アウトドアの交差点

あっちゃん6331

2019年５月から尾瀬林業（旧）にスカウト勤務ボランティアガイドから転身してプロガイドになりました。広報担当として尾瀬のPRイベント、出前授業・講演、環境教育事業の企画・運営、グリーントラベル尾瀬旅行取扱管理者など多忙を極めています。以前ガイドをさせていただいて皆さんにはガイドを提供できない状況となっています。ごめんなさい

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キャンプ道具　１　シングルバーナー　Cooker　No.１２

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テーマ： ■道具拝見(460)

カテゴリ：火の道具

梅雨も明も近いのでキャンプ道具の紹介をしたいと思います。

　子供の頃のボーイスカウトでのキャンプ。
　高校生の山岳部での山岳幕営。
　妻との恋愛時代のオートバイツーリングでのキャンプ。
　息子が生まれてからのファミリーキャンプ。

　　と４０年を越えるキャンプ生活をおくってきたので、キャンプ道具もガラクタを含め相当の量になります。

　そんな愛着のあるキャンプ道具を思い付くままに紹介して行きたいと思います。

　初めは、シンングルバーナー”Cooker　No１２”です。過去にはツーバーナーも使用したことがありますが、焚き火や、炭を使った料理が多くなり、淘汰されました。

　アウトドアグッズというと、ミリタリー（軍用）な道具も一つのカテゴリーになると思いますが、このストーブはイギリス軍が使用していた”Cooker　No１２”です。

ケース外観
Cooker　No.１２　外装

　ステンレス製の外装ケース、燃料タンク、風防を備え、オリジナルの真鍮製のバーナーが設置され、軍用品らしく素晴らしく頑丈な作り（一度だけポンプのチェックバルブのメインテナンスを行った。）や、野外での厳しい環境の中でも確実に料理できる風防など、一般的なキャンプでは明らかにオーバースペックですが、いつもキャンプサイトの片隅で待機しています。

蓋を展開　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風防の組み立て
Cooker　No.１２　蓋を展開

　燃料も灯油、ガソリンなんでもOKという仕様ですがバーナー部や、鍋が煤で汚れるのでホワイトガソリンを使用しています。　　

燃焼状況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　炊飯状況
Cooker　No.１２　青火点火

　プレヒートを必要とするので多少面倒ですが、ホープの灯油バーナーで育ったのでガソリンナーナーの着火はあまり気になりません。

　このストーブを実用に使用している人は、ほとんど居ないと思いますが、火力も程々に強く、強力な風防も付いているので風が吹きやすい川辺や海辺のキャンプ場でも、非常に使い易いバーナーです。
　何より潮風の中で使っても、吹きこぼしても、いつまでも錆びずに綺麗なのが良いです。

尾瀬の入り口戸倉温泉「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。
旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。