PR

×

プロフィール

choi-mani

choi-mani

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

カテゴリ

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2008年11月13日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
我が子が英語の宿題をやっている姿を見て、自分の学生時代のことを思い出したのだが、同じ事をやっていても、意識の持ち方次第で、苦しくもなるし楽しくもなる。

好きな事なら何時間やっても苦にならないが、好きでもない事は1分だって嫌なものは嫌なものだ。

中くらいのレベルの高校で中くらいの成績だった自分は、当時、とある分野にのめり込んだせいで、学校の勉強は放り出し、それに関連する洋書に手を出すこととなった。

その分野に関する日本語の本というのが本当に無くて、とある1冊を手に入れた時は本当に嬉しく、言葉に言い表せない感動があった。

そして、片手に辞書、片手に洋書の日々。

その本の内容を完璧に知りたくて、学校でも自宅でも、辞書を教師とあがめて読みふけったのだが、だからといって学校の英語の成績が上がるわけでもなかった。

「なんで、そんなに勉強すんの」と言われたこともある。

スキーが好きな連中がスキーの本を読むように、自分はその本を”読んで”いたわけだから、勉強している意識は全くなかったが、高校2年生くらいでハードカバーの洋書を読むなんてのが、当時はやっぱり珍しかったのかもしれない。

本の内容を話せば「馬鹿か、お前は」と言われそうな分野のものだが、辞書を片手に洋書を読むという行為が、周囲にとっては「勉強」というふうに見えるのも理解できないではなかった。



何しろ、教科書というのは面白くない。

興味のない分野の本を読まされるのは、小中学校の読書感想文でウンザリしていたし、そもそも内容を知りたいとも思わないような文章を読むために辞書を開くのは面倒でもある。

そういうわけで、教科書は流し読みして、分からないところは想像力でカバー、授業中にあてられそうな時だけ単語を調べて…というような態度で臨めば、当然のことながら成績が上がるわけもない。

それでも高校在学中に4冊ばかり洋書を読み終えた?頃には、”英語の原書と翻訳書が並んでいたとしたら、自分は安い方を選ぶ”と明言する気になっていた。

後年、同じ本をパラパラと流し読みしてみると、誤訳というか、勘違いしていた部分にも気付いたのだが、それはそれで当時の情熱を思い出して、若かった自分を微笑ましく思ったりもする。

もし、その興味を持った分野の本がロシア語でしか出されていなかったとしたら、ロシア語の辞書を片手にロシア語の本を読んでいたのかもしれない、と今は思う。

確かに中学3年間+高校1年間という4年間で教わった外国語は英語だけであるから、英語の洋書に目が行くのは自然な流れではあるのだけれど、ある本で紹介されていたのが英語の原書でなかったら…。

結果として大学では英文科に行くことになったのだが、1年半ばかりの間に身に付いた精読と流し読みの使い分けの「癖」が役に立ったのは言うまでもない。

とはいえ、大学でも相変わらず、好きな分野では「A」評価がもらえるものの、興味のない分野では「C」評価しかもらえない、というような成績だった……「D」評価だと単位がもらえないので、大嫌いな食べ物を薬と思って飲み込むような、そんな苦行をした事は、まぁ、数知れずだ(笑)

その時の気分を今振り返ってみれば、結局のところ、好きになれば苦行ではなく楽しみになるし、楽しくない事は長続きしない、という当たり前の結論に達してしまう。

インターネットを彷徨えば、英語を勉強している人は多いし、何か良い学習方法は無いかと探し続けている人も多い。



本当に自分自身が好きになれる分野を見つけた時、それは勉強という名の苦行ではなく、楽しい経験になるだろうと、経験からそう思う。

我が子には、マイナーであろうがメジャーであろうが、仮に大半の人間がそっぽを向くような分野であろうが、自分だけのそうした分野を見つけてもらいたい、と思う。

たいした事を教えてやれない馬鹿親の、これが、唯一にして切なる願いである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年11月13日 18時04分12秒
コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: