げを警告すれば、その通り通貨危機。オーストラリアは問題あるものの、資源に着目して、資源関連株への投資続行、ニュージーランドは排他的になったとこを捉えて投資のすべてを売却。これらの意思決定を旅の経験の中から進めていく。韓国では男尊女卑の社会性を見いただすことから避妊ピルの会社三社へ投資する。日本の富は目がくらむほど。でもそれは自民党がばら撒きのために作っただれも使わない道路。日本は哀れにも途方にくれた巨人であり、深刻な問題に直面しており、それは自業自得といっている。人口構成・移民の否受け入れ、人種差別。そのつけでどんどん没落する。レストランでのウェイトレスの対応をひいて、日本の「硬直化」をいっている。「ライスを注文したい」「メニューにないからだせない」「それなら寿司をだせ」…そしてウェイトレスの前で、シャリを茶碗にいれて「あるじゃないか」。酢飯は違うと思いながら、その通り杓子定規の硬直した社会になっている。日本は下げすぎているから中長期的に投資はするものの日本への長期投資はしない。様々な国での比較でその国の本質を切り出して描いてくれる。つねにインターネット環境を確保しながら旅を進め、シベリアの旅を続けながらイギリスでの自らの結構大規模で複雑な結婚式の手配を進めていく。そんなことが可能な時代。☆☆☆☆☆2003.11.12. 初版発行 1800円ISBN4-532-35062-X C0026
2004年01月03日
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前作では「東京の地下は戦前に掘られた地下道だらけであって、戦後できた地下鉄は、その有効活用しただけ。さしてその地下鉄の建築費は闇に消えた。」といっていた。なんともスリリングな面白い本だった。本著はその続編。まず戦時中に作られた砲台。街中にすらも作られていた。しかし砲台の建築が住民にきずかれないように、機材の搬入は深夜早朝、砲台に出入りするときはなんと兵士は男女のカップルを装うと、決まっていた。兵士が女装までして、秘密を守っていた。出来上がる砲台は上から見たら民家にしか見えない偽装砲台。また帝都防衛のための大きな砲台も地下をペースに作られている。高輪の高野山東京別院は地上は普通のお寺だが、地下10層ぐらいになっている。今は地下が変電所につかわれている。このようなものが東京のあちこちにあるらしい。さらに国会議事堂の地下、皇居の地下その他公表されていない大地下街がまだ残っている。さらに戦前の地図は様々な偽装がそれていて、見る人が見れば、そこにどのような地下空間が存在するのか理解できるようになっている。残念ながら前作ほどのスリリングな読後感はないものの、ゆっくりと知的好奇心を満たしてくれる。☆☆☆☆2004.1.5. 初版発行 1600円ISBN4-89691-784-7 C0095
2004年01月02日
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2ちゃんねるの板を紹介するデータブック。読ませる部分は、極めて難解。まず字がちいさくて私の目には難読。2ちゃんねるのサブカルチャー上に成立している部分が多くよく理解できず難解、サーバーIT技術に関する部分はそれが分からなくては理解できずに難解。訴訟について書かれている部分まである。板紹介のガイド部分が本のほとんどを占めており、「読む」対象となる部分は極めて限られる。しかしその部分はなんかいにもかかわら2ちゃんねるというサブカルチャーが、現代社会に大きな存在感をすでにもっており、さらに重くなることを感じさせてくれる。よく分からないが、社会が動いている、ということを実感させられる。「2ちゃんやねるは、既存メディアの補完機能を担う。報道を読者や視聴者が検証する際に、匿名掲示板を利用するのだ」という。なんと、メディアの補完機能という存在にまでになってきている。そしてメディアと視聴者読者との中間に出現したニューメディアと、それもVOWのような検閲ニューメディアでなく無検閲のニューメディアも言える。知らぬ間に2ちゃんねるの利用者像も変わってきていて、もはや20代でなく老若男女に浸透してきている。☆☆☆☆2004.1.7. 初版発行 1800円ISBN4-87734-674-0 C0076
