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前年のエッセンから今年のエッセン直前までの「ゲーム年度」で印象に残ったゲームから10タイトルを選んだ。すでに国内で高評価を得ていたり、広く流通したりしていて私が紹介するまでもないものはできるだけ外してある。あまり評価を聞かなかったり、システムがちょっと独特だったり、冷静に判断すればクソゲーなんだけど不思議と面白いからプレイして欲しいものなどを列挙した。今年度私が初めてプレイしたゲームから選んでいるので新作とは限らないし、プレイした順に挙げているだけで順位付けなどはしていない。●A Distant Plain ウォーゲーマーがプレイして楽しめるユーロゲーム兼ユーロゲーマーがプレイして楽しめるウォーゲーム枠(長い)。「1775:反乱」とどちらにするか迷ったが、より新しいこちらにしておく。私がプレイ済みのCOINシリーズでは最高傑作(ただし「Fire in the Lake」は未プレイ)。基本ルールは1作目からほとんど変わっていないのだが、新作のたびにほんの少し追加される固有のルール(テーマを再現するためのもの)が洗練されてきてる気がするね。何とかこのシステム使ってファンタジーテーマのゲームを(ry●ウゴ!(UGO!) トリックテイク枠。これも内容的には「辛いだけでいいのか」と甲乙つけがたかったが、テーマがより好みなこちらを挙げておく。計画的な農夫トークンの獲得に知恵を絞るところと、他プレイヤーにいらないカードを押しつけられたときの絶望感がたまらないw●ヴィティカルチャー(Viticulture) キックスターター当たり枠。同じ枠で「ユーフォリア」もあるが、どっちも同じパブリッシャーだし、最近2版+拡張が出たこちらを。ゲームとしては可もなく不可もないのだが(これは「ユーフォリア」も同じ)、しっかりしたコンポーネントと、パブリッシャーの素晴らしい対応が投資額に見合った満足感を与えてくれる。とはいえ、ユーザーの意見を取り入れすぎてカード効果がコロコロ変わるのはやり過ぎだがなw●アメリゴ(Amerigo) フェルト枠。「ボラボラ」もよかったし、去年のフェルトはいいフェルトだった。こんなごつい箱のゲームが流通したのも驚きだし、その日本語版が出ることになってるのも驚きだ。ボードゲーマーにはいい時代になったもんだ……円安でさえなければ。●キャスタウェイ(Castaways) (準)協力ゲー枠。奉行問題、「俺が勝てないなら全員負けろ」問題は何も解決されてないが、それでも面白い。難易度が高くて歯ごたえがあり、ゲームが進行するにつれて絶望感が漂い出すところも無人島ものっぽくていいねw これ広く流通させる価値があると思うけどなあ。●レミング(Lemminge) レースゲー枠。レースゲーに当たりなしが持論なので、当たりのレースゲーは非常に貴重だ。スピード感がなくても楽しめることと、ルール上デッドヒートが約束されてることがいいのかな。自動車やチャリではなく、レミングっていうテーマ選びから成功してるね。●ホーケン リアルタイムカードゲーム(Hawken Real-Time Card Game) 2人ゲー&リアルタイムゲー枠。これもねー、冷静に見てそんな優れたゲームってわけじゃない。カードの強弱はっきりしてるし、機体性能の食い合わせが悪いとまず勝てないし。でも面白いのよ。「バトルテック」以来、熱管理するロボット対戦ゲーは面白いって相場は決まってるんだよw●エイジ・オブ・クラフト~大建築時代~ 大当たり同人ゲー枠。まあとにかく面白い。素晴らしい。ダイス振ってから考える系が好きならマストバイ。ミニマリズムの流れもいいが、こういった重ゲー方向でもどんどん良作が出てくれることに期待したい。●国富論(Wealth of Nations) 古典ゲー枠。と言っても出たのは2008年だが、すでに古典の風格を漂わせている。シンプルなルールに濃厚なプレイヤー間の絡み。経済ゲーの金字塔だね。ただし拡張は必須のようだ。●デッド・オブ・ウィンター(Dead of Winter: A Crossroads Game) ゾンビゲー枠。協力ゲーでもある。2014ゲーム年度のゲームかどうかちょっと怪しいが、来年また悩むのもばかばかしいので入れておく。