日程3日目
朝目覚めると広島は曇り。なんとなくどんよりであった。
々迷ったのだが尾道へは呉線を使い瀬戸内海沿いにぐるりと
向かう事に決めた。
丁度観光列車に 瀬戸内マリンビュー
という列車があり、
速でもあるのでこいつを使う事にした。
■広島駅の鳩 平和の象徴である
■瀬戸内マリンビューの入線 なかなか綺麗な列車ですよ
広島版リゾートしらかみ号とでも言ったら良いであろうか。オールや浮き輪がまた演出的に盛り上げてくれている。
■瀬戸内マリンビューの車内 こ、これはなかなか・・・
呉線の名の通り、呉線は呉市を通る。呉市といえばあの有名な
戦艦大和の生まれた軍港の街である。その雰囲気を列車に
タイアップさせるとはなかなか斬新である。

■この 瀬戸内マリンビュー
はええじゃん広島DCで運行された
観光列車で、呉線の広島~三原を1日2往復している。
瀬戸内海を堪能するにはなかなか宜しい!
リゾートしらかみ号と同じ臨時列車なので運転日には注意です。
広島始発三原行きは10時06分、私はこの1号を利用。
終点三原までは2時間ちょっとの汽車旅

■まるで船に乗っている様な車窓が広がる。瀬戸内海の海岸線
ぎりぎりに線路が通っている呉線は最高に気持ちが良い。
やはり同じ海でも日本海とは全く違い、穏やかで優しい海である。
■車窓からの1枚
三原にはお昼過ぎに到着。ここから2駅先が尾道である。
■というわけで尾道に到着 あ゛~・・・ 帰ってきたぁ・・・

■相変わらず坂の多い街ではあるが、

■尾道 新千光寺道 この尾道の坂が空気が風景が忘れられず、
今回舞い戻ってきた訳だ。
尾道は映画の街であり文学の街でもある。尾道を舞台にした映画は
数多くあり、「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」は尾道三部作と言われている。志賀直哉、林芙美子といった文豪も尾道でその生涯を
おくった事でもしられている。

■尾道市 志賀直哉旧居
からの風景 志賀直哉はこの風景を見ながら
執筆していたんでしょうな。
■西國寺の参道 長い階段ずーーっと桜のトンネル状態
■千光寺公園
■千光寺公園から尾道市内としまなみ海道 ちょっと雨降ってきました。
尾道はこんなに魅力的でなにか引きつける力があるのに
どうやら若い人がどんどん少なくなっているみたい。
現によーく街を歩いていると空き家が沢山目に付く。
なんとも寂しい事だ。
坂が多く、てくてく散策しているうちに日が暮れました。
晩飯は定番ではありますが尾道ラーメンにします。
■つたふじのラーメン
ここ、つたふじは尾道ラーメンでも3本指に入るほどの有名なお店
いつも行列が出来、有名人もそりゃー沢山来ているみたい。この日は雨でしかも閉店ぎりぎりの時間だったのですんなり入れました。
んー確かにうまい。 が、個人的には去年入った壱番館のほうが好きかな
■千光寺公園の夜桜
日が完全に暮れ、明後日は仕事。そろそろ帰らなければなりません。
私は尾道駅に戻り、寝台特急富士の切符を購入。尾道駅に停車する唯一の特急列車がこの寝台特急はやぶさ・富士号のしかも上り東京行
だけのみ。
■23:48尾道発
去年の3月だろうか、一人で日本をぐるぐる歩いたその最後に
門司から東京まで乗った列車がこの富士はやぶさだったのを思い出す。まさかまた乗れるとは。その時ははやぶさ側に乗ったから今回は富士側を
あえて選択。
日程4日目
■東京到着
東京からは別に何もする事もないので速攻接続のこまちに乗り込み
秋田へと戻りました。
やはり広島は第二の故郷と言えるでしょう。
広島への移住を本気で考えてしまいそうになる。
しかし、現実はそうもいかない。
だから私は旅をするのである。 終わり。