CoCo Pujer

2007.09.11
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


なんといっても、育ててくれた祖母が、日々、作ってくれていた煮物たち。

おから煮、ひじき煮、大根と里芋の煮物、ゴボウのきんぴら、レンコンの炒り煮・・・

そう、たくわんやぬか漬けなどのお漬けものも、絶品でした。

決していい材料を使っていたわけではありません。(キッコーマン醤油に、田舎のスーパーの油揚げ。など)

でも今思えば、祖母は、1つ1つの素材への扱い方が違ったように思います。

数年前、佐藤初女さんの横で料理を教わった際にも、その材料を扱う手つきが、あまりにも祖母に似ていたので、思わず涙が止まらなくなってしまったことがありました。

まだ逝ってすぐの頃でしたので。


そしてさらに、もう1つのごちそうは、



ひいじいちゃんは、まだ今のように雑穀ブームなどが全くなかった頃から(私が小学生の頃)、我流で1人、もくもくとキビを育てていました。

脱穀してくれる精米屋さんもなくて、最初は手探りだったようです。

キビは鳥たちの大好物なので、畑全体に網をかけるのにも苦労していました。

今年86歳。

「今年で、へえ、おしまいにするずら。」(←甲州弁) と言っています。

ワタシにとって、世界一のごちそうです。

写真で、上にのせているのは、金山寺味噌もどき。

味噌や甘酒を作るために買った玄米麹がたくさんあるので、作ってみました。

麹に、醤油・みりん・昆布の細切り、するめなどを混ぜて発酵させます。
山陰地方の常備食で、同居人のL将軍のお母さんから教わりました。

金山寺味噌は、本来は麦こうじから作るものですが、試しに玄米こうじで作ってみたら、これが、お餅にぴったり合う!


「麦こうじは、ご飯」に合って、
「玄米こうじは、お餅」に合うなんて、なんかおもしろいなと思いました。


  もうすぐ敬老の日。

  ひいじに何を送ろうかな。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.09.12 08:24:21


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: