楽天ミュージアムショップ

2006年08月28日
XML
玄武洞ミュージアム

玄武洞は160万年前の火山噴火の跡。壁面の六角形の石の束は、マグマが冷えるとき内部で熱対流がおきて作られました。
地球は一つの大きな磁石で、「磁性は北を向いている」というのが現在の常識。玄武岩には、磁鉄鉱という小さな磁石の粒がたくさん含まれていて、冷えて固まるときに地球の磁力によって磁性を帯びます。それは地球と同じ北向きになるはずですが、玄武洞の石には南向きの磁性があるということが1926年に発見されました。こんな発見は世界各地でもあり、同じ時期のものは同じ方向を向いていること、地磁気が過去何回となく反転していることもわかりました。そして「古地磁気学」は、それまで認められていなかったウェゲナーの「大陸移動説」の正しさを証明する有力な根拠となりました。
山すそにある玄武洞公園から階段をおりると玄武洞ミュージアムがあります。展示室は2階です。マルチビジョンでは、火山の爆発から玄武洞の岩ができるまでと地磁気についてくわしく説明しています。またここには地球の活動を伝えるものとして、世界の鉱石や化石など1000点ほどが集められています。玄武岩のすきまに結晶した紫水晶、ウサギのしっぽのようなオーケン石、暗闇で紫外線をあてると光るホタル石など、鉱物は成分や誕生のときの条件で様々な結晶になることがわかります。

>>楽天市場より
宇宙でも使えるNASA仕様100年経っても書けるボールペンスペースペン マグライトコラボセット
>> 天文館 科学館





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年08月28日 06時10分32秒
[全国のミュージアム] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: