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電話の向こうで、談志師匠がフトンの中から、イキも絶え絶えのかすれ声で、「もうダメだ」とくりかえす。カゼをこじらせて、今夜の独演会がどうなるかわからねえ、という。クスリも飲まず、医者にもいかないのだから当たり前だ。陳のご隠居は眼、師匠は風邪、二人ともこれじゃ世も末だよ。心配だから、今夜の独演会覗いてみるが、歳とケンカしても勝てないね。ムリしない、頑張らない、これが一番なんだけど、なかなかそうも行かなくて、つい頑張る。オトコは不器用だからね。談志さんに早く回復してもらわないと、陳のご隠居が困ります。ナンマイダ。
2006/01/31
株式市場が今日も好調で、狙った株が買えません。上げ相場はまだ続き、マスコミ主導の株ブームがさらに加熱しそうです。今後、下げる局面があったら買いの注文をだすことにして、しばし様子見です。小遣い稼ぎの、ネット利用者はまだまだチャンスありだと思いますが、ご隠居は短期売買が嫌いなので、ここはお休みです。買い場をのがしてザンネンです。次の機会を待ちましょう。今日も一日、何にもしないで終わります。眼が不自由なのは、ホリエモンの拘置所暮らしに匹敵する苦痛ですよ。では、また気がむいたら。
2006/01/30
大学時代の教え子であった二人の若い人に、しばらく振りで会った。住職の木村君と、自称フリーターの宇田川君、話がはずんで楽しかった。自分も若い日に帰りたい。 ★相変わらず、テレビはライブドア一色だが、小泉総理とホリエモンは類似体質だ。どちらも、かなりいかがわしい部分があり、テレビを利用して大衆をだまくらしてきたが、ホリエモンは短期で化けの皮がはがれた。小泉さんの化けの皮は、あと数年かかっていくらかボロがでる程度だろう。改革の光と影の部分の賛否はともかく、総理は法律違反をしてはいないからボロの出方も少なくて、晩節を全うできる。運のいい人だ。 ★最近テレビにでてる連中がよく口にする迷セリフ。「日本はおかしくなった」「ニホン人はいつからこんな、ダメな人種になったのか」「悪い世の中になった」などなど。バカいちゃいけない、この国をダメにした大半の責任は、ほかならぬテレビだよ。テレビが無責任でいいかげんな画面を垂れ流したからだよ。それを忘れて、日本人の批判なんかする資格がありますか、テレビの出演者たちよ。 ★テレビってのは、単なる見世物である。それも、いかがわしい三流の見世物だ。そのテレビが、警察や検察になったり、裁判官になったり、ただのオバサンが偉そうなお説教を垂れたり、頭の悪いバカが娘がにわか正義漢をきどったり、仲間うちで持ちつ持たれつの悪ふざけをしたり、この程度のバカ騒ぎの仕事しかしてないくせに、いつのまにか、第四の権力になりあがってしまった。これが、わが国にとって一番怖いことではないのか。
2006/01/29
今日の午前中、落ち込んで寝ていたが、その理由がわかったよ。株がメチャメチャに上がったんです。このところ、ずっと上昇相場です。けっこうな話ですが、ご隠居にとってはガックリ。なぜなら、自分の持ち株を先日の暴落時に、狼狽して、まとめて売却してしまった。赤字ではなかったけど、取らぬ狸のなんとやらで、儲けそこなったわけ。ところが売却して一週間後の今日、すごい上昇です。「売らなきゃ、よかった。,持ってれば、よかった」という後悔です。株は、買うよりも売り時が難しい、これは常識ですから、こんな初歩のことでガックリくるなんて大バカですけど、ここが老化なんでしょうね。水のんで、もう忘れましょう。また、別の、検討中の銘柄を買います。今日はほんとに、我ながらみっともない日でした。
2006/01/27
眼が不自由になってから、何にも出来ず、毎日ごろごろ寝て暮らし、週一ぺんテレビ収録のため、半蔵門のMXテレビのスタジオに行くだけ、こんな情けない生活になりました。けっこう辛いものです。眼のせいか、時々、頭が痛くなったり、吐き気をもようしたり、目まいでふらついたり、ろくなことがありません。健康ならナニやっても、人生は楽しいのに、どこかに故障があると、最悪です。生きてるだけで、すごく疲れます。泣き言をいってもはじまらないので、外見はフツウにしてますが、早く目が治るか、さもなきゃ、この世から消えたいでず。人の批判する元気ももうないし、仕事する気力もない、時代の動きにもついていけません。窓際のカーテンにぶらさがってるだけです。幸い、来月からとうぶん休めるので、少しホットしてます。老人になったせいもあるが、眼がダメになったのは致命傷です。故障のなし健康な人がうらやましいです。こんな泣き言を公開するのは恥ずかしいけど、本日27日金曜日お昼における本心です。小菅にいるホリエモンより、まだいいか。次回はもっと気のきいた、面白いことを書きたいです。失礼。
2006/01/27
このごろ、株ブームとやらで、ご隠居の周辺でもにぎやかにこの話題が展開されている。あたしとしては、検討中の銘柄を紹介し、「買う、買わないは、自己責任だよ」と、タテマエでお茶を濁す。具体的な会社としては、NTTドコモ、キヤノン、トヨタ、東芝という優良銘柄をはじめ、住金、インデックス、三菱マテリアル、こんなところかな。ほかにも、いろいろあるだろうが、株は自分で買って、授業料を払わなけりゃイミがない。ご隠居は、これらの銘柄の中で、相場の動きを見ながら、どれかを必ず買うけど、一年以上、持つつもり。短期の売買はやりません。勿論、信用取引もダメ。怖い。現物買いである。でもさ、株なんて、蔭でひっそりやるもんだね。こんなところで広言する奴、つまりあたくし、こういうのは、ただの耄碌じじいだよ。ハンセーイ、反省です。サルかよ、お前は。
2006/01/25
今日もヒマで退屈なので、チンペイ隠居としては、ついついテレビのホリエモン事件を見てしまいました。楽しいねえ。人の不幸は蜜の味だよ。ざまーみろ、いい気味だ、という声が巷ではおおいらしい。中には、「堀江の出現で日本がよくなる、と期待したのにザンネンだ」というピントはずれのコメントもテレビでやってたが、人生いろいろだねえ。おっと、これは小泉クン得意のセリフだったよ。政治家の釈明も、みっともないねえ。「選挙と今度の事件は別問題」と総理クン。「党に頼まれて応援に」と竹中クン、「個人として応援」と武部センセイ。どれも、お気楽なもんだ。ま、この調子でホリエモンのボロが次々とでてきて、事件の全容解明が見えてくるだろうが、ここらでマジメな国民もやっとホントのことを知る。あとは政治が、この事件を教訓にどう生かして法整備をしていくか、これですね。、
2006/01/24
ホリエモンの事情聴取が始まった。ご隠居・陳さまとしては、先週のMXテレビで予告したとうりなので、驚かない。逮捕も早まる、そんな気もする。次々に悪賢い手口が、テレビで報道される。ご隠居の知らないことも一杯あって、今更のように、こいつらの悪どさに舌をまく。皆の衆も、今やテレビで情報通だろうから、ご隠居はもうコメントしない。ここ一、二年の、このページ「陳談通信」を読み返してもらえば、「ホリエモンの化けの皮はいずれ、はがれる」と断言したご隠居の見方がわかってもらえると思う。ホリエモンは、近鉄買収の時から大ウソをつき続けていたのに、マスコミはぜんぜん気ずいていなかった。株主総会で見せた涙は、くさい演技だよ。だまされた株主こそ、あわれだが、かってもこういう詐欺師もどきの奴はいたからね。ホリエモンたちは、法律のウラを研究し尽くして、えげつない金儲けを実行したのさ。今後の展開は、マスコミが随喜の涙を流す東京地検ペースとなるけど、小泉さんと自民党の責任は、内閣支持率の低下でケリがつきそうだね。強運がまだまだ続くか、小泉無責任総理クン。
2006/01/23
新刊が送られてきた。森田実著・「小泉政治全面批判」だ。日本評論社というところから手紙つきで、PRしてくれという。目次を見る限り、同感の見方が多い。「小泉革命は日本を潰す」「小泉革命の真の狙いは日本のアメリカ化である」「日本のマスコミは日本を破壊する」など、本文を読みたくなる。が、残念ながら、眼が悪くて活字が全く読めない。PRしたくても、ムリだ。何たることぞ、自分の眼を恨むしかない。 ★小泉いいかげん総理も、最後の国会は苦しくなりそうだ。圧勝の余勢を駆って、やりたい放題のひとり天下政治をもくろんだらしいが、どっこい、政治は一寸先がヤミだから、ヒューザーやホリエモン事件の展開次第では、小泉自民党は苦しくなりそうだ。追及する民主党は大丈夫かな。マスコミも、このモンダイで小泉追及ができるか。泰山鳴動ネズミもでないで、小物だけがいけにえかもな。伊藤公介はもっと堂々と、説明責任を果たせよ。ウラがあるのはミエミエじゃないか。自民党幹事長の武部某、大臣の竹中某など、むろん総理の小泉も含め、ホリエモンを改革の同志、将来の日本を背負う立派な政治家、と選挙でベタぼめした責任をどう思ってるのか、少しは語れよ。マトモな人間なら、恥を知れ。これ以上とぼけると、信用なくすよ。
2006/01/22
いやはや、ライブドアの悪いネタが次々とでてくるね。来週もこのネタは、マスコミのおいしいエサになるだろう。ライブドアの株を買ってた欲深で軽率なお人よしたちが、株価暴落でホリエモンを恨んでるらしいが、株は自己責任だからいたし方ない。ホリエモンの正体を見抜けず、テレビに操られてこいつを信用したおのれが悪いのさ。陳平のHPを読んでいたら、こんな食わせ者には騙されなかったと思うけどな。今日から国会が始まったが、小泉クンとホリエモンは類似体質だよ。去年の選挙で、ホリエモンを大評価したことなんぞ忘れて、この事件から逃げたがってるようだが、無責任総理の面目躍如だね。小泉クンの化けの皮は、任期中はどうやら、はがれないね。明日放映のMXテレビで、談志師匠、吉村エジプト教授とともに、ホリエモンの悪口をほんの少々、ぶちまけたが、今夕すでに堀江側近らが事情聴取されたとは、展開が早いね。地検の自信の程がうかがわれる。ホリエモンが呼ばれ、逮捕?となるのも時間の問題かな。この事件で、溜飲をさげ、いい気分になった年配者も多いことだろう。しばらくはこの陳さまも、ホリエモン・ニュースを楽しむことにしよう。
2006/01/20
ホリエモンのせいで、世界の株式市場がふりまわされたね。この陳じいも、持ち株の半分を売った。赤字じゃないけど、狼狽売りしなくてもよかったわけで、株てえのは、買うのはやさしい、売るのがむずかしい、この当たり前のことにまたまた気ずかされたよ。信用取引をやってる人は、厳しかったろうな。小口のシロウトはどうってことなかったのでは?それにしても、株に大衆の金があつまりだして、ミニバブル状態らしい。ああまりの低金利に、お金がガマンできなくて、うごめきだした感がある。投資信託あたりなら、ま、無難だけど、短期の株売買はこわくて、陳じいはとても近寄れんわい。上昇相場しか知らん主婦や若者は、怖いもの知らずだから、危なっかしくてついていけないな。みんな、自分の金でやるんだから、関係ないか。ところで、陳平クンの目だけど、長期戦覚悟の治療になりそうだ。過去のたたり、と割り切るしかないよ、大それたことなんかしてないのにね。せいぜい、オンナ関係だけなのに運が悪いよ。
2006/01/20
陳じいとしては、ヒューザー小嶋の証人喚問よりも、ホリエモン事件のほうが興味があった。小嶋は、証言拒否で逃げまくったが、このモンダイは捜査当局にまかせるしかない。アネハ、オジマ、この二人より、ウチカワのほうが悪質みたいだけどな。ホリエモンに関しては、去年から、こいつはうさんくさい食わせものだから英雄扱いするな、と陳じいはテレビに警告してきたが、予想どうりの展開となった。ホリエモンを時代の先駆者扱いして大宣伝してきたテレビのキャスター、コメンテーターの連中は、恥を知れ。この両人へのコメントは、ここらでおしまい。ところで、今場所の大相撲は久方ぶりに面白いね。毎日、夕方が待ち遠しい。眼がもっと見えていたら、いいのにな。
2006/01/17
昨夜は若手の落語家8人と女流講釈師を交え、「平成噺し座」の第一回をやった。まあまあの出来だったが、客席が半分しか埋まらず、次回が課題となる。わかい連中が上を目指して頑張る姿を見るのは楽しい。自分の昔を思い出す。きょうは土曜、明日は日曜、やることが全くない、いや眼がダメでなんにも出来ないので、ボンヤリ時間をつぶすしかない。ひたすら我慢の子である。春には、広い野の空気を吸いたい。いつの間にか、74歳になってしまった。談志さんは古希、70歳だ。二人とも、クスリなしでは眠れない。ご両人、いつまで生きることやら。
2006/01/14
今日は曇りで寒い。昼間は、家でテレビを見るしか時間のつぶしようがない。昨夜は、10チャンを見ていた。「新・京都迷宮案内」だったか、8時からの一時間ドラマはつまらなかったが、次の「けものみち」は鳴り物入りのPRに釣られて楽しみにしていたせいもあり、けっこう面白かった。原作の書かれた時代は、こういう展開も刺激的だったが、今はこっちが歳のせいもあり、どうしても距離を置いてしまう。眼が不自由で画面がボンヤリとしか見えない特殊事情もあるけど、次回も見てみたい。最近のTVドラマは、時間つぶしの駄作が多いけど、時々、面白いのにぶつかるね。それらの共通点は、脚本が女流作家であること。ちなみに、お笑い芸人たちのネタは枯渇してきたね。放送作家に頼ると、すぐダメになるよ。今日は、ここまでで眼が痛くなったから、おしまい。
2006/01/13
眼が不自由で読み書きがダメ。仕方なくテレビを見る機会が多くなった。夕方のワイドショウはどれも似たり寄ったりの内容で、オンナのキャスターが力むだけ。ネタの処理がどこもワンパターンだから一局見れば、間に合う。むしろ拾い物は、夜ドラマの昼間再放送だ。「相棒」なんてのも面白いが、「黒革の手帖」をまとめて連日再放映したので、この話題作をはじめて見た。津川雅彦の役がいいね。役者を楽しんでるよ。昼間見たせいか、元OLが男のウラを脅して銀座でのしあがっていく過程そのものにムリを感じたが、夜見ていた人たちにとって、こういう非日常の世界は茶の間に受けただろう。バラエテー番組も良く見るが、これに欠かせないキャラは、<オカマ、あばずれ、バカ、仕切り> この四役をそろえてバカ騒ぎするのが、制作の基本らしいな。どの局も男女とも、同じ顔ブレだからすぐ飽きる。やっぱり、カネと時間をかけたドキュメントが、この歳になると面白い。とはいえ、テレビ見るしか、やることがないのはつらいね。
2006/01/12
明日13日夜、池袋の芸術劇場小ホールで、二つ目の若手落語家を集め、競演会第一回をやります。陳さまは挨拶だけですが、隔月で年6回の公園を予定してます。この中から、将来の大器を出したいのだが、さてどうなるか。若い人たちと付き合うのは楽しいが、うらやましさもあり、若きあの日に帰りたいという思いが強くなります。今日はやや暖かいですね。午後、散歩にでかけます。
2006/01/11
眼の具合がまだ正常でなく、視力が回復していない。年賀状をたくさん頂いたが、お名前を読むのがやっとで、返事などとうてい書けなくて失礼することに。眼が不自由だと、人生まことにつまらない。眼がみえるだけで、生きてる楽しみは倍増だろう。もう二ヶ月も、この不便に耐えてるが、サルの目でいいから交換したいよ。情けない新年だね。一日が長くて長くて、困ってる。
2006/01/09
東京MXテレビの新年第一回目の放送でも、6日の下丸子プラザ寄席でも、談志師匠は、老人をぼろくそにけなした。「早く死ね」「生きていてもイミがない」「老人にカネなんかやるな」と、正月そうそう、もう云いたい放題。自分が古希になったので、自分の老いに腹をたてているのだろうが、お客は面白がって笑う。「親だって邪魔だから、ホンネでは早く死ねばいい、とおもってるんだ、誰でも」といえば、これまた拍手だ。そして挙句は、「あたしは今年、死にますから」談志も陳平も、カラ元気で威張っているが、どう見ても老人である。若者から見れば、唯のじじい、にすぎない。生きるのがつらい、これは談志師匠の口ぐせ。でも、惰性で生きる。生きるしかない。こうして新年が始まった。談志さんは、相変わらず売れっ子で、落語以外でも忙しい。仕事してる時だけが楽しくて、あとは生ける屍らしい。本人がそういってる。この陳さまはそれ以下で、マメに仕事もしたくないし、依頼ももうない。老醜むきだしで、好き勝手に生きるしかない。他人に迷惑かけてもいいから、いい加減に余生を楽しもう。「陳談通信」は、新コーナーで、「ひょうきん老人バカ日記」を次回より連載します。気がむいたら、覗いてね。
2006/01/07
おめでとうございます。静かなお正月ですね。もう三日が過ぎようとしています。ところで正月のTVは、箱根駅伝だけ見れば満足ですね。今年はとくに、優勝候補が潰れて、伏兵が一位、二位となり、最後まで画面に釘づけでした。寒いので、初詣では省略。おせち料理らしきものは、頂き物で満腹でした。5日からまた、週一で病院です。まだしばらくは、通院でしょうね。この夜、TVの収録があり、6日は「談志独演会」で、新春放談を両人で30分やります。そのあと、週一のペースで仕事をしますが、もう勤勉の二文字は返上です。依頼も激減したし、ご隠居といわれて大事にされたほうが、気分いい。パソコンも若い人にやってもらい、しばらくは手抜きでラクをしたいです。これから、紅茶で浅草亀十のカステラを食べます。入院中に、カステラの味を覚えました(?)。
2006/01/03
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