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2008年03月14日
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カテゴリ: VQ1005

いろんなサイトにVQ1005の改造記事が載っていますが、私も挑戦してみようかなってことで、やってみました。

まず改造の方針としては

1.遠近の幅を広げる。
2.カバーを閉じたまますぐにシャッターが押せるようにする。
3.接写レンズを追加して、マクロも撮れるようにする。

では始めましょう。

1.遠近の幅を広げる。

このVQ1005は側面のレバーで遠景近景2段階のピント調節しかありません。
試写してみると、遠景側はパンフォーカスって感じで、なんとなく全体にピントが合っているようには思えますが、拡大してみると無限遠は微妙にピンが甘いようです。そして近接側は個体差にもよるようですが、私のものは1.5mぐらいに合っていました。
そこでこの遠近の幅を広げようと思い、改造に取りかかりました。

まずは分解からです。赤いカバーを取って、本体に付いている5本のネジを精密ドライバーではずします。取ったネジはなくなったら大変なので、必ず小皿か何かに入れておくことをおすすめします。

ケースを開けるときには慎重にはずします。中の基盤から短いリード線で、たぶんスピーカーと思われる金色の丸い金属板が両面テープで前面パネルの裏側に貼り付けられているのと、レンズ周りの部品がゴム系の接着剤で前面パネルの裏側に付いている場合がありますので、あくまでも慎重にはずして下さい。

ファインダーは全くあてにならないので綺麗さっぱり取ってしまいます。
レンズ周りの遠近レバーもはずします。黒い丸いプラスティックの外径を測ると14mmだったので、壊れたMDのメカからはずしたプラスティックのギアの中心にボール盤で12mmの穴を開け、黒い丸いプラスティックに少しきつめにはまるぐらいまで丸ヤスリで穴を少しずつ広げていきます。焦点設定のためや組み立ての際に何度もはずす必要があるので、はめ込む際には接着剤は使いません。

白いギアはSDカードドライブと干渉してしまうので、下の写真3のように削ります。こうすることで無限遠と近接の位置でギアが止まるようになります。
ピント調整.jpg


最後に上の 写真4 や下の写真のように元々のレバーが出ている穴をヤスリで広げます。上側もギアが当たるので長方形の穴を開けてできあがりです。
また黄色い矢印の部分も干渉するので削ります。赤い矢印の所にはめっちゃ小さいバネと金属ボールが入っているので、落ちないようにビニールテープで留めておきます。私は一度落としてしまい、床にはいつくばって小1時間探しまくるという修行をしたので、今ではこのような配慮ができるようになりました。(^^;)
前面カバー切削.jpg

工作が終わったらギアだけはめてカバーは付けずに、そのまま何度も試し撮りをしながら無限遠の位置を探ります。ギアが一番下の位置に来るところで無限遠となるように、試行錯誤します。(この作業が一番キツイのですが・・・根気よくやってみて下さい)

この改造でどのようになったかというと、下の写真を見て下さい。
近接は1.5mだったのが40cm~50cmぐらいまで近づけるようになりました。
遠景は今までよりも無限遠が出るようになりました。

ピント測定(近景).jpg

近接は正確には45cmぐらいでしょうか。
この写真は中心部をトリミングして拡大しているにもかかわらず、なかなかいい描写をしていると思いませんか。




では次の改造です。


2.カバーを閉じたまますぐにシャッターが押せるようにする。

これは多くの方がやっている改造です。
まず、本体を奥まで押し込んだ状態から本体をスライドさせてレンズが前面カバーの穴の位置にぴったりくる状態までの移動距離を正確に測ります。
そして赤い前面カバーの穴の中心から右にその距離を取って印を付け、ドリルで穴を開けます。開ける穴の直径はレンズ穴の直径に合わせます。ドリルは焦らず慎重にゆっくりと使いましょう。力を入れすぎると銀色のパネルが割れてしまうことがあります。
えっ?「おまえ割ったんだろう」って?
ハイ!もちろん割りましたよ。それが何か?

次に押し込んだ状態でのシャッターボタンの位置にも四角い穴を開けます。

前面カバー穴開け.jpg

ハイ、これでいつでも即座にシャッターが押せるようになりました。

で、最初から開いている穴(向かって左側の穴)はどうするかというと、そこに接写用のレンズをはめ込むわけです。


3.接写レンズを追加して、マクロも撮れるようにする。

使うレンズを百均に行って探したところ、「トゲヌキレンズ」が小さくて良いかなということで買ってきました。でもよく見ると「7倍」と書いてあるじゃないですか。7倍???ちーと倍率高すぎね?
まっいっか、超マクロもおもしろそうだ、ということで計画続行デス。
レンズ周りの黒い縁をニッパーで割って取り外し、後はレンズに傷を付けないように気をつけながら慎重に平ヤスリで削って行きます。とにかく小さな作業なので、眼鏡やサンバイザーのようにかぶる拡大鏡が必需品です。穴の経に近づいたら、今度はレンズの裏側が小さくなるように斜めにヤスリをあて角度を出しながら最終調整します。
出来上がったレンズは瞬間接着剤の点置きでカバーに付けます。

接写レンズ.jpg

これで完成です。

完成01.jpg



 で、結果その写りはと言うと、これがまたびっくり、まるで顕微鏡の世界です。

マクロ1.jpg

サツキの新芽


マクロ2.jpg

ツバキの花芯


マクロ3.jpg

苔(コケ)

どうです? ケッコー来てるでしょ?
レンズから被写体までの距離はだいたい3cmぐらいです。

このVQ1005は色が元々特異な上に、ここまで近づくと、それはもうめくるめく世界というか、ハッキリ言って「未知との遭遇」です。

これはハマるしかありません。(^^)






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最終更新日  2008年03月15日 00時55分18秒
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