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2004年03月12日
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今はあまり出演作が少なくなってしまったが、フランコ・ネロという男優をご存知であろうか?クリント・イーストウッドやジュリアーノ・ジェンマと共にマカロニ・ウエスタンが生んだスターであった。
フランコ・ネロとヴァネッサ・レッドグレーヴという、そのキャリアが対照的な二人が共演した映画が「キャメロット」(67年)である。アーサー王と円卓の騎士を描いた豪華なミュージカルであった。
このとき、アーサー王を演じたのがリチャード・ハリス。レッドグレーブはその妃のグェナヴィアを、彼女と恋におちる騎士ランスロットをフランコ・ネロがそれぞれ演じていた。
そして、二人は実生活でも恋におちたのである。
レッドグレーヴがその自伝でネロのことを「彼ほどハンサムな男性には会ったことがなかった」とか「これほど絵になる人は初めてだ」と述べている。
ここで断っておくと、ヴァネッサ・レッドグレーヴの父親はマイケル・レッドグレーヴというサーの称号を持つ名優であり、知的で端正な顔だちであった。俳優一家であり、彼女は、当時の多くの俳優たちの中で幼い頃から育っており、充分にハンサムスターに囲まれていたはずであるが、それらとは別の美をフランコ・ネロの中に見出したのであろう。
彼女の自伝は「ヴァネッサ・レッドグレーヴ自伝」(平凡社)として邦訳があるので、是非、ご一読をおすすめしたい。
内容は女優の自伝というより、一人の社会運動家の自伝といった方がいいような内容である。
それにしてもイギリス女性はイタリア男に弱いだなと思った次第。





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最終更新日  2004年03月12日 23時42分41秒
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