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A;´〇`)/ ♪ お知らせ ♪ \(´~`;A突然のお知らせで、驚かれる方もいらっしゃるかも知れませんが、本日をもって、こちらのブログを更新停止にさせていただき、本拠を移転させていただくことにいたしました。長い間のご愛読、ありがとうございました。なお、こちらのブログは、過去ログ保管庫として存続いたしますのでご安心ください。お気に入りに登録していただいた皆様には、後ほど移転先のURLをもってご挨拶に伺います。もしそれ以外の隠れたご愛読者で、移転先のお知らせをご希望の方がいらっしゃいましたら、この記事にコメントをいただくか、またはメッセージでお知らせいただきますよう、お願いいたします。 Credo
2009.09.04
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ひと月近く前、ボランティア精神の命ずるままに調子に乗って折ってしまった左腕が、ようやく開放されました(^^)ギブスが取れて、むき出しになった左腕を見るのは、病院以外でははじめてかな。・・・むう~右腕より少し細いように・・・・・・なんて思いながら右腕と見比べてみれば。「わっ、白い(0_0;)」そりゃ、夏の盛りに半袖で通勤してた右腕と比べたら、なんだか色違いの自分を2人同時に見てるようで(汗)・・・こうしてみると、海や山で意識して焼かなくても、人間て結構天火でローストされてるものなんですね。・・・まあ、わずかひと月とはいえ、片手が使えない不自由さを思い知らされました。障害をお持ちの方のご苦労がわかりますね。江戸時代なんかだと、ご禁制の著作物や工芸品などをつくった作者や職人には「手鎖・・・日」なんて刑罰があったそうですが・・・さしづめ私なんかその時代に生きてたら終身手鎖(汗)・・・どころか、家系からして隠れキリシタンだったでしょうから、バレ次第打ち首じゃな。いい時代に生まれてよかった(^O^;A。
2009.09.03
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先日このブログで、「新しい絆」としてご紹介した「虹色の玉手箱」さんのブログが、昨日で更新を終了されました。最終日の昨日は、それまで閉じられていたコメント記入欄も開放していただき、すでに160人を超える方々からのコメント(9月1日0時現在)が寄せられました。その内容はもちろん、虹色さんへの激励や、復帰をお祈りするとのメッセージであることはもちろんですが、目に付くのは「こちらが力を与えられました」との、お礼の言葉でした。「虹色の玉手箱」さんのことは、もう、奇跡を信じてただ祈るほかはありません。けれども、私たちが忘れてはならない、一番大切なことは、ネットという仮想空間のなかで出合った、見ず知らずの、しかし160人もの方々が、たったひとつの命が救われることを祈って、その場に集まってくださったという、そのこと自体ではないでしょうか。今度の出来事で、一番勇気を与えられ、人間のはかないいのちを尊ぶことを学んだのは、私たち自身なのではないでしょうか。今からでも遅くはありません。いや、本当の始まりはこれからなのかも知れません。よろしければ、このバトンをお受け取りください。 一瞬の夏から永遠の夏へ ( by. espreso☆さん) そして、虹色さんと同じように、いまこの瞬間も難病の苦しみと戦い、あるいは人生の苦境に立って悲痛な叫びをあげ続ける人たちのために、愛と希望と勇気の灯を灯しつづけようではありませんか。そして、ともすれば人の生死に無感情な、いのちを軽んずる風潮が広まった世界に、ささやかでもよい、新しい心の絆を結ぶ一歩にしようではありませんか。 ヘンデル:「メサイア」より「されど主は、その魂を捨て給わず」
2009.08.31
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いきなり他人のブログを引用させていただいて恐縮なのですが・・・まず、この方をご紹介したいと思います。 ピアニスト長富彩オフィシャルブログ゙~to the hearts~(8月30日)私と、4年前に他界した家内が、ネットで応援し続けてきたピアニストさんです。お読みいただいた文章は、彼女の昨夜のコンサート、ショパン連続演奏会へのご本人からのお礼と、聴衆の方、応援されている方々からのコメントです。このブログを古くから愛読してくださっている方ならもちろん、TOP下に ♪ 音楽を志す、若いみなさんへ・・・ ♪ というリンクが貼ってあることは、お気づきの方もいらっしゃると思います。あるいはもう読んだよ、という方もいらっしゃるでしょう。・・・この文章は、もう5年以上前に、当時まだ音高生だった彩さんにお送りしたものです。今にして思えば、まあ我ながら稚拙な、しかし大それた文章だなあと赤面の至りなのですが・・・書いた当時は、必死の思いでした(汗)彼女の演奏をはじめて聴いたのは、ネット上に彼女が公開していた中学から高校初期ぐらいの音源でしたが、それを耳にしたときの驚きは、いまでもはっきり記憶しています。音楽の形も、ポリシーも何もなく、ただ本能のままに、すさまじいテクニックをむき出しにさらけ出して暴れ狂う檻の中の怪獣・・・それ以外に表現のしようがありません。もし誰かが、その怪獣の檻を開き、何らかの形で進むべき道を示してやらなければ、世界は、あるいは今世紀最高のピアニストの一人になるかも知れないこの逸材を失ってしまうかも知れないのです(汗)。その使命感・・・といえばあまりにおこがましいのですが、そんな思いを込めて、私はこの文章と、このブログの副題に掲げている”To the Hearts”の言葉を彼女に送ったのでした。(もちろん、そのことをもって、私の功績を誇ろうなどという気持ちはありません。私はただおっかなびっくり檻の鍵を開けただけで(1回手を噛まれましたがね;爆)・・・あとはもちろん彼女自身の血のにじむような努力と、大胆な行動力とで勝ち取ってこられた成果なのですから。)それから5年。その間に、たぶん私以上に彼女を愛し、激励のメールを送って応援していた家内は、「運命の交差」とでもいうべき事故で、彩さんにその生命を譲るようにして逝ってしまいました(そのことは、彼女のファーストアルバムのライナーノーツでも紹介していただきましたが)・・・それから後の彼女を、(まあ怪獣でなければできないような、思い切った海外渡航とか、いろいろ驚かしてくれますが)天上から見守り、その冒険と成長を支えてくれているのは、亡き家内の魂なのかな、と思っています。そして・・・昨夜。冒頭でお読みいただいた彩さんのブログ。ご本人の謙虚な言葉もさることながら、私が一番感動したのは、コメントをつけてくださったある方が、彼女の背後にショパン自身が立っているように思えた、と書かれているのを読んだときです。・・・鳥肌が立ちましたね。ついにこの日がきた。こんなに早く。私はつねづね、演奏家の最大の目標は、作曲者その人の魂を聴く人々にそのまま伝えることだ、といい続けてきましたが・・・ついにそこまで。彼女のコンサートは、どうしても国内では東京近辺に集中してしまって、なかなか実際に彼女の演奏を聴く機会にはめぐりあえないので(2年前、青山での1度だけですね・・・この点では東京にお住まいの方がうらやましくて仕方ないんですが)、その日のコンサートの様子は、翌日のブログにつけられたコメントや参加者のブログのご感想を読ませていただいて想像することしかできないのがもどかしいのですが・・・昨夜の演奏がどんなだったか、細部はともかく、あのコメントひとつを読ませていただいただけで、私の脳内にはっきりその音が聴こえるようです。コメントいただいた方、すばらしいご感想をありがとうございました。誰よりも喜んでいるのは天上の守護天使だと思います。そして、あ~や。本当におめでとう。一度しかナマを聴いたことはないし、その後最近の演奏は音源で見せていただくだけではっきりとはいえないけれど、あなたにもまだまだ是正すべき欠点は残っていると思います。一例をあげれば、弱音のすばらしさデリケートさに比べて、フォルテに移行したときに、まだ自分のありあまる力をコントロールし切れてないのではないかな? まあそれは才能の問題というより、経験の問題だとおもうので、全然心配はしないけど。次の目標に向って一歩ずつ、確かな歩みを続けてください。本当ならご本人に直接お伝えすべき内容だろうと思いますが、コメントにしては長すぎるし、ご本人のブログでは「宿敵」なり「いちびりおじさん」をもって任じているだけに、こういう文章は気恥ずかしくてね(爆)・・・なので、いずれご本人の目にも触れるでしょうが、こちらのブログに書かせていただきました・・・(文中、彩さんのことをしばしば怪獣扱いにしてしまっていますが、一度だけお目にかかった時の彼女は、コンサート用ドレスに身をつつんだ、妖精のような可愛いお嬢さんでした。誤解のないよう注記しておきます。なお、そのときの彼女からみた私の印象は、フィンランドの森の奥に住む仙人のようなオーラを持った大男だそうです。;汗;)
2009.08.30
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朝食用のパンが切れてるのに気づきまして・・・冷蔵庫を開けてみたら、ううむ・・・・・・ブラックチョコレート1箱と、野菜ジュースと、ミルクココア。実は私、大きな声ではいえないのですが、・・・チョコレートをサカナにして、ココアが飲める男なのです(ーoー;)若い頃、さんざん山登りに明け暮れまして、その折から携帯食としてチョコは手放さなかったし、一度冬の南アルプスで相当危ない目に逢い、チョコのお世話になって生還して以来、この食べ物に対しては信仰のようなものを感じております(汗)だからというのではないけれど、仕事中に忙しくて昼飯食う時間がなくなったりすると、机の引き出しに常備のチョコバーなんかで済ましてしまうこともしばしば。一時期など、毎日の摂取カロリーの半分近くをカカオ系で摂っていたこともあり・・・主食ですね、こうなると。・・・チョコの中で私がとくに愛用してるのは、カカオ最低60%以上のブラック系ですね。甘いミルクチョコは苦手。だいたいメタボ対策によくない。今朝はそのブラックチョコに、朝からココアはさすがに胃にもたれるので、ブラックコーヒーで手を打ちました(汗)以前、黒豆ココアという飲み物が流行ってよくコンビニの店頭にあったんですが、なくなっちゃいましたね。なかなかおいしかったのに・・・(涙)
2009.08.30
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クリスマスの「メサイア」の総合練習は9月からなんですが、わが合唱団参加メンバーだけの自主練習につきあってきました。今度の私の仕事は、各パートごとの仕上げのお助けマンなので、前で振ることもほとんどないし、自分の解釈を表に出す機会もないという、文字通りの縁の下の役割。しかも、痛んだ左腕をかかえて、満足に縁側を持ち上げられそうにもない(汗)おまけに、夏の初心者?中心メンバーとちがって、毎年のように「メサイア」を歌い続けてきたベテランが中心なので、日記のネタになりそうな楽しいキャラクターも見当たりません(現時点では、ね)というわけで、これは日記にしづらいなあ(苦笑)・・・きょうは手始めとて、前半最大の聴かせどころ、「ひとりのみどりごがわれらのために・・・」を通して歌ってきました。まだまだ残暑厳しいこの頃としては、季節感がないことおびただしいですが(汗汗)もうひとつの仕事、midiのほうですが、今度のコンサートで歌う曲としては、本館で公開中なのは「ハレルヤ」だけ・・・ただ、改訂中を理由として外してある大曲が2曲あるし、それ以外もとりあえずは合唱各パートと通奏低音だけあれば練習用にはなるので、そろそろ製作にかかろうと思います。そのうち1曲は、恒例の「暮れ済ますかーど」に使うだろうと思いますけど。(^^)
2009.08.29
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合唱仲間のひとりと音楽談義をしていて、結局のところ音楽の最大の魅力ってなんだと思います? と訊かれてしまいました。「・・・うまく言えないが、他人の生を生きる、ということかな・・・」「へ?」「音楽は、1曲聴きとおすには一定の時間がかかる。数分から、長ければ何時間もね。演劇や映画、踊りもそうだけど、時間の芸術だよね。・・・ということは、それを演奏したり聴いたりする人は、その人の限られた人生のうちその時間を割いて、音楽という場に参加するわけだ。」「なるほど、その参加してる時間は、その人の人生でありながら、実はもうひとつの人生を生きていると、いう意味ですか」「うん。しかも演劇や映画とちがって、音楽にはストーリーとか、ドラマ性は薄いからね。オペラは別だが・・・実に純粋に、また直接的にナマの感情に訴えてくる。他人の・・・具体的には作曲者の感情の中に直接わけいって、ひととき喜怒哀楽をともにするのだ、といえばいいかな」「何百年も昔の、作曲家の心の中にお邪魔するわけですね(^^)。」「そうそう。しかもコンサートなんかだと、何百人ものお客が、その昔の人物と感動を同時に分かち合うことになる。すごいことだな・・・」「そこから人生観に影響を受けるという人もいるでしょうね」「それだよ。昔の偉大な作曲家たちが自分の音楽によって、聞く人たちに何を訴え、何を聴きとってもらいたかったか。自分の心の中から、何を汲み取って欲しかったのか。それを考えてお客に正しく伝えるのが演奏家の責任ということでね。恐ろしい重責だ(汗)」「バッハや、モーツァルトや、ベートーヴェンとひと時の人生をともにすることができる・・・タイムマシンみたいなもんですか」「うまい表現をしたな。それが音楽の魅力であり、魔力だな。ぼくはそう思います(^^)・・・」
2009.08.27
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昨日は、合唱団の先生を極悪非道の人のように書いてしまいまして(爆)・・・事実をありのままに書いたので、深くお詫びはしませんが(汗)感心するのは、人を使うのがうまいなあ、ということですね。さすが正指揮者です(汗)何より、人の性格を的確に読みきっておられる。私の家内が健在な頃は、震災復興関係のボランティアをきっかけに、あちこの団体をかけもちしてがんばってたもので、私も付き合いでその手の活動には参加してたんですが・・・家内が亡くなってからというものは、逆にこちらが近隣や友人のみなさんにさまざま応援していただいて生きてる始末ですけど(^^;)そんなわけで、ボランティア、だとか、困った人たちのために、などという文句がつくと、少々無理をしてでも私が引き受けないわけがない、と承知したうえで話をもってこられるわけで(汗)・・・まあそういう確信犯的な方は先生以外にもいろいろいらっしゃいますがね(爆)・・・それはそれとして、昨日の話も、いろいろ考えて、お受けすることになりました。練習期間が短いので大変ですが。そしてもうひとつ、お受けすることにした大きな理由は、今回の活動が、年来私が密かにあたためていた、そして一時はほとんどあきらめていたある遠大な計画を、大きく前進させることにつながる、と考えたからです。このことは、以前にお話したことがあったかも知れませんね。(あるいは一部の限られた友人にだけ明かしたのだったかも・・・)その計画とは・・・ ・・・「メサイア」の全曲をmidi化することです。・・・少なくとも、あと3年ぐらいはかかりそうです。もちろんその間に、他の曲も手がけながらですけど。その間、私の目が黒ければ、という条件がつきますが(--)出来た分から、少しずつ発表させていただきますので、気長にお待ちくださいませ。・・・忘れていただいても結構ですけど(汗)。
2009.08.26
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きょうは仕事が休みになったので、午前中に病院にいってきたら、左腕のほうは先生いわく「宇宙人的回復力」とかで、来週にはギプスも取れるとのことで安心しました。で、帰ってきて早々、合唱団の先生が珍しくお見舞いを兼ねて?訪ねてこられまして・・・「ほう、宇宙人的とな。それはよかった。それじゃ9月にはさっそく次のコンサートの準備にかかれそうだね」「次のコンサート、といいますと」「あれ、前に言わんかったかな。クリスマスに他の3つの合唱団と合同でやる<メサイア>ハイライト集慈善演奏会。もうあまり日がないのに、進んでなくてなあ。パート練習に猫の手も借りたい状態じゃ」「私ゃ猫かい・・・(汗)で、パート練習のお手伝いだけですか。」「あ~、参考用に、秘蔵のmidiをいくつか借りたい。もちろん新作も歓迎じゃ(笑)」「あのね・・・先生、ひとのボランティア精神を食い物にして、目下けが人をこき使おうなんて、いい根性なさってません? だいたい今度のケガだって、ボランティアの身分なんで、どこからも治療費でてないんですよ(汗)。」「お~その件なら、団員からカンパで幾分補助金が出せるようはからってあるぞ。全員にはメールで回してあるし。」「メールね。拝読しましたが、何ですか、<演奏中に指揮台から転落して負傷した>というのは。状況を知らない人があのメール読んだら、どんな間抜けな光景を連想するか(汗)・・・まあ皆さんのご好意はありがたく頂戴しますけど」「・・・で、9月からさっそく合同練習のほうに。それじゃよろしく頼みます」・・・・・・・・・・ここ数日、「メサイア」にからんだ話題を書いてきたけど、これも言霊・・・いや、音霊のなせる業ですかね・・・
2009.08.25
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昨日の記事を書いたあとで思い出したエピソードがあって、追記しようかと思ったんですが、いい文章が書けそうになかったので、今日あらためてお話します。(今日でもいい文章にはならんと思うが;爆)何の本で読んだのだったか、昔のことなので忘れました。日本でのことだと思います。・・・ご主人が癌だったか何だったかの重病で、いよいよ意識もなくなり、血圧も低下して、もはや手の施しようもないというときのこと。側に付き添っていた奥様が、音楽好きだったご主人が、いつかこんなことをいっていたことを思い出されたのだそうです。「ぼくがいよいよのときには、<メサイア>を聴きながら逝きたいね・・・」奥様は医者の許可を得て、病室にテープを持ち込み、死に臨んだご主人の耳元に<メサイア>を流し始めました。・・・どれぐらいの時間が経ったでしょうか。血圧や脳波をチェックしていた医師団が、驚きの声をあげるまでに。