レースゲーよりさらに貴重な、イケてるゾンビゲー。今のところゾンビゲーには3つしか当たりがないので(あと2つは「ゾンビ・ステート」と「ゾンビサイド(未プレイにつき推定良ゲー)」)、嫌いな人もこのへんだけはやっとくといい。ただしこいつは史上最高にテキスト依存があるので、英語読めるのが前提。こういうのこそ率先して日本語版出して欲しいね。テキスト依存があると言っても大半がフレーバー(ただしないとゲームにならない)なので、多少誤訳があっても誰も文句言ってこないよw 以下はボードゲームゴールデンラズベリー賞。どれをやってもボドゲ嫌いになりかねないので、ご利用は計画的に。ミスカトニック女学院パック・オブ・ヒーローズインパルス大家はつらいよラリーグリーンランド 今年も大勢の方に遊んでもらいました。20年来の付き合いとなる定例会メンバーに感謝を。ゲームを無理矢理途中終了させるような奴を懲りずにしょっちゅう誘ってくれるドゥームナイトたちに感謝を。ビッグバントーナメントも再開お待ちしております。お名前を1人ずつ挙げることはできませんが、一緒にゲームしていただいたすべての皆さんに感謝を。 今年も拙い和訳を採用していただいたホビージャパン様とテンデイズゲームズ様に感謝を。おかげで灯油と餅が買えます。お小遣いをくれるならご依頼はどちら様からでもウェルカムです。 来年もまた面白いボードゲームをたくさんプレイできますように。
2014.12.30
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何かいろいろやろうということで声をかけていただき、渋谷のジェリージェリーカフェで遊んできた。渋谷なんでもう何年も行ってなかったが、さすがはファッションと若者の街。駅を出た途端に「ユニ●ロ着てここに来てんじゃねーよwww」という視線に晒されて非常に居心地が悪かったw ボードゲーマーは黙って秋葉だな! 一味さん、いたるさん、タムラさん、私の4人で。●パッチヒストリー 詳しくはこちら↓もっと! 勝つまでやらせろ!:パッチヒストリー ただし宣伝漫画なので、おおむねいいことしか書いてないことに注意。 まずはいたるさん持ち込みのこれ……が想像を遥かに超える長時間ゲーだったため、結局これを遊んだだけでほぼ1日が潰れたw 人気テーマの文明発展系ゲーム。ところてん式競りで毎ラウンド必ず1枚の文明タイルを獲得して自文明を発展させていく。押し出されたときに入札額を下げられないところが厳しく、競合のいない不要(と皆が思っている)タイルを高値で掴まされることもあるw 取ったタイルをルールに従って配置し、アイコンやテキストから能力を得る。そのあとアクションポイント(政治力)を支払ってアクションして、ワーカーや資源やお金を得る。たまに戦争したりもする。ラウンド終了時にはワーカーに食料を支払う。5ラウンドやったら1時代終了で、偉人や世界遺産のコストを支払ったり、勝利条件に票を支払って得点する。これを3時代(15ラウンド)やったらゲーム終了。最多得点プレイヤーの勝ち。 ゲーム開始時の所持金が3金しかないので、ちまちま入札してたら当然のように押し出された。はなから気づくべきだったが、3金しかないので3金で入札されたらもう確定である。あっというまに取れるものがなくなり、一番欲しくなかったタイルを取ることになった。1ラウンド目は欲しいタイルに即3金入札でいいかもね。 序盤で必要なのは何を差し置いても政治力。これが1しかないとできるアクションが2種類しかなく、そのうち1つは資源を他の資源に変えるものなので、頻繁に実行するようなものでもない。要するに何もできないのとほぼ同義だ。そして我が文明は3ラウンド目くらいまで政治力1だったw ↑の紹介漫画でもこのことが(さらっと流して)描かれているが、正直退屈でストレスがたまるので、政治力重視でタイル取るといいよ。 私は時代1で取った(取らされた)「バビロンの空中庭園」と心中することにして、水域を増やすという苦行プレイw 基本的に水域はお邪魔マスなので、とにかく国土を広げるのに苦労した。この戦略は採らない方がいいw 他の3人の戦略はよく覚えていないが(あまり把握する必要もないゲームだし)、一味さんは軍事力をがっつり上げて戦争プレイ。ただし輸送力が低かったのであまり効率はよくなかったようだ。タムラさんは経済力を上げて競りで優位を保ちつつ、時代3で得点を生むタイルを確保して一気にまくる方針(最初からそれを狙ってた感じではなかったが)。「赤十字」による好意の押し売りはひどかったね……w いたるさんは偉人や世界遺産をたくさん取って維持費で汲々とする戦術w 時代3ではそのことしか考えてなかったんじゃないかねw 「バビロンの空中庭園」で稼いだものの、やはり目立って一味さんの攻撃の的になり、戦力差が大きいことによる直接7点奪取が勝敗を分けた。時代3では得点収入でタムラさんに抜かれ、誰もがマークしていたものの、すでに獲得された得点を減らす術は戦争で大勝利するしかなく、それは戦力差的に不可能だったので、そのままタムラさんの勝利となった。 上から順に時代1、2、3終了時の我が文明。終始経済力が不足し、後半の強力な偉人・世界遺産を取れなかったのがまずかったかな。あと、繰り返すが水域プレイはやめた方がいいw 面白いかつまらないかと言ったら、間違いなく面白い。しかし目につく欠点が多い。まずなんといっても長いw 競り+パズル的な地形タイル配置+15ラウンドで長くならないわけがない。15ラウンドというのは何とかならんだろうか。9ラウンドくらいならプレイ時間的にはちょうどいいと思うんだが……この日は結局実プレイで4時間弱だったかな? こんだけ時間かかるなら素直に「シヴィライゼーション」か「スルー・ジ・エイジス」やるわw その他にも、パズル配置を実現するためにぺらっぺらにせざるを得なかった地形タイルはどうしてもしょぼくなるし(作りも悪くて反りがきつかった)、各自2本のトラックで8種類のステータスを管理するため、マーカーが同じマスで頻繁に重なり、即座に自分のステータスを把握するのが難しくなっている。特に戦力系の2能力は他プレイヤーとの比較が重要になるんだから、共同ボード上で管理すべきじゃないかね。そして何より、時代ごとの拡大制限(時代1だと5×5マス内に収めないといけない)はいらないと思うなあ。3時代やって7×7じゃ、みみっちすぎてあまり発展してる気にならないし。 アイディアはいいが、もう一ひねり欲しいところかな。重ねたタイルがずれることがなくなるから、デジタルゲーム向きかもね。●ブライトゥン・ザ・ライフTODAY'S CRAZY GAME!! 私が持ち込んだ「工房の錬金術師」をやる時間はなかったので、タムラさん持ち込みのこれを。GM2014秋の新作同人ゲーム。 プレイヤーは単細胞生物となり、地球唯一の生物となることを目指す。つまり他プレイヤー全員を絶滅させる必要がある。手番ごとにできることは「自力繁殖で個体数を増やす」「他プレイヤーの生物を補食して数を減らし、その分自分の数を増やす」「進化しようとする」のおおむね3つ。前者2つは種族ごとに数が決まってて、植物は繁殖で増えやすいが捕食力が低い、といった特徴がある。進化しようとするときには「強い紫外線を浴びた」とか「化学物質に晒された」といった外圧を自分で選び、それに従ってまずは個体数を減らす。その上でダイスを振り、規定の目が出たら「現在の生物種を進化させる(繁殖/捕食能力が上がるが2段階まで)」か「系統図上で次の生物種に突然変異する」ことができる。「放射線」を選ぶと他プレイヤー全員にも進化のチャンスがある(その分大量に死ぬ)し、系統図の最後の生物種からさらに進化すると単細胞生物に戻ってしまうw これを繰り返して最後に残ったプレイヤーの勝ち。 写真を見てもらえれば分かるが、まあユルゲーだ。ランク5の生物種はおおむね架空の存在で「フランケン」とかいるしなw にもかかわらず、進化に使う方のカード(壊れた遺伝子がどのように修復したかを表しているらしい)がガチで学術系で、まずそのギャップに驚く。こっちの写真を取らなかったのが悔やまれるが、是非現物を見て確認していただきたい。あれはちょっとかじったくらいじゃ作れないよw そして何より、自分の個体数を表すチップがイカレてる。公式サイトに写真がアップされてるが、この木片に焼き印を押したような感じのチップ、何と1枚1枚が手作りらしいw こんなんそこらで売ってるガラス玉かなんかでいいだろ! しかもこれがプレイアビリティの向上にまったく貢献していないどころか、両替が糞めんどくさくてむしろ遊びにくくなってるというw ここまで無駄な努力がかつてあっただろうか(反語)。 捕食はランクの高い生物が低い生物を食べることしかできないので、まずはさっさと上位種に進化するのが肝要。私はそれに気づかず、単細胞生物のまま進化してしまって1手無駄にした。遅れを取り戻すには、食べられてもそれ以上に増えるしかないと思って植物系の「藍藻」へと進化。こいつは増殖係数に「現在最上位の生物種のランク」を掛けることができるので、ものすごい勢いで増えるのだ。 しかし、これで安泰かと思いきや、いたるさんが捕食系最強クラスの「フランケン」に進化したため、状況は一変。捕食係数にもランク差が掛けられるので、爆発的に増えた分以上に食べ尽くされ、あっという間に絶滅。絶滅したときに1D6して6が出ると(たいていは)復活できるジャックポットルールというのがあるのだが、3回食べ尽くされたのに3回とも6を振って復活するという奇跡を成就したのが今日のハイライトw しかし4回目の奇跡は起きず、ついに藍藻は絶滅した。さすがにランクが低すぎると厳しいので、1、2回繁殖したあとは早めにワカメに進化すべきだった。勝ったのは一味さんのシーラカンスとの激しい削り合いを制したタムラさんのハチの大群(虫系最上位種)だった。 負け抜けだし、やたらダイスを振る運要素強めのゲームだし、誰にでもお勧めの良ゲーとは言えない。だがぎりぎり遊べる部類だし、他に類を見ない内容なので、一度はプレイする価値があるだろう。二度三度と遊べるかは分からないがw
2014.12.19
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今年最後の友人宅ゲーム会。5人で「エクリプス」をやるべく準備していたが、体調不良で1人欠席となったので、急遽4人でイケてそうなゲームをやることにした。まるみ屋、SSK、gen、私の4人で。●カヴェルナ 早速メインディッシュから。「アグリコラ」の直系で、「アグリコラ」知ってたらルールの大半は読まなくていい。ルールブックに「『アグリコラ』とほとんど同じだから差分だけ読めばプレイできるぜ」って書いてあるしw ワーカーをアクションスペースに置いて、そのアクションを即実行するタイプのワーカープレイスメント。プレイヤーはドワーフの夫婦(最初のワーカーが2人で、のちに子供を増やせるからそういうことだろう)を率い、洞窟を掘り進めて部屋用のスペースを作ってから部屋を建設したり、坑道、鉱床を掘って鉱石やルビーを得る準備をしたりする。さすがに一生洞窟から出ずに暮らすことはできないので、日の当たる場所で森を切り開いて畑作ったり家畜育てたりもする。これを12ラウンド繰り返して、あらゆる要素から得点を稼いで(たまに失点して)最多得点プレイヤーの勝ち。 有利なスタートプレイヤーとなってゲーム開始。といっても1ラウンド目にはそこまで有利な選択肢もなく、1手目で「開墾」「供給」など、2マス分のタイルを置けるアクションを分け合い、もう1人が「成長」で資源を持っていった。そして当然2手目で「スタートプレイヤー」を取られた。私の有利なラウンドしゅーりょーw その後は「2番手なら甘受、3番手か4番手の2手目以降に『スタートプレイヤー』が残ってたら取りにいく」という方針でプレイしたら、結局最後までに1回くらいしか取れなかった。当然ワーカーをろくに増やせなかったので、最終的に3ドワーフで回すこととなった。さすがに3人だとちょっと少ない。できれば4人にはしておきたいね。 genがいち早く探検に着手し、着々と利益を得ていった。ルールブックにも「探検するにしろしないにしろ、そのようなプレイヤーが1人だけだとそいつが勝つから注意しろよ」的なことが書かれてるので、あと1人は探検に行かないとまずい展開に。まあ「アグリコラ」にはなかった新要素で面白そうだったし、「武器獲得時に必要な鉄-2」となる部屋も建設してたので私がその方向へ。その後はgenがドワーフを増やすことに注力して探検がややおろそかになったこと、もう1人武器を持たせたSSKはほとんど探検にこなかったことが勝敗を決した。 アクションカードの出も探検戦略向きとなり、ドワーフを増やせるカードは遅く出て、探検に出られるカードは最速で出てきたため、あとはもう探検一直線。失点を食らわないよう、たまに2マスタイルを取る以外はほぼすべて探検。この「2マスタイルを取る」以外、およそ何でも探検でまかなえる(しかもコストが安いことも多い)ので、確かに探検戦略取るプレイヤーを1人にしちゃいかんな、と我ながら思ったw しかし、何をやっても得点になるゲームは効率が命。そしてワーカー3人というのは明らかに効率が悪いため、終盤にはあまり得点につながるアクションを実行できずにゲーム終了。正直負けたと思ったが、計算してみると実に僅差(確か2点差だったかな)で勝利できた。小麦と野菜は食い尽くしたものの、失点を0に押さえ、冒険で柵を安く作ったのがよかったのかな。 我が領土。こうしてみるとまだ無駄が多いかな(特に畑側)。終盤はもっと積極的に、得点効率のいいお金を探検で取りに行くべきだった。 面白い。傑作。私は「アグリコラ」嫌い(大嫌いといっていい)だけど、「カヴェルナ」は素晴らしい。その理由はいろいろあるが、詳しくは↓のサイトを見てもらうのが一番いいだろう。素晴らしい考察で、最初から最後まで私もまったく同じ意見。付け足すことも差し引くことも何一つない。盤物日記:カヴェルナの感想 ここで紹介されている「カヴェルナ」の利点/欠点は、そのまま「アグリコラ」の欠点/利点だと言える。ので、両方持ってる必要はあまりなさそう。「アグリコラ」をヘビロテしてるような人には「カヴェルナ」は物足りないだろう。むしろ「アグリコラ」が合わなかった人にこそプレイして欲しい。きっと気に入るはずだ(そもそもワープレ嫌いとか、長時間ゲームなんて反吐が出るとかでなければね)。 もちろん、ゲーム会の主催とかの人は両方持ってれば、メンツに合わせてより楽しめる方を出せるだろう。 これまでウヴェ様の最高傑作は「ルアーブル」だったが(個人の感想です)、それを超えたね。ただし、7人プレイ可とか頭おかしい仕様なので、それを最初から試してみるのはお勧めできないw●マノモンスター 詳しくはこちら↓ふうかのボードゲーム日記:マノモンスター もういい時間になってたし、「カヴェルナ」で脳みそスポンジ状態だったので、いつも通り「友人宅にあるクソゲーの濃度を下げる」目的でこれをチョイス。しかし、これがまた傑作だった。私のクソゲーを見る目も衰えたもんだw お題の条件をすべて満たすように、手持ちのモンスタータイルを裏返して整えていく。揃ったと思った1人目は砂時計をひっくり返し、そこから1分でラウンド終了。他プレイヤーもできたと思ったら順に順番駒を取っていく。全員が整え終わったら1人ずつ答え合わせし、合っていれば早さに応じた得点を得られる。これを9ラウンド繰り返して最多得点プレイヤーの勝ち。 ゲーム内容としては、以前プレイした「ディメンション」とほぼ同じ。インスト時点でほぼお通夜状態だったが(この会のメンバーはデクスタリティ系をあまり高く評価しないのだ)、箱を開けた以上はプレイするのが掟なので、とにかくプレイ。お題にはレベル1~6の難易度があるので、なんとなく真ん中よりちょっと難しめのレベル4をチョイス。結果的にはこれが大正解だった。レベル3以下を選んでいても、レベル5や6を選んでいても楽しいとは思えなかっただろう。適切な難易度超大切w まあとにかく正解しないw 条件を1つずつ満たしていこうとすると、最後の条件に合わせているうちに最初の条件を破ってしまうという頭の悪い事案が多発w 9ラウンドやってほぼすべての問題で正解したgenが圧倒的勝利を収めた。 私の最終結果。鼻くそが3個ということは、9ラウンド中3回しか正解しなかったということだ。どんだけ頭悪いのかとw 「ディメンション」もよかったが、ゲーム内容とコンポーネントのマッチングにおいてこっちの方が勝ってるかな。テーマ性などあってないようなものなのは百も承知だが、やはりファンなゲームにはファンなアートがあったほうがより楽しめるね。お題の難易度調整の幅もこちらの方が広いし、就学前の2人の甥へのプレゼントとしてちょっと欲しくなった。対象年齢8歳以上となってるが、レベル1ならいけるんじゃないかな。
2014.12.13
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ボックスアート(通常版)ゲームボード 4つ折りなどの四角いゲームボードではなく、円形の惑星ボードを並べてゲームボードとする。 我らがMartin Wallace御大が5月に「今年は3つゲーム出すよ。先に金払ってくれれば500個限定の豪華版が手に入るよ!」と言って予約を募っていたゲームの1つ。訓練されたワレサーは、これらのゲームが今年中に出るなどとは誰一人信じていなかったが、なにぶん訓練されているので文句一つ言わずに大枚はたいて予約した。そしてもちろん今年中には届かなかったw なお6月発売予定だった「Mythotopia」は、先行予約者の手元には届いていないのにエッセンで通常版が販売されたし、2つ目に出るはずだった「Ships」は未だボックスアートもルールも公開されていないが、訓練されたワレサーたちの心は凪いだ大海のように穏やかである。我々はただジュリアの言い訳メールをゴミ箱に放り込みながら、修行僧のようにじっと発売を待てばいいのだ。 「The Witches」「A Study in Emerald」と同じく、このゲームも原作付きで、Greg Broadmoreという小説家兼イラストレーター(このゲームのイラストも担当してる)が創造したレトロフューチャーSF世界が舞台となっている。どうもイギリスでは人気があるようだが、邦訳は出てないようだ。日本では「『キャプテンフューチャー』みたいな世界」と言えば一番分かりやすいかな。興味がある人はこちらのサイト(英語)を見るといいだろう。 で、プレイヤーは地球起源の列強の1つを率い、愚鈍な月人や金星人どもを啓蒙してよりよい未来へ導くために支配してやり、こしゃくにも同程度の技術力を持つ火星人どもに身の程を教えてやり、地球製なので安全性にまったく問題のない人工知能ロボットの反乱を鎮圧したりする。そのためにはほんの少しだけお互いに協力する必要もあるが、太陽系に存在していい列強は自国だけに決まっているので、当然他の列強もぶちのめす。そのために軍事力を増強して各惑星上に工場を建設し、鉱山を開いて惑星の支配権を得る。3ピリオドでゲームは終了し、惑星の支配権やゲーム中に獲得したタイルから勝利点を得て、最多得点プレイヤーの勝ち。 各プレイヤーは歩兵、宇宙船、戦車(まとめて軍事ユニット)を地球の軌道上(周辺)に置き、地球上に工場を1つずつ持つ。このゲームで軍事ユニットが軌道上/惑星上にあるということは、その軍事ユニットが未使用/使用済みであることを便宜的に示しているに過ぎない。なので戦車が軌道上にあっても、実際に戦車が宙に浮かんでいるわけではないし、宇宙船が惑星上にあっても実際に着陸していることを表しているとは限らない。ちょっとここはイメージしづらいが、実プレイで問題になることはないだろうし、そういうものだと納得してもらうしかない。 イギリス、フランス、ドイツの3人プレイだとこんな感じ。なお5人までプレイできる(あと2つはロシアとアメリカ合衆国)。 初期資金と初期カード(列強別の4枚と、共有のデックから引いた2枚)を持ってゲーム開始。 ゲームは3ピリオドに渡ってプレイされる。各ピリオド開始時にパスカード上にプレイ人数+2個のパス駒を置く。そのあと袋からゲームタイルを引いて、プレイ人数に応じて決まっている枚数だけ各惑星上に置いていく。 ここからプレイヤーは1アクションずつ実行していく。できるのは「軍事ユニットの移動(およびタイルの獲得)」「タイルの獲得」「軍事ユニットの生産」「カードアクションの実行」「パス」の5種類。 ユニットの移動アクションで、プレイヤーは宇宙船を別の惑星の軌道上に移動させることができる。主として移動するのは宇宙船だけだが、そのとき歩兵部隊を好きなだけ乗せて一緒に移動させることができる(移動途中で乗降させることはできない)。戦車は基本的に移動できず、現在ある惑星にずっととどまる。ユニットは移動先の惑星の軌道上に置かれるので、のちのアクションでさらに移動させたり、他のアクションで使ったりすることができる。 基本的には2つ先の惑星まで移動できるが、この移動力を使い切らなかった場合(隣の惑星に移動した場合や、移動力を増やすカードを使ったのに最大限移動しなかった場合)、次の「タイルの獲得」を続けて実行することができる。手数は重要なので、これを効率よく利用してタイルを取っていきたいところだが、欲しいタイルが常に近くにあるとは限らない。ユニットの(特に宇宙船の)配置が重要になるだろう。 「タイルの獲得」では、軍事ユニットを使って惑星上にあるタイルを取る。