オリーブの木がある家

Nov 14, 2016
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カテゴリ: 今日のこと



いつも東の空から西の空へと走ってゆきます

太陽を乗せた少女ソルがやってくると

マーニは少しおやすみします




ある日 マーニが歌いながら自転車を走らせていると

やせ細った月が言うのです


「ねえマーニ、太陽をとって。一緒にお空にいると、とってもまぶしくって。」

「だめだよ、太陽をとったら困っちゃうよ。」

「誰が?」

「僕だよ。」

「どうして?」





マーニはきっぱり言いました

「だって太陽をとったら君がいなくなっちゃうから。」

そしてこう続けました

「そしたら夜に道を歩く人が迷っちゃうじゃないか。」

「大切なのは

 君が照らされていて 君が照らしているということなんだよ。」


そしてそれからずっと

いまでも月とマーニは自転車に乗って毎日夜空を

渡っています







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映画「しあわせのパン」に出てくるお話「月とマーニ」ですが

ふと思い出すことがあります

自分の大切なものを考えさせられるお話




スーパームーンの日に寄せて・・













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Last updated  Nov 14, 2016 02:05:07 PM
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