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2009.01.18
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カテゴリ: 宝石用語
今回は鉱物用語のお話

フローライト蛍光2
写真はフルオレッセンスの名の元となったフローライトの蛍光の様子


一口に蛍光と言っても様々なものがあるのはご存知でしょうか?
まず宝石コレクターの知る蛍光だけでも2種類あり、うちの一つは外部の光エネルギー供給が止まると発光も止まる「蛍光」フルオレッセンス
そしてUV照射を止めても発光し続ける「燐光」フォスフォレッセンス

蛍光灯や蛍光塗料は実質「燐光」といえますね。なぜ燐光灯としなかったのか疑問なところです

話がそれましたが、この蛍光・燐光のような現象を総じて「ルミネッセンス」と呼びます

そしてこのルミネッセンスは実に8種類もあるのです


このフォトルミネッセンスはUVランプや太陽光など光によって起こる蛍光・燐光のこと
フローライトや一部のダイア、ルビーなど様々なもので確認できるのでコレクターならば一度は試したこともあるのでは?
ちなみにこのUVランプは「長波」(LW)「短波」(SW)そして「中波」(MW)と三種類存在します
LWは360nm付近、SWは253nm付近の紫外線を照射できるようになっております
普通に売っている「ブラックライト」は大抵長波です。また100均などで売っているブラックライトはおなじ長波であっても360nm付近でないこともあり場合によっては400nm付近のこともあり、UVライトは可視光線をフィルターでカットしているのですがこれが弱いのかもしれませんね。長波のUVライトで見えるはずの蛍光の色ではない蛍光が見えたりする場合があります
ミネラライトの長波・短波兼用などのものを持ちたいものですが結構いい値段しますね・・・
またSWで発光するものが多いので俺も短波のライトが欲しい今日このごろです
フォトルミネッセンスはSWのみ、LWのみ、SW・LWで違う色など様々で非常に楽しいものです
なおSWは殺菌灯が一番近いのでミネラライトがない場合4wの蛍光管を付けれるライトに殺菌灯をつけても確認できますが、かなり目に悪いので絶対に直接見ないようにしてくださいね

また殺菌灯の場合目的が見るために作られていないため、上にもちらっと書いた可視光線の除去フィルターが弱く本来の蛍光の色ではない可能性もあります。安いのは魅力なのですがねぇ・・・


フローライトやクォーツ、フェルドスパー、雲母など多くの鉱物で蛍光を確認することができます。またスファレライト(ジンクブレンド)などは極軽くこするだけで光るものもあります。
しかしコレクターならば(特にルースコレクター)所有したものを割るというのはなかなかできるものではありませんよね
しかしご安心をw。身近なものでこのトリボルミネッセンスを確認できるものがあります
それがなにかというと「氷砂糖」です
部屋を真っ暗にして砕くと一瞬青白く光りますよ

元が砂糖なので砕いた後も紅茶に入れるもよし梅酒をつけるもよしで利用できますしね

また話がそれましたが・・・

放射線などの電子ビームで発光するものを「カソードルミネッセンス」と言います
鑑別するときにスペクトル分析をするときなどにも用いられております
しかし多くの方はもっと身近なところでこのカソードルミネッセンスは体験してるはずですよ
それはテレビ。ただし昔のブラウン管のものですが
画面に色を出すためにこのカソードルミネッセンス現象を利用していたのです
人工的に合成したカソードルミネッセンス現象を起こす鉱物を並べて、次々と電子ビームをあてて光らせていたのです

次に「サーモルミネッセンス」
名前でわかるかも知れませんが熱で発光する現象のことです
フローライトでも確認することができます
産地によっては掌の上に乗せるだけで体温に反応して光るものもあるそうです(ただしクロロフェンと呼ばれるフローライトの一種のようだ)


簡単に見れるルミネッセンスに「バイオルミネッセンス」があります
これは名称そのままで生物の生体内化学反応で起こるものを指し、蛍やウミホタル、夜光虫やホタルイカなど多く見れますね

最近発売されたばかりの有機ELテレビのような(実際にはバイオルミネッセンスに近いようだが・・・)、電界によって電子を励起させて蛍光発光させる「エレクトロルミネッセンス」
ELはエレクトロルミネッセンスの略です
このエレクトロルミネッセンスは発光ダイオードにも用いられています

そして音響波で起こる「ソノルミネッセンス」、化学反応によって起こる「ケミルミネッセンス」があります


蛍光の世界も幅広く、かつ美しく魅力ある世界だけにはまる人も少なくなく、蛍光鉱物のみを収集される方もおられるそうだ
かくいう私も徐々にはまりつつあってあれもこれもと欲しくなってきてます・・・
最後に有名な蛍光及び燐光する鉱物・宝石を載せておきます
今回はフォトルミネッセンスのみ載せておきますね
要望があれば他のルミネッセンスについてもまとめようかと思います
()内は蛍光・燐光の色
フローライト(LW・SW青、青紫、紫、黄色などともに各色)
カルサイト(LWピンクなどSW赤など)
アラゴナイト(LW・SWともにピンク、黄色、緑など)
オパール(ブラックオパールなど一部LW青、SWで緑など様々)
ダイアモンド(LW・SWともに青、ピンクなど様々)
ルビー(LW・SWともに赤)
エメラルド(稀にLW赤、黄緑SW同じだが弱め。ただし基本的にはしないので蛍光した場合は含浸処理のオイルが蛍光している場合もあり)
アレキサンドライト(LW赤、MW黄色、SW弱い黄色)
トパーズFタイプ(LW・MW・SW青色)
トパーズOHタイプ(LW赤SW黄色)
琥珀(LW・SW青)
ベニトアイト(LWなし、SW青や白濁)
ラリマー(LWピンク、SW黄色または緑)
ウィレマイト(LW・SWともに緑色や黄色。燐光もあることもある)
まだまだありますが書ききれるものではありませんねぇ・・・
ソーダライト、アウイン、ラズライト、オーソクレース、ヒューマイト、ノゼアン、ハックマナイト、タグトゥパイト、ダイオプサイト、スカポライト、アパタイト、ハライト・・・・・・・・・・・・・・・・・
うーんキリがない・・・この辺にしておきますか



なお翡翠(ジェード)は天然のものはLW・SWともに蛍光しないそうです(ごく希に黄色蛍光)
つや出しなどの加工をされたものや染色されたものはオレンジ色系の蛍光を示すそうです
天然ヒスイとして売られているにも関わらず蛍光したならなんらかの処理がされていると疑ってよいそうですよ
またルビーやサファイアなど熱処理されたものは斑点状の蛍光がでることがあるそうです
さらに天然ダイアモンドはLWで青い蛍光を示し(反応なしのものもあり)SWで弱い。対して合成ダイアモンドはLWで反応せずSWでゾーニング蛍光を示します
キュービックジルコニアやGGGやYAGなど模造ダイアの合成宝石も特徴的な蛍光を示します。このように鑑別にも役立つ蛍光の世界。あなたもはまってみませんか?





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最終更新日  2009.01.18 21:13:32
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