「工場」「猛獣狩り」といったタイルは防御力を持ってないので、何らかの軍事ユニットを1つ使えば(つまり軌道上からその惑星上に移動させれば)取ることができる。「工場」タイルを取れば自分の工場をその惑星上に置けるし、「猛獣狩り」タイルを取ればゲーム終了時に1点を得ることができる。「鉱山」「危機」「緊迫」タイルは防御力を持っているので、充分な攻撃力を持つ軍事ユニットやカードを投入しなければ得ることができない。また、場合によっては死傷者として軍事ユニットを失うこともある。楽に取れる無防備なタイルばかり取りたいところだが、やはり防御力を持つタイルの方がゲームに強い影響力を持っている。「工場」より「鉱山」の方がピリオド終了時の収入を増やしてくれるし、「緊迫」タイルを取れば他プレイヤーの工場や鉱山を奪うことができるし、「危機」タイルを放置するとたいてい全員敗北でゲームが終わるw 充分な戦力があるなら、積極的に強いタイルを取りにいった方がいいだろう。 タイルの例。左から「緊迫」「猛獣狩り」「工場」「鉱山」。鉱山の防御力は1と低く見えるが、ダイス目による修正が加わるので(最大+5)侮れない。 「軍事ユニットの生産」はそのまんま。コストを支払って新たなユニットを作る。歩兵は地球軌道上に置かなければならないが、宇宙船と戦車は自分の工場がある任意の惑星軌道上に置ける(工場がなくても地球軌道上には置ける)。安くてたくさん作れる歩兵部隊が地球でしか作れないというのがミソで、これをいかに効率よく目的の惑星に移動させるかがプレイヤーの手腕の試されるところだ。 「カードアクションの実行」もそのまんまで、「アクション」と書かれたカードをプレイして効果を適用する。カードにはその他に「フリーアクション(好きなだけプレイできる)」と「利益(他のアクションと合わせてプレイし、その効果を補強する)」がある。 カードはこんな感じ。アートワークの素晴らしさは目を見張るものがある。人物は小説の登場人物だろうが、当然誰が誰だかさっぱり分からないのが難点だw 最後に「パス」。パスカード上から駒を1個取り、山からカードを1枚引く。何回でもパスできるし、パスした次の手番に他のアクションを実行することもできるが、最後のパス駒が取られたらそこで即座にピリオド終了となる。 そのあと危機の解決。「危機」タイルが惑星上に残っている場合、その危機レベル(ダイスによる修正が入ることもある)に応じてイベントが起こる。なにせ“危機”なので、たいていろくなことは起こらない。特に地球でレベル4の危機が発生した場合にはロボットが反乱を起こし、カイパーベルトでレベル3以上の危機が発生した場合には外宇宙人が侵略してきて、即座に(または高確率で以降のピリオド中に)全員敗北となるので要注意だw 最後に自分の鉱山と工場から収入を得たらピリオド終了。これを3回繰り返して、ゲーム終了時の各惑星上にある工場/鉱山の収入額順で支配順位を決めて勝利点を得る。最多得点プレイヤーの勝ち。 さて。淡々と書いてきたことからお分かりのように、正直言ってあまり期待していないw いやーどうだろね、これ。原作付きはただでさえ評価下がりがちだが(知らなきゃ楽しさ半減以下だしね)、さらに惑星ボードを配置してゲームボードとするところが「アド・アストラ」を彷彿とさせて、どうにも私好みじゃないんだよなー。これ一般的なゲームボードにすることは可能だよな? ならそうして欲しかったが。ゲーム内容そのものも、どうも淡々と進みそうな気がするんだが……やってみれば盛り上がったり悩ましかったりするのかな。 ご覧の通り、アートワークは最高だ。レトロフューチャーSFというテーマも、好きな人にはたまらない。さらに豪華版では、軍事ユニットカウンターや工場/鉱山カウンターが木製駒になっているから所有欲は満たされるだろう。 木製駒。奥の左から宇宙船、歩兵部隊、戦車。手前の左から鉱山、工場。……誰だ、「タイルカウンターの方が視認性がいいんじゃね?」とか言った奴は! そんなことは百も承知なんだよw あとは実際には面白いことを祈るばかり。まあボドゲはやってみないと分かんないからね!BGGの和訳ルール
2014.12.06
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