2004年01月01日
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日本の流通のトップ企業、セブンイレブンとイトーヨーカの会長をつとめる鈴木氏による著書。「商売の原点」とは何か。セブンイレブンとイトーヨーカ堂での会議での著者の数百時間に上る言葉を凝縮した著作となっている。著者は前書きで「競争の時代における本当の差別化は、妥協のない絶対の追求」といっている。この「絶対」とは何だろう、と思って読みすすめると、ただひたすら基本に忠実であること。この本はこの「基本に忠実」が大切であることを、角度を換えて、ただひたすら言い続けている。セブンイレブンの基本は、「品揃え」「鮮度管理」「清潔」「フレンドリーサービス」だそうだ。ただひたすらこれを進める。簡単なようだけれども、基本をひたすら続けることが一番難しいことであり、逆にこの基本が守られていれば競合店は恐くない。「私など、会議で同じことを何百回言っているか分かりません。それでも、しょっちゅう怒るのですから。」この本も同じことを何回も何十回もただひたすら、繰り返している。私が良く使うコンビにの経営が最近変わった。確かに同じ店の同じスペースなのに、サービスから居心地からすべて良くなった。あらためて思う、前のコンビニ経営者はいったい何をしていたのだろう。基本の繰り返しだけだけれども、大変に重い良著。☆☆☆☆☆2003.10.22. 初版発行2003.11.25. 3刷発行 1400円ISBN4-06-212098-4 C00952003年度 ベスト オブ budfoxの気まぐれ読書録●ノミネートの10冊2003年10月12日 ザ・プロフィット エイドリアンスライウォフスキー著 ダイヤモンド社2003年08月26日 ネクスト・ソサエティ PFドラッカー著 ダイヤモンド社 2003年08月25日 美しい日本の掲示板 鈴木淳史著 洋泉社 2003年08月21日 クチコミュニティ・マーケティング2 日野佳恵子著 朝日新聞社 2003年08月06日 本の虫 スティーブンヤング著 アートン 2003年08月02日 間取りの手帳 佐藤和歌子著 リトルモア 2003年07月28日 会計戦略の発想法 木村剛著 日本実業出版 2003年07月11日 悪女入門 鹿島茂著 講談社現代新書 2003年06月01日 帝都東京・隠された地下鉄網の秘密 秋庭俊著 洋泉社 2003年05月10日 歴史人口学で見た日本 速水融 文春新書 ●2003年度 ベスト オブ budfoxの気まぐれ読書録 大賞2003年10月12日 ザ・プロフィット エイドリアンスライウォフスキー著 ダイヤモンド社に決定しました。著者には感謝の心をお送りしました。ちなみに買って読んだこの本はアメリカへ留学に向かう知人にあげてしまい、手元にはありません。
2003年12月31日
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セブンイレブンとイトーヨーカの会長をつとめる鈴木氏による著書。価値と価格と二つの訴求力がある。かつては価格だった。今は価値になってきている。デパートでは客単価が下がることの意味を理解できないでいる。それは価値の訴求力がつよまったから、安いものを大量に一度に買うことがなくなり、必要なものを必要な時に必要なだけ買うようになったから。という。そしてこのような基本的な分析が商売をすすめる上での基本のようだ。「お客様の立場にたつ」が大事というが、よく言われる「お客様第1主義」ではないようだ。お客様の立場にならないとニーズが分からない。お客様の立場にたてばニーズが分かるから、お客様が喜ぶサービスが提供できる、ということらしい。そのたためには「経済学」ではなく「心理学」。何で夏でもオデンが売れるのかを考える。そしてお客様の「飽き」と戦う。死に筋商品をいかに排除するか、著者のビジネスは心理学の積み重ね。大雪の天気予報に対して、前日に長靴を仕入れるのは、急にそのとき思ったのではなく、ふだんから心がけていないとできないこと。コンビニエンスストアという名前はアメリカにあったけれど、システムとして完成したのは日本。まさに日本人の繊細な感覚が作り上げたもの、そこにドミナント出店その他の戦略が上乗せされている。「やる前に結論を出してはいけない」☆☆☆☆2003.10.22. 初版発行2003.11.13. 2刷発行 1400円ISBN4-06-212099-2 C0095
2003年12月30日
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オトコがオンナを口説くためのマニュアル本。「パブロフの犬」…つまり条件反射の解説から始まる、「オンナの口説き方」「恋愛技術論」心理カウンセラーが現場主義で教えてくれる。相手とラポール…信頼関係をきづくのが大切であり、そこにいたるノウハウをこと細かく教えてくれる。「スゴク」「ステキ」「スバラシイ」を会話の中にちりばめるのがその一歩だとか。「わたし主義」では駄目で「あなた主義」でなくてはいけない。心理的に「YES」と答える言い方しかしない。なんだ、セールスマンの営業の教科書と同じじゃないか。それに売れっ子キャバクラ嬢や銀座のクラブのママの会話術と同じじゃないかじゃないか。所詮にんげんは動物。すべてパブロフの犬…条件反射と同じなのだろう。条件反射の条件と反射とを意識して作り出せばいいらしい。笑いたい動機 + おもしろい芸 = 笑い恋する動機 + 上手なくどき = 恋愛それぞれの要素を分析すればいいことのようで。かなりの部分まではテクニックで解消できるよう。残念ながら、私にはテクニックの有効活用の場がない。ずっと前に読んでいれば、この本を有効活用できたのに。おもしろく読ませてくれるよくできた本。☆☆☆☆2003.12.10. 初版発行 1200円ISBN4-06-2121891 C0011
2003年12月29日
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本の副題は「一日10分の速書術」。速読法はよく聞くけれども、速書法は始めて聞く。速読同様に速書もテクニックなのだろう。「「書く」とはマーケティングと心得るべし」「下書きは厳禁と心得よ」「思い浮かぶ順にランダムに入力すれば文章はできあがる」「材料に勝手に旅させれば落ち着き先は自然と決まる」なんとなく分かりはするけれども、この本のテーマに従って、実習するのはかなり苦痛と思われる。私は「沢山書いているうちに自然と身に付けるしかない」のでは、なんて思っているけれど。☆☆☆2003.12.22. 初版発行 1300円ISBN4-06-264223-9 C0095
2003年12月28日
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「年収300万円で生き抜く経済学」の著者と「はみ出し銀行マン」シリーズの著者の対談集。あまり期待せずに手に取った本だけれども、面白い。特に「年収300万円…」の本ではあまり実像が感じられなかった森永氏の本音がうまく引き出されてている。昔は本のタイトルは「ビジネスマン」だったけれども、最近は堂堂と「サラリーマン」となった。「俺はビジネスマンだ」みたいなプライドを捨てざるを得ない時代になったのだろう。総中流社会が破綻して、ビジネスマンはほんのひとかけらということのようだ。森永氏の勤めるUFJ総研の給与体系がかかれている。まず粗利をだす。物書きや講演では売上の7-8割。ここから固定費を引く。著者の場合450万円/年。残りの金額の23パーセントを会社がとって、残りが個人の収入。売上3000万円で1400万円ぐらいの個人の収入。いい世界だな。私もいれてくれないかな。日本のサラリーマン社会は、這い上がろうとさえしなければ、すばらしいいい社会。無理しちゃいけない。世の中はビジネスでのサクセス・キャリアアップ礼賛ばかり。一歩間違えば過労死、そんな人生幸せのははずがない。若い女の子は欲求が二つあるという。仲間はずれにされたくない欲求と自分の個性は主張したい欲求。だからヴィトンは持つのだけれども、ヴィトンの限定品を持ちたい。同類化したいけれども差別化したいと言うわけ。一歩はずれてだれもしらないブランド物をもっても評価されない、いじめられるという恐怖感。☆☆☆☆2003.12.24.発行 1300円isbn4-7667-8278-X C0033
2003年12月27日
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映画「精霊流し」が東京でも公開になった。観た。しかしおかしい。さだまさしがこんなストーリーを描くはずはない。映画館では、二つ隣の座席の女性は映画を観ていて声をだして泣いていた。わたしは観ているうちに腹がたってきた。こんなおどろおどろしい曲がりくねったストーリー、饒舌で過剰な感情を、を原作者のさださんが書くはずはない、原作を改ざんしただろう、と。そして映画館の売店で原作を買ってよんだ。久しぶりの小説。そこには映画のような曲がりくねりのない、素直な心をうつ物語があった。よくも、さださんは、あの映画に原作者としてクレームをつけないな、と思ってしまう。確かに原作に描かれている様々な人の様々なシーンを、限られた映画での出演者に割り振って、その結果としてひねりもふたひねりもしている。でも無理をしているからストーリーは原作のもつ感性とはあまりに違うものになっている。なんとも悲しい。原作は自伝的小説。あくまでも「的」なので、どこまで本当だかわからないが、透明な感性が伝わってくる。ミーハーな私は昨年、長崎の「自由飛行館」でコーヒーを飲んできた。二度目になる。前回はいったい何年前だったかな…。そういえばここ10年は彼のコンサートにもいっていないし、最近は新譜も買っていない。一応はファンクラブ・まさしんぐワールドの年季の入った会員なのにね。☆☆☆☆2003.8.5 初版発行 648円IZBN4-344-40406-8 C0193
2003年12月26日
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「遺言川柳」本の売れ行き好調とやら。日経金融新聞でみて早速購入。信託銀行各行は遺言信託の営業を強化していて、その一環でUFJ信託銀行が「遺言川柳」を公募し編集して、幻冬社から出版とやら。初版15000部で足らずにすぐに増刷だそう。相続だ遺言だといた問題は、笑い飛ばすのが一番。「相続の 説明会で 嫁と会う」「通夜の席 銀行マンが 勢ぞろい」「色後家が 書き換え迫る お床入り」「遺産から 私立分引く と兄の言う」「じゃんけんで 決めたあの頃 懐かしい」「ドラ息子 スネの後には ホゾをかむ」☆☆☆2003.11.25.発行 1000円isbn4-344-00432-9 C0095昨夜クリスマスイブの夜に銀座を歩いた。芸人さんがたくさんでていて楽しくて、それでいて静かな銀座の夜。昔のように酔っ払いなどいない。有名なミキモトのクリスマスツリーは人だかり。皆携帯を開いて写真をとっている。メリークリスマス!!
2003年12月25日
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著者が二ヶ月に一度ぐらい出演する世界経済の分析についてのテレビ番組「ヒダカレポート」は本当に面白い。欠かさずに見ている。その著者の本を見つけたので、迷わずに手に取った。やっぱり、すごい透察力。感服してしまう。金正日はすでに終わっている。彼の世界戦略は核を持つことだったが、中国やロシアを含めて六カ国協議で北朝鮮以外のすべてが否定したときに、この政権は終わった。そして中国の高官はいつでも一週間以内に彼を暗殺できると言っている。アメリカは中国を脅した。北朝鮮が核を持てば、日本が持つことをアメリカは止められない、と。中国はやむを得ず北朝鮮を説得する。しかしあせらない。北朝鮮は中国にとって対アメリカ外交の切り札だから。そして軍事の遅れている中国をアメリカは恐れないが、アメリカは中国を必要としている。中国はアメリカを恐れるが、アメリカを必要としている。アメリカが得意なのはものづくりでもなく、貯蓄でもない。戦争。それを使ったブッシュ大統領はクリントンに比べて優れた戦争指導者。今のブッシュ政権はマスコミで報道されている以上にきわめてタフな政権らしい。新しい時代中国の人民元の時代が始まるロシアは核と石油の小国になるドイツが再び敗れユーロは弱くなるアメリカはドルの危機におびえ続ける石油と資源の争奪戦が始まる日本国民はコップの中の嵐に過ぎない政権争いに気をとられている暇はない。☆☆☆☆2004.1.5 初版発行 1300円ISBN4-569-63244-0 C0030
