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いもようかん♪さん前回に引き続き、校長先生の
「今なぜ親学が必要なのか?」という講義では、
感性を育てる教育がいかに大切か!ということを
教えていただきました。
以下、校長先生の講義内容をまとめてみました。
人間には、「感性」と「知性」があります。
感性とは、生きる力です。
そして、知性とは生きる手段です。
人間の体の仕組みは、生まれた時にだいたい
出来上がっていますが、心の方は、きわめて未熟です。
ほとんどサルに近い状態といっても過言ではありません。
その赤ちゃんを、20年かけて人間にすること、
日本人にする作業が必要となります。
その作業、すなわち ヒトの教育とは、
感性を育てること
に他なりません。
何がいいことで、どんなことが嬉しいことなのか、
美しいとはこういうことで、
清掃したらとても気持ちがいい!
こうしたことを子供に言って聞かせ、また、
子供に経験させること、すなわち感性を育てるのは、
人生最初の教師である、親の役割です。
感性の教育は早ければ早いほど良いとされます。
(とくに3歳までが大切だと言われています。)
昔からよく言われている、「三つ子の魂百までも」
ということですね。
しかし、戦後の日本の教育は、めざましい
経済的復興を遂げるには役立ちましたが、
心の教育の面では、走る方向を間違えてしまったと
言わざるをえません。
道徳を教えずして、権利ばかりを教えました。
公の精神、家族の絆を軽んじ、
個人主義を推奨した結果、
自己中心、利己主義の人間が出来てしまいました。
あまりに好き勝手なことをする親、子供、
政治家、経営者・・・
今一度、日本の古来の格言にある
「しっかり抱いて、そっとおろして、歩かせる。」
という子育てに立ち返り、親としての力を高める
「親学」を多くの方に学んでいただきたいと
思うのです。
子供にとって、一番大切なものは何でしょうか?
家庭の温かさ?
おかあさんといられること?
経済的に豊かになること?
自由を与えられること?
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