New Bun-kichi Diary
1
いや~まいつたまいつた。今日はおっさんのくせにサーフィンに行ってきました。天気もよく、風もそれなりで波がいい按配でした。で、始めた早々は好調に乗れてたんだけど30分位したらどうもズボンがずれてくるのよね。立ち上がる度に半ケツになっちゃう。どーした?若かりし時なら、つるりとしていて人様にお見せしても平気な自慢げな筋肉質なおしりだったから良いけど、今はちょっちね。ちょっと動揺して調子狂ったので休憩。どうしちゃったかな~と思って水着を見たらパンツの紐が無くなっちゃってる~。ワチキとしたことが。何か代用できる紐ないかな~、浜に流れ着いてたりして~とか思いつつキョロキョロ地面探したけどそんな都合よくある訳ありませんわ。学生のころ友人に誘われて100万円くらい落ちてないかな~って竹薮見に行ったときを思い出してふと懐かしい気分になった。行方不明になっちゃった大賀君元気かな~?海外協力隊員目指すと言ったきりもう10年近く音信不通だもんな~。いやいやたそがれてる場合じゃない。残念だが諦めて再開しよう。再開。そして30分後。ついにその瞬間が来ましたわ。波を選んで選んで~「来た」っと同時にテイクオフ。成功だ。後はウェートシフトあるのみ。っておいおいズレちゃってまんがナ~。しかもペルフェクト。マルコメのダシ。略して~。せーのっ○出し~。人間って究極の危機感と共にアドレナリンが放出されるって言うけど、その通り一瞬全てがスローモーになって浜にいる連中が視界に入ってきた。やばい。見てるやつがいそうだ。どうしよう?次の瞬間思わず頭から水面に飛び込みました。周りのサーファーを見渡すとどうやら見られてなさそうだ。良かった。ほっ陸は?誰かこっちを指差してない?大丈夫のようだ。良かった。本当に良かった。でも本当?見てない?気遣ってみてない振りしてんじゃないの?もういいや。べつに。減るもんじゃなし。損するわけでもなし。おっさんだし。あ~。おっさんのくせに恥じらいを持ってしまった事の方が問題だ。これはポリシーに反する。こんなことではおっさん代表の座が奪われかねない。もっと修行せねば。と言う事でこれからは恥じらいをかなぐり棄ててオヤジ道に精進していくことを再決意した一日でした。
2004年07月03日
閲覧総数 4