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2012年07月13日
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停年後の楽しみに、旅行とともに、日本の 古典文学書朗読 を始めたことを、 6月18日のブログ に書きました。

古事記 から読み始めて 萬葉集 に進みましたが、こんな古典の中にも 野菜 が時々出てくる、それも食べ物としてだけでなく、物語や歌での情景表現の材料としても使われていることに興味を持ちました。

それで一旦初めに戻って、 野菜 についての記載のある箇所に、ラベルを付けていくことにしました。

4年ほどかかった 古典文学書朗読 野菜 の登場する箇所を読み返しました。そのころ購読していて、ときどき投稿もしていたにこの話をしたら、取材に行くと言って記者がやって来ました。

それからしばらくして、この新聞の文化欄に   「 古典文学に野菜いっぱい 」  との題で写真のような記事を掲載してくれました。


「古典文学に野菜いっぱい」の新聞記事
古典文学に野菜いっぱい」の新聞記事

これが掲載されると、 「 記事を読んだ 」 といって古い友人から手紙が来たり、他の 新聞社 からの取材を受けたりしました。また、これをまとめて本にしろと、いくつかの 出版社 から誘いがありました。

今までも同じ専門の先輩たちが大昔の 野菜 野菜 を記録的に調べたものばかりでした。

私は、それよりも、 野菜 がそれぞれの 古典文学作品 での、 季節の表現や情景描写や比喩 などの材料としての使われ方に重きを置いて、著書を書いてみようと考えました。

野菜 挿絵 も描いたので、原稿の出來上がりまで1年近くかかってしまいました。

単行本にしてくれるという大阪の出版社を選び、数回の校正を経て、 平成10年(1998年)8月 、  「 古典文学と野菜 」  の書名で刊行。この種の本は珍しいと思われたのか、この年の 日本図書館協会選定図書 に選ばれました。おもに各地の図書館が買ってくれたようです。


著書「古典文学と野菜」
著書「古典文学と野菜」

停年退職後、何か仕事らしいことができたらと思っていましたが、あとに残るものができたのは、ほんとに嬉しいことでした。気がつくと、私の60歳代も終わりになっていました。








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最終更新日  2012年07月13日 16時54分47秒
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