ご主人の意識が戻り、危険レベルだった血圧値が、どんどん正常値に近づいていくのです。やがて何日かの後、ご主人は無事退院・・・なさったのだったと記憶しています。・・・「メサイア」については、私はこれ以外にも似たような逸話を読んだことがあるような気がします。「メサイア」という曲はどうも、こういう伝説が似合うのかも知れませんが(汗)けれども、これはただの伝説なのでしょうか。音楽には世界を変える力はないかもしれないけれど。人の心を変える力はあります。傷ついた心を癒し、人々を愛と平和への祈りに導く力があります。その音楽の力が時として、病める人の身体をも癒すことがある、と、考えてはいけないのでしょうか。懸命に生きようとする人の意思と、支えようとする愛の力とが、音楽の波長とひとつに重なり合うときに、奇跡は生まれることがあると、信じてはいけないのでしょうか。・・・昨夜、いったんおきかせしたばかりなのですが、もう一度、いっしょに聴いていただいていいですか。「メサイア」第32曲、<復活のアリア>を・・・ ヘンデル:「メサイア」より「されど主は、その魂を捨て給わず」
2009.08.24
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昨日の「新しい絆」には、かつてこの日記のご愛読者で、いまアメブロのほうでご活躍の方から思わぬコメントをいただき、おかげで「虹色の玉手箱」さんのほうにもご連絡がつきそうです。espreso ☆ さん、長富彩さん、ありがとうございました。後ほどご挨拶に伺います。「命のバトン」が楽天ブログのほうにもつながったのはいいものの、いまや訪れる方も限られた私のようなブログでは、果たしてどれほどの方がこのバトンを引き継いでくださるか、はなはだ心もとない限りです。そこで、代わりに私にできること、として、「虹色の玉手箱」さんをはじめ、難病と闘いながら懸命に生きておられる数多くの方々、その方々を支え応援し続けられている皆様へのプレゼントのつもりで、急ごしらえですが1曲お送りすることにいたしました。千羽鶴のかわりということで、お持ち帰りいただければ幸いです。m(__)m ヘンデル:「メサイア」より「されど主は、その魂を捨て給わず」
2009.08.23
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あるいはお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、昨日からブックマーク欄にあたらしく、 竜宮城から光を求めて (虹色の玉手箱 さん)のほうに、リンクを加えさせていただきました。 ご訪問の上、内容を御覧いただければおわかりになるとおりですが、癌に侵されて余命わずかと宣告された方が、闘病生活の中でのさまざまな想いをつづられたブログです。このブログを知ることができたのは、私が「宿敵」とよんで溺愛しているあるピアニストさんのブログを通じてですが、私の、というか楽天ブログのほうからはご本人(虹色の玉手箱さん)に直接コメントなどをつけることができないため、実はまだご本人のご承諾をえないまま、リンクさせていただいた次第です。私のブログを古くからご愛読いただいている皆さんならご存知のことですが、私は両親から家内から親友から、親しい者を不慮の災難で失いつづけてきた人間で、その経験のなかから、人間の魂はある意味で不滅だと信じるようになりました。親しいもの愛するものが亡くなったあと、その人々は遺された者の心の中に、思い出として生きるのでもなければ、千の風になって見守ってくれるのでもない、人間は肉体だけでなくその心もまた、多くの人々が与えてくれた遺伝子からできあがっていて、愛する人々の心はそのまま遺伝子として、生き残る者の心の一部として生き続け、そしてまた次のこころに受け継がれていくのだと思います。・・・そして人のいのちの真の価値は、どれほどの心の遺伝子を受け入れ、どれほどの人たちにそれを引き継いでいけるかで決まるのではないでしょうか。そして、もしその人の肉体上の命が、何らかの理由で短く終わってしまうかもしれないとしても、その人と親しい人たちとの間がどれほど深い心の絆で結ばれるならば、その人の人生は限りなく幸福だったといえるのではないでしょうか。・・・そんなことを、考えさせられるブログでした。どうか、このブログの更新が途切れることなく、虹色の玉手箱さんとその親しい方々の間の絆がさらに深く、また幅広く続けられていくことをお祈りしつつ、ここにご紹介する次第です。<アメブロからの読者の方にお願い> さきほど申し上げたように、私のほうからはご本人に直接コメントをさしあげることが出来ません。もしアメブロのほうからおいでのうえ、この記事をお読みになった方がいらっしゃいましたら、大変勝手なお願いなのですが、私に代わってご本人にリンクご承諾のお願いをおつたえいただくことはできないでしょうか。お手数をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
2009.08.22
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うちの近所にあるケーキ屋さんのご主人は「ケーキは生モノだから・・・」が口癖で、かつては作って2時間たったケーキは店頭に置かない!なんて豪語してたんですが、最近ちょっとトーンダウンして、2時間以上経ったら半額とか、3時間以上で7割引きとか、叩き売りをはじめたようです(爆)それ以来、店頭に並ぶのを見定めて、2時間1分後を狙って買いに行くようにしてるんですが、そのころにはお目当ての品はほとんど売り切れ(泣)やはりお客は多少高くてもできたてを買っていくもんですね。今日の午後、その「ケーキの匠」が「骨折見舞い」とのことで、いつも買いそびれていたフランボワーズのできたて・・・本人いわく、出来上がり15分後というのを、わざわざ届けてくれました。「うわー。これは心して賞味せねば。・・・しまった、紅茶の買い置きが切れてる(汗)」「紅茶がなければ、お煎茶がいいです。」「へ? お煎茶?」「日本人の口にあうケーキを意識してるつもりですから、十分合います。最悪はコーヒーですね。あれは時間が経って硬くなってしまったケーキを、舌をごまかしながら食う時にはいいですが、それ以外は双方の味と香りを相殺します。」「ははあ、飲み物自体が味をもっちゃいけないというのだな。ハーブティはどうです?」「お好みですが、コーヒーよりはいいでしょうね」・・・ということで、出来上がり25分後ぐらいには、お煎茶と匠自慢のフランボワーズがテーブルに並びました。「・・・うん、これは軽いですね。しかも味にメリハリがあるよ。口に入れた瞬間、クリームとキイチゴの香りがちゃんと分離してる。・・・それがじわっと口の中で溶けて交じり合ってくるんですね~」「そうでしょう。時間が経つにつれて、クリームなどの中の泡がつぶれて空気が抜け、固まっちゃうんですね。そうすると口の中ですぐに溶けないので、いつまでも両方の味が溶け合わないまま口に残るんです」「匠のケーキをもし東京で売り出したら、即座にどこかのグルメ雑誌にのるだろうにね」「東京で店出したら、地価が高くてとてもこんな値段じゃ売れませんや。それに渋谷や新宿まで電車に乗って買いに来てもらっても、家に帰ってお客の口に入るのは2時間後とか、それ以上でしょ。無駄ですよ・・・同じことで、とれたて直送!なんてナマモノをネット販売なんかで買ってるお客の舌なんて信用できないねえ。たいていの人は、ブランドに目が・・・じゃない、舌がくらんでるとしか思えないね。」「あ~ごちそうさまでした。今度はちゃんと2時間以内に買いに行きますから・・・(汗)」 ↓ナマモノにつき、早めにご賞味ください(爆) ジョプリン:「エンターテイナー」(オルゴール版)
2009.08.20
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医者から、せいぜい指先を動かしてリハビリしておかないと、ギプスが外れた後シンドイですよ、と脅かされているので、せいぜいキーボードとゲーム機に向うようにしています(^^;)しかし、指をいくら動かしてもダイエットにはならないようですね。運動不足が深刻なようで、「レオノーレ」で6kg近く削った骨身が、じわじわ元の体型に近づきつつあるようです(汗)それにしても、片腕ぶら下げてる三角巾と包帯のおかげで、暑いの何の(汗)・・・今年の夏は短そうだとの予報ですが、はやく涼しくなってもらいたいもので・・・Midiのほうも、過去の遺物に手を入れるぐらいならいいんですが、新作にとりかかるだけの気力がまだ回復しません。以前にも、爆発的な集中作業で大作を仕上げた後、半年ぐらい反動で沈黙してしまった経験が何度かあるだけに、いまは無理せずリハビリにつとめろということかな。まあ軽い小品ぐらいなら、指のリハビリをかねて、できないことはないですがね・・・
2009.08.19
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楽器を変えて、ちょっといじってみただけですが、前の残骸より少しはマシ。この曲がお好きな方、ロシアものが得意という方は、お聴きにならないほうが精神衛生上よろしいかと・・・ スクリアビン:「焔に向って」(チェンバロ版)
2009.08.18
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3週間連続のボランティア演奏会は、昨日で無事終了。昨夜は反省会を兼ねた打ち上げで盛り上がりましたので、ご報告がおそくなりました(汗)片手が利かないこともあり、どうも日記を書くのがおっくうじゃ。・・・昨日のコンサートは、私の出番が少なかったせいか、3回のなかで一番まともでした。まあ演奏の出来映えはともかく、事故やトラブルはなかったしね(苦笑)これで当分、人前で振る機会はないだろうと思うと、ほっとしたような寂しいような。まあ、最後は若い連中に修羅場・・・というか、飛躍のチャンスを与えてやれたのが、まさしくケガの功名でしょうね。いろいろ考えさせられることも多かったですが、それはまたおいおい・・・今夜も遅くまで、世界陸上にクギヅケじゃ。ではまた次回・・・
2009.08.17
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明日は夏のボランティア演奏会シリーズ最終日。きょうはただ1回の総練習日・・・・・・なんですが、お盆のさなか、かなりの人数が帰省や旅行などで参加できず、明日は高校生諸君まで含めて、13人の少数精鋭でのぞむことに・・・「Cさんと12人の弟子か。最後の晩餐みたいですね・・・」「なんじらの1人、われを売らん(苦笑)。」まあ冗談はさておき、明日の指揮をどうするかは、電話やメールでさんざん調整してきました。私はそもそも派手なアクションを使って指揮するタチではないので、三角巾ぶらさげたままでも振る自信はあるし、隻腕の指揮者としてお客に敢闘精神をアピールするのもいいけれども、その反面、代わりの指揮者はいないのかと思われるのも合唱団としては恥さらしですしね・・・「ともかく、打ち合わせどおり、オレはオープニングの<サウンド・オブ・ミュージック>のアカペラだけで降りる。つづいてBさん、<ドレミの歌>エレクトーン即興つき。あと高校の皆さんのオリジナル曲とダンス。・・・F君どうした。<フニクリフニクラ>はやめたのか?」「・・・あれやると、またケガ人がでそうな気がして・・・今度は<ブンガワン・ソロ>でいきます。」「またエスニックにきたな。まあその調子でレパートリーを増やしてくれ。トリはいつもピアノ伴奏でお世話になってるTさんに<君をのせて>をお願いします。アンコールはその場で考えるが、私がやるなら<浜辺の歌>かな・・・ちゃんと空調が効いてたら<花>でもいいけど。(汗)」「で、Cさんは振らないときはどうします? 楽屋みたいなものはないから、客席でにらみをきかせますか?」とF君。「バリトンが人数的に手薄だから、歌うほうにまわってもいいが、君たちがどうしてほしいかによる。客席にいろというならそうするが・・・」「客の最前列、私の真後ろにすわって、全員にオーラを送っていただけると助かりますが(汗)それだけで団員の士気が上がる気がする」「どうせまた<オーラの七光り>とか何とか、くだらんギャグをとばす気だな(--;)・・・まあいい。考えておこう・・・」
2009.08.15
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お盆休みはひたすら家にこもって雑用をこなし、空き時間はといえば、負傷のおかげでmidiにも手をつけず、DVDに見呆けています。「レッドクリフ1・2」セットで発売になりました(^^)。もちろん劇場公開も見ましたが、あらためて家でゆっくり見直して、初めて気がつくシーンもしばしば。少年時代から三国志のファンでしたので、今回の映画化はずっと以前から楽しみにしてました。とくに三国志ファンなら誰しも、あの「赤壁の戦い」を大画面映像で見てみたい、というのは長年の夢だったでしょうから、その夢をかなえてくれた映画だということになります。ジョン・ウー監督の解釈や、人物の描き方などには、それぞれ賛否両論があるでしょう。三国志ファンにはそれぞれ思い入れのあるシーンやごひいきの登場人物がいますので、今度の映画をみて「コレは違うんじゃないか」なんて批判したってはじまらない。とくに曹操ファンは怒るだろうなあ(笑)・・・まあ一口に言って、これは「赤壁の戦い」ではなく、やはり「ザ・バトル・オブ・レッドクリフ」ですね(大体地名をそのまま英語に直訳してどうするんじゃ;汗)・・・そう割り切ってしまえば、お目当ての後半スペクタクルシーンは期待どおりの出来映えでしたし、文句なく楽しめる映画ですね。人物としては、周瑜という人物にスポットを当て、おそらく監督の理想の英雄像として描き出しています。周瑜はもちろん、名将として今日でも高く評価されていますが、物語である「三国志演義」では、もうひとりの主要人物・孔明の引き立て役というか、憎まれ役にされてしまっているので、この描き方には驚くファンもいらっしゃるかも。正史での周瑜は、相当なイケメンだったことや、楽器の演奏などにも優れた才能があったこと、奥さんも絶世の美女だったことぐらいしかわかりませんが、しかしあの大軍を敵に回して、味方の結束を失わずに戦えたというだけで、指揮官として超一流の証明ですね。だから今度の映画での描き方も、これはこれでひとつの見識ではないか、と素直にうなずけます。俳優では、孔明を演じた金城武さんがよかったなあ。物語での孔明はなんだか神がかって非人間的存在ですけど、そこそこユーモラスで飄々としてて好感。あと、ゲームの世界から抜け出してきたような活躍ぶりの孫尚香(笑)を演じたヴィッキー・チャオさん。実は私、「少林サッカー」以来の彼女のファンなんですよ~。何となく亡くなった家内にちょっと似てまして(爆汗)<ネタバレ>・・・しかし、最後あそこまで追い詰めたら、なぜ一思いに曹操を斬って後顧の憂いを絶ってしまわないのだ? 摩訶不思議(汗)。う~んやはりこれは「赤壁の戦い」ではなく、最後まで「ザ・バトル・オブ・レッドクリフ」なのだなあ・・・
2009.08.14
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・・・なんか、あらゆることに時間が倍かかる、という気がします。夏休み期間に入ったものの、家事雑用に時間をとられ、なかなか音楽のほうに手が回りません(汗)問題は今週末の第3回コンサートですが、仲間内で相談した結果、主要メンバーが1曲ずつ受け持つことに・・・詳細はまたお知らせしますが。この暑いのに、サウナに行けないというのがつらいですね(泣)
2009.08.12
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昨日のボランティアコンサート詳報です。(あまり思い出したくない)お客を演奏の場に巻き込みたい、というたくらみは、成功でした。朝から雨で、会場は予定の中庭ではなく体育館風の集会場に変更。ドレミの歌、トトロ、とわかりやすくてリズミカルな曲で固めた上、高校生さんのダンスが視覚に訴えたのもよかったかな。とくににわか指揮者のF君の「フニクリフニクラ」は怪演だった(爆)もう場内手拍子総立ち。で、最後の「SING」にかかったときは、ノッたお客が勝手に手近なグループを指揮し始めて、もう収拾不能(汗)。えんえん10分以上歌い続けたけど果てしがないので、体育館の隅っこに積み上げてあった遊具とかパイプ椅子の山に、えいやっ、とよじ登り、ジャンプしながらストップのアクションを・・・かけて、着地した?とたん、足場の遊具の山が崩壊しまして(汗)轟音とともに左腕から着地してしまいました。お客の多くは、それも予定のパフォーマンスと思ったか、やんやの喝采で・・・(汗)なんとか立ち上がって、閉会のご挨拶をやりはじめたんですが、最初なんともなかったのに激痛が走り出しましてね。目を丸くして走りよってきたBさん、F君たちメンバーに抱えられるように、施設の診療所にかつぎこまれてしまいました(--)「・・・おお、絵に描いたような骨折じゃ(^^)」白ひげを蓄えた医者のじいさんが、なぜかウキウキとした声で応急手当をしてくれ、左腕のレントゲン写真を得意げに振りかざして解説してくれたところでは、完全に破断してはいないので、直りは早いだろうが、まあ全治2ヶ月じゃな。できれば明日ちゃんとした病院でスキャナーを撮ってもらうがよろしい・・・というわけで、次週のコンサート最終回に向け、前途に暗雲どころか、集中豪雨の予感。・・・いろんな意味で、痛いです(泣)
2009.08.10
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日記に時間をかけられないので、事実のみご報告。第2回終了。成功の部類かな・・・骨が折れました~
2009.08.09
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明日は、早いもので、第2回目の本番。お客は知的障害のある方々などが多くて、一番難しいけれど、やりがいがあるコンサートです。「・・・よし、これぐらいでいいだろう。各曲、各グループのリーダーは、明日は大いに、節度を保っていちびってくれ(笑)。前で振るときは、fやpの記号にこだわるより、クレシェンド、デクレシェンドの表情に気をつけること。音楽は絶対的な音量が大きいか小さいかより、音量が増していくか減っていくか、のほうが重要なんだ。それから、つねにリズム感を失うな。テヌートの時でもだ・・・F君気張りすぎ。オーラの代わりに、頭から湯気が出ているぞ・・・」「どうも勝手がわからなくで・・・前で振るの初めてなんですよ。小学校の学芸会でさえやったことないもんで。(汗汗汗)」・・・先週いきなり一曲の責任者に任命されたF君はもう青息吐息の状態。「F君大丈夫ですかね~。だいぶ緊張してますよ」と明日のピアノ伴奏T君。「な~に、フルトヴェングラーだってカラヤンだって、指揮棒をもって生まれてきたわけじゃない。慣れの問題だよ。彼、結構度胸すわってるから、本番はちゃんとやるさ。CDや先輩の受け売りじゃなくて、楽譜から自分の演奏を作れる男だよ・・・」「まあ、今晩ちゃんと寝てくれればいいですがね(爆)」・・・
2009.08.08
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何の脈絡もないんですが、これをお聞かせしたい気分。実は自分が聞きたい気分なんですが(汗)おつきあいいただければ幸いです。4年前の思い出の曲だよなあ・・・ ベートーヴェン:ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章
2009.08.06
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まだしつこく、この曲にこだわっています(汗) LN3 Ver.2.2あるいは、今後も手を入れ続けるかもしれません。最初は、8月6日を一応の完成予定期日としていたわけですから、結果的にほぼ予定通りの日数を要したことになります。全工程で約150時間ぐらいかな(笑)midi屋に限らず、およそモノつくりに携わる人間なら、最新作こそ自分の最高傑作、と呼べるものにしたいと願うのがあたりまえだし、自信作と呼べるものができたとしても、次にはさらにそれを超えるものを、と意欲がわくのが普通だと思いますが・・・最近、体力的にもずいぶん無理が利かなくなってきて、ある程度は精神力や経験でカバーはできるとはいうものの、今後これだけの規模と出来映えを兼ね備えた作品は、2度と・・・とはいわないけど(汗)、当分はできないだろうという予感があります。だから、心ゆくまで手を入れて、悔いのない作品にしておきたいという想いが強いですね・・・
2009.08.05
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昨夜のF君に引き続いて、今夜もメンバーからの新提案やアイデアがぞくぞく持ち込まれて、大忙しです(汗)しかも、それらがみんな、私の「たくらみ」にドンピシャなものばかり(爆)・・・完全に読まれてますわ。まずは、Bさんの案で、「アンパンマン」の代わりに、これも昨年やって成功したという「YYY<曲名>YYY」を、「サウンド・オブ・ミュージック」のあとにすぐメドレーで入れることになりました。次のコンサートでは、お客さんもいっしょに歌ってもらう。ノッてきたお客がいればどんどん指揮台に引っ張りあげて振ってもらう。音楽は天から降ってきたものじゃない。ただ聴いて、それにあわせて身体を動かして、楽しいだけじゃなく、逆に自分たちが身体を動かすことで、音楽を動かすこともできる、自分だけの演奏をつくることもできることを、お客に知ってもらおう。その雰囲気をどうやって作るかがポイントだ・・・と語ったことはありますがね・・・それだけしゃべれば十分か(爆)
2009.08.04
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(先日につづく)Bさんのおかげで、今日は本棚の奥に眠っていた「モーツァルトは子守唄を歌わない」を久しぶりに発掘して、読み直す羽目になりました。波長が似ているというのか、ベートーヴェンの霊?はmidiやってると私には取り憑いてきやすいんですが、そのときの彼のしゃべり方というか、行動パターンとかが、実はこの本に登場するベトにそっくりなんですね(^^)・・・まったく、読んでいるうちにまた眼前にベトが現れてくるようで、どうしても感情移入して読んでしまう。相方のチェルニーの現実の性格がどんなだったかはよく知りませんが、少なくともあの謹厳な練習曲からは想像できない、ハチャメチャな弟子にされてしまっているし・・・(爆)・・・といいつつ、熱中して読みふけっていると、当のチェルニーから電話。「・・・先生!」「その呼び方はやめてくれ。小説と現実の見境がつかなくなる・・・で、何かな?」別れたとき死刑の宣告を受けたように落ち込んでいたにしては、いつもの明るい声でひと安心。こういう立ち直りの早さも、作中のチェルニーに似ているな(汗)「では、Cさん。今度のコンサートのぼくのノルマですが、<XXX(曲名)XXX>でいこうかと。」「<XXX(曲名)XXX>? でも一回も練習してないだろ?」「去年やりました。別の施設でね。指揮は別の先輩でしたけど。経験者も何人か残ってるし、あれならやれそうです。しかもCさんの今度のたくらみにもピッタリだと思いますが」・・・なるほど、いい選曲だ・・・お客はノッてくれるだろう。指揮のうまいヘタに関係なく。しかし・・・「・・・オレのたくらみって、誰にも全部しゃべってないぞ。確かに狙ってることはあるけれど」「それぐらい読めなくて、一の弟子はつとまりませんて。最後に<SING>をもってきただけで意図はバレてます(爆)。」「よし、楽譜は事務局さんに連絡して、PDFで全員に送ってもらう。で、チェル・・・じゃない、F君には秘密任務を与える。当日まで誰にもしゃべるな。前日の総練習でもだ。・・・かくかくしかじか。」「さすが、先生、じゃない、いちびりのCさん。がんばって今から譜読みしますよ」それで電話は切れました。持つべきものは、いちびりの弟子じゃ(爆)・・・日曜の本番がいよいよ楽しみになってきましたね。
2009.08.03
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話は昨夜にさかのぼりますが、大混乱の第1回コンサート終了後、いきつけのカフェで反省会&来週の企画会議。(2つ前の日記を先にお読みいただくと好都合^^)集まったのが、高校生グループのリーダーSさんに、伴奏のBさん、そして心霊写真騒動以来、いつの間にやら私の一の弟子をもって自認しているF君(ーー;)、それに私。これが今回ボランティアシリーズの事実上のヘッドクォーター・・・「つぎは重度障害のお客さんも多いから、明るくリズミックな曲で攻める。トップは<サウンド・オブ・ミュージック>で変えないが、きょうのケガの功名で、アカペラでいってみよう。なかなかよかった・・・あ、Bさんむくれないように。来週も、あなたの出番はちゃんとあります。」「え、こんどの会場はエレクトーンなしで、ピアノ伴奏なんでしょ?」「まあ、あとで発表。・・・それから、高校生さんの例の創作ダンス、次がトトロ。好評ならアンパンマン。」「トトロの着ぐるみ貸してくれるそうですよ。施設のバザーで使うやつだって」とF君。「あんた着るか? オレは地でいけるから(汗)」「わははは。」「で、まだ決めてないが、民謡系をひとつはさんで、ラストが<SING>。できるならお客さんにも輪に入っていっしょに歌ってもらおう。だからステージと客席をわけずに、最初からお客の真ん中にわれわれも座ってしまう。」・・・こんどの会場は屋外のパティオなので、それも可能です。「で、指揮だが、交代でやろう。トトロまでは拙者がいきます。ダンスはSさんと高校生諸君におまかせ。最後のSINGは、最初Bさん頼みます・・・いい出番だろ(^^)。お客が飛び入りでやりたきゃ、それも歓迎。最後は責任上、オレが締めるから」「あと、民謡系ってのがありますよ」とF君。「これは選曲から団員におまかせするよ。今まで練習した中から適当にね」「え、その場で指名なんかやられたらパニックですよ。そりゃ結局Cさんがラクしようって魂胆ですね(笑)悪だくみが好きなんだから」「何を言う。だいたい企画なんて、たくらみ、はかると書くんだから。それにいくらなんでもその場でいきなり指名はせんよ。ちゃんと1週間前に知らせてやる。ではよろしくな、一の弟子。」私はぽんとF君の肩をたたきました。・・・で、会議は終わり、死刑の宣告を受けたような顔のF君を残して店の外へ出たあと、Bさんがちょこちょこと私の所にやってきました。「Cさん、さっきちょっとおっしゃってた、<指揮者が汗をかいたら恥>って、どういう意味なんですか」「昔ね、売り出し中の若手指揮者のコンサートで、ハネた後の楽屋にR・シュトラウスがやってきて、その指揮者の袖口だったかに手をつっこんで、汗まみれになってるのを確認して、<ふん、新米じゃな>と言ったというんだな。派手な身振りでパフォーマンスするのが指揮じゃない。簡潔で、無駄な動きをしないのが理想だという教えだね」「なるほどね・・・あ、それからCさん、<モーツァルトは子守唄を歌わない>ってミステリー、読みました?」「あ~、読んだ。ベートーヴェンとチェルニーの師弟コンビが探偵役で、モーツァルト暗殺の謎を解くやつでしょ。詳しくは忘れたが・・・」「あれにでてくる師弟コンビの会話って、CさんとFさんそのままですね~~(爆)もう一回読み返したくなってきたわぁ(爆)」「勝手にしなさい(-o-;A」
2009.08.02
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第1回ボランティアコンサートが大波乱のうちに幕を閉じて、今週末は早くも2ヶ所目があるんですが性懲りもなくmidiのほうに力を注いでます(汗)先週公開したばかりのベトのLN3ですが、さっそく大改訂(--;)2年以上もフルオケ作品から遠ざかっていたせいですかね、勘が取り戻せてなくて、ちょっとスケール小さくまとめすぎてました。あと、やはり荒っぽかったですね。midiはいうまでもなくデジタル演奏なので、音量にせよテンポにせよ、あらゆるものがただの数値的変化。脳内でどんなにベトが髪を振り乱し目をむいて指揮っていようが、midi屋はつねに冷静な目でそれを数値に置き換えていく第三者でなければならないのですが、ちょっとベトに神経を乗っ取られすぎていたようです(汗)
2009.08.02
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きょうは、ついに本番。朝から会場となる老人ホーム集会室に乗り込み、準備状況を確認。前線の影響で、生暖かい湿気た風が窓から吹き込んで、なにやら嵐の予感(--;)・・・エレクトーンが、ステージと反対側に行っちゃってるよ(汗)しょうがない、急遽移動することになったんですが、あれ無茶苦茶重いんで、大人5人がかりで1時間近くかけて、やっとステージ横までかつぎあげたのは、すでに本番10分前。で、お客のじいさんばあさんたちも三々五々集まってきてくれて、さてオープニングにかかろうか、というまさにその瞬間。▽☆%†※☆%★≒〒●@‰♯‡♂☆※℃¥!!!!!・・・・轟音が鳴り渡り、ただでさえ明るくない集会所の照明がダウンして真っ暗。「わっ、テロか、地震か。」「落雷じゃ~~~!」・・・じいさんばあさんたちの悲鳴がおさまるまで数分(汗)・・・しかし停電は復旧する気配なし。とりあえず暗いままでも始めようか、と歌いだそうとしたら、伴奏担当で関西弁を母国語とするブロンド美人のBさんが呆然とした顔で突っ立ったまま・・・「電源はいらへ~ん・・・」エレクトーン、戦線離脱(泣)それでも何とか進めようと、とりあえずオープニング「サウンド・オブ・ミュージック」に「浜辺の歌」をアカペラでこなし、つぎは高校生グループの振り付けによるダンスの予定だったんですが、せっかくの猛練習の成果も、暗くてお客にはよく見えなかった模様(泣)・・・そのころになると、もうひとつの脅威がじわじわと・・・「暑いなあ」「空調も停まってるしね」お客がたまらずウチワでばたばたやり始めるし、こちらも吹き出る汗が目に入って痛いの何の。指揮者が汗をかいたら恥、ってのはR.シュトラウスの故事から学んだ私の哲学なんだけど、そんなこと言っちゃおれないですよ(汗汗)・・・言ってるうちに、どうにか非常電源で照明だけは復旧したけど、エレクトーンと空調は死んだまま。それでも不屈のボランティア魂と体育会系高校生Pちゃんのギター即興伴奏で「ロッホ・ローモンド」「中国地方の子守唄」とやって・・・結局全面復旧したときはもう終わりの予定時間になってまして。やっと明るさを取り戻した会場で、高校生さんたちの見せ場だったダンスをアンコールし、出番のなかったエレクトーンのBさんにはオリジナル曲を一曲弾いてもらって、最後はこれで締め。瀧 廉太郎:「花」・・・季節感がないなあ。選曲を誤ったようