アシスタント吉田の琉球なこころ “河本先生と私”

アシスタント吉田の琉球なこころ “河本先生と私”

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ヒーリングセミナー bulan・batu

ヒーリングセミナー bulan・batu

Free Space

設定されていません。

Comments

しまねこ@ Re:宝石光線遠隔療法 受付開始から1か月(02/09) 初めまして。 色々サイトを見ていて偶然こ…
ねこむすめ@ Re:宝石光線遠隔療法 受付開始から1か月(02/09) はじめまして。酷い憑依、霊障で数年苦し…
ヒーリングセミナー bulan・batu @ Re[1]:京都移転のお知らせ(03/07) アラカキさん >吉田さ~ん、先日はコトダ…
ヒーリングセミナー bulan・batu @ Re[1]:京都移転のお知らせ(03/07) キノコさん >ご無沙汰してます。 >久し…
アラカキ@ Re:京都移転のお知らせ(03/07) 吉田さ~ん、先日はコトダマセッション受…

Calendar

2005.12.08
XML




 だからヒーラーと呼ばれる人はきっと怒ったりしないんだ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

 ところがそれは不正解。

 いえ、他のヒーラーはどうなのか分かりませんが、私の場合は怒ります。毎日怒り散らすということは無いにしても、ちゃんと怒ること、あります。
なぜなら、私には 「守るべきもの」 があるから。


 ブログを立ち上げ1ヶ月近く経ちました。
こんな私の経験や考え方をだらだらと綴っている中、読んでくださっている方はもうお気付きかも知れません。
私が守ろうとしているものが、何であるか。

 私が守りたいもの、守るべきもの。


 何回かブログの中で書いています。
ヒーラーというものは、ヒーリーやクライアントが持っている問題そのものを消去したり、現実的な意味で手を出して救済を図ることはできません。
しかし、私たちヒーラーが手を出して、または直接その 「敵」 と立ち向かわなくてはいけないのが、誰かの心を傷付けた同業者、つまり同じヒーラーと呼ばれる人が、オーラや波動、その他普通目に見えないものとされるものの名において、誰かを傷付けたなら、私はその相手を 「敵」 とみなします。

 「トゲのある葉」 でお話ししましたが、こういった 「他人には手出しできない世界」 を振りかざして人を脅し、決めつけ、得意げに傷つける言葉を吐く自称ヒーラーがとても多いのです。
 私のところに半泣きで飛び込んでくる女性は後を絶たず、来られていきなり 「本当に私はオーラが汚れているんですか?」 とみんな同じようなセリフでの初対面。

 色んなヒーリング法があり、癒しというボーダーラインのあやふやなこの世界には、自分の好きな癒しの概念を組み込んでサロンを開くことも出来る。
 ふわふわしていて気持ち良さそうなのに、体を預けると地面まで落とされてしまう、まるで雲のような 「ヒーリングの世界」 。

「あなたに相談したら楽になったわ。」
「ここへ来ると癒されるわ。」

 というありがたい言葉は、人を癒したいと思っている人には、励ましにもなりますが、落とし穴にもなります。
「私は人を癒したいの」 という態度が最初から分かっているなら、相手の方も気を遣ってそれらのセリフを言ってくださることもあるわけです。


 もちろん私もヒーリーや受講生、クライアントにそういう言葉を頂くととても嬉しいですし、励みになります。だけど自分を 「大したやつだ」 と思わないようにすること、そこまでが仕事のうちだと考えていますし、そう思えるようになるまで何年かかかりました。
 たくさんの感謝の言葉は、私を前に向かす力と、自分の心を振り返る力を与えてくれました。

 だから・・・。私はもう知っているんです。

ヒーラーとは、上からものを言う様な偉い人間なんかじゃないということを。
だってどう考えても私、自分自身を見つめてみて、立派とは思えませんから。



 もっとも、何かしらの根拠があってそういうことを口にしているのだろうけど、それがヒーリーを泣かしてしまうものであれば、それは根拠になっていないのではないでしょうか。

 ブログを立ち上げようと思ったきっかけは、これが大きかったような気がします。

 私は無力です。だけど無力ながら、知り合えた大切な人たちの心だけは守りたい。
 殴り合いの喧嘩ができなくても、傷ついている人を傷つけた人に対して怒りをあらわにするのも、ヒーラーの心だと信じています。

 これまでのブログでオーラ、波動、その他に関して、人が一生懸命生きるうえで、本人さえ気にしていなければわざわざ誰かが指摘したり、否定したりするものではない、と私なりの経験談を交えたメッセージをお伝えしました。
 これはあくまで私なりの考え方、です。
「いいや、やはり何よりオーラや前世や波動が大切だ。」 と、おっしゃるヒーラーもいらっしゃるでしょう。それならどうかヒーリーが この先、生きていく力 になるように、オーラや前世を使ってください。

 他人の生き方や性格を、見えないものによってダメ出しをする権利は誰にもないのではないでしょうか。

 以前、 「光る道」 というお話の中で、いいモノと繋がる、怖いモノと繋がる、というテーマについて書かせて頂きました。
 最近の日本では、オカルトブームが去り、もてはやされていた 「霊感のある人」 が、今度は 「霊が見えるということは、波動が低いということだ。」 といきなりダメ出しをされるという風潮に突入しているようです。

 確かに波動というものは、高、低のあるものですが、最近のこの言葉の使い方はあまりにも簡単で、またこの言葉に傷つき、涙する人を産んでいるのです。
 例えば元々生まれながらにして霊感のある人、これは体質です。ほんの少しのきっかけで、本人がいくら避けようとしても霊媒などの現象に悩まされる。
 元々こういう体質の人は波動が低い、というわけではないのです。その本人をよく見ればわかることです。 なのに、 

「あなた、霊が見えるということは、あなたのエネルギーが悪いのよ。」
「性格変えたほうがいいわよ。」

こういうデリカシーのない言葉を吐く、自称プロフェッショナルがいかに多いことか。
 光る道をコワイと言った人は、怖いものが見えるから波動が低いということではなく、そこに住んでいる人が不愉快になるようなことを言うところに問題があるわけです。
 「霊が見える → あなたが悪い」 的な発言は、苦しむ人をさらに苦しめる呪縛のようなもの。
何をもって、何のために、その人に罪悪感を与えるのでしょうか。

 私はこういう世界ならではの、こういう被害にあった人たちを守りたい。
普段はちゃらんぽらんな私の中に、しっかりと一本だけそびえ立つ木の名は 「守るべきもの」 。

 私は間違っているかもしれない。
偉い偉い有名なヒーラーから 「あなたは何てエネルギーが低いの。」 って、叱られるかもしれない。

それでも私は平気なんです。


私に会いに来てくれた人。

私に貴重な時間を費やしてくれた人。

私にはその人たちの笑顔の方が大切なのですから・・・。


それが、私の、 守るべきもの。



P.S.
10月5日に来てくれた天使みたいなあなた。誰がなんと言おうと私はあなたのことが好き。もし誰かが 「あなたは低いからこの跳び箱飛べないでしょう?」 って言っても、実はもっともっと高い山を飛び越える力をあなたが持っていること、この私が知っている。
山の頂上にある、ずっと溶けない白い雪を、いつか私に見せてください。





ではまた明日。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.12.08 18:10:21
コメント(7) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: