
先日の嶋村光夫氏が現存の日本のフランス料理界の最高峰とすれば、ポール・ボキューズ氏は存命中の人物では間違いなくフランス料理界の最高峰でしょうね!約50年に渡り三ツ星を維持し、MOFフランス最高職人賞や勲章も複数受章していて、まさにフランス料理界の王者です。ボキューズの前ではさすがにロブションやデュカスでも大きな顔は出来ないでしょうね。
この前の月曜日にふと思い立って、神田神保町の古本屋街に行ってきました。手に入ったのがこれ。日本では出版されていない原書判でした。


目次を見ると、リヨン、プロヴァンス、イル・ド・フランス、ノルマンディ、ブルターニュ、、など地方別になっていてそれぞれの地方料理をボキューズ流に仕上げてあります。フランスという国は地方ごとに別の国と言えるほど食文化が違うので、シェフは自分の出身地の料理を得意とする人も多いですが、さすがボキューズ!すべての地方料理をしっかり身につけていますね!そういう点でもフランス料理の王様と言えます。
とても勉強になります。最近料理書はフランス語のほうが読みやすいくらいで、下手な人が訳した本よりよほどストレスなく読めます。良いものを手に入れました。どうもアマゾンばかりで本を買いがちですが、たまには本屋に行くのも良いものですね、、。ちょいと猿楽町まで足を延ばして老舗蕎麦屋の松翁さんに行ってきました。とても良いお店でお酒もつまみも気が利いていて美味しかったけれど、やはりうぶすなさんの蕎麦のほうが香りがあるなぁという感じかな?
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