2020.11.08
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カテゴリ: 論調

​アメリカ大統領選挙、どうやら、バイデン氏の勝利が見えて来たようだ。トランプ氏の4年間が批判された結果であろう。日本のメディアのほとんどがトランプ氏の言動や姿勢に大方批判的だった。これは日本の良識感覚に拠るものと思われる。アメリカは建国当時から、荒々しい生存への熱意がベースにあって、開拓時代には、我が身を投げ打つような生存競争が熾烈であったに違いない。その意味から、アメリカ合衆国の本土の中心部は、その生存競争に打ち勝った人々の後裔が住んでいて、荒っぽくても、強い者への支持がベースにあるので、トランプ氏のように、向こう気の強い人が選ばれる土壌があると言えよう。一方、アメリカ合衆国の東部や西部は、出来上がったアメリカが育て、あるいは、その栄光を目指して住み着いた人々が多くを占めている。つまり、より先進的で融和的な勢力が控えている。今回の選挙戦は旧来の開拓魂の継承勢力と文化人権勢力の優位争いであったと言えよう。​






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Last updated  2021.04.12 19:50:06
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