太陽を乗せた少女ソルがやってくると
マーニは少しおやすみします
ある日 マーニが歌いながら自転車を走らせていると
やせ細った月が言うのです
「ねえマーニ、太陽をとって。一緒にお空にいると、とってもまぶしくって。」
「だめだよ、太陽をとったら困っちゃうよ。」
「誰が?」
「僕だよ。」
「どうして?」
マーニはきっぱり言いました
「だって太陽をとったら君がいなくなっちゃうから。」
そしてこう続けました
「そしたら夜に道を歩く人が迷っちゃうじゃないか。」
「大切なのは
君が照らされていて 君が照らしているということなんだよ。」
そしてそれからずっと
いまでも月とマーニは自転車に乗って毎日夜空を
渡っています
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映画「しあわせのパン」に出てくるお話「月とマーニ」ですが
ふと思い出すことがあります
自分の大切なものを考えさせられるお話
スーパームーンの日に寄せて・・
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