2003年12月24日
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若くして「オンザ・エッジ」を公開させた著者の仕事術。ひとつひとつはごく当たり前のこと。でもそれをきっちりと実行しているらしい著者にビジネス才覚と頭のよさに脱帽。なんと一日にメール5000通を処理するのが当たり前だと言う。そしてワードもエクセルも使わず、メーラーとブラウザだけで仕事をしているという。この辺の話のほうが、この本で教科書的なビジネスの進め方の話より面白い。「私は常にシビレル人生を歩み続けていたい」☆☆☆☆2003.12.3 初版発行 1500円ISBN4-7973-2540-2 C0034
2003年12月23日
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テレビでおなじみの著者によって、世の中の亭主たちは粗大ゴミでなくなるらしい。どうなって変えるのか。赤い服を着させる・口ひげを生やさせる・キャップをかぶらせる・子供のころに返してあげる・猫を飼う・夫をほめる・スターバックスに入る・そしてこれらをあきらめずに試さないといけないそうで。余計なお世話だがな・・・。こんなことを言われてしまう、世間のおじさんたちも情けない。こんな子供を相手にするようなことで夫たちは粗大ゴミでなくなるらしい。粗大ゴミは粗大ゴミらしく、場所ふさぎでもしっかり存在感を持とうではないか。お近くのくずかごに捨てられてしまうほど軽くなく。この本は粗大ゴミを小さくして、近くのちいさなゴミ箱(つまり妻の価値観)に捨ててしまうことを妻たちにすすめる本。そんな夫にゃなりたくないね。☆2003.9.25 初版発行 1300円ISBN4-344-00397-7 C0095
2003年12月22日
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ねむり衣…つまり寝るときに何を着て寝るかについて検証した本。全裸で家事をこなす主婦もずいぶん居るらしいので、別に何をきて寝てもいい。そもそも他人に迷惑をかけないのだから、どうでもいい話。しかしそこをまじめに研究する姿勢がうれしい。世界中で「短パンとTシャツ」が幅をきかしているが、フランスでは「裸」が多く、韓国では独特の「ねむり衣」がありパジャマは少ない。日本では9割が、「パジャマ」か「短パンとTシャツ・スポーツウェア」。全体の三分の二が部屋着と兼用で、わざわざ寝る前に着替えるという行為はされていない。これは眠りに対する社会的な重さが失われつつあることらしい。眠りを楽しむことは悪になりつつあるようだ。アフリカのブッシュマンには着るものの昼夜の差はない。つまり昼間の衣類で24時間すごす。このように昼夜の差のないところも世界には多いようだ。エスキモーなど寒い地方では裸が多い。それは服に氷がついたりして体力を奪うから。中世のヨーロッパの宿屋や病院は全裸だった。シーツが洗えるから。面白いのは、全裸にもかかわらず帽子をかぶって眠ると言う習慣もあったそうな。想像できないな。ネグリジェはアメリカから日本に入って、日本では「ねむり衣」になった。しかしアメリカではこれは部屋着であって寝るときはこれを脱いで下着で寝るのが普通だったと言う。世界中「パジャマ」が当たり前と思うような石頭になっていた。パジャマはインドが発祥の地で、イギリスに伝わり、アメリカで大流行したもの。☆☆☆2003.3.20 初版発行 1800円ISBN4-88773-006-3 C0070「北の国から」をテレビで連続でながしていた。何度見ても富良野を舞台にした倉本脚本には感動してしまう。そういえば、当初シリーズの作品のシナリオが私の本棚のどこかにあるはず。引っ張り出して読み返してみようかな。
2003年12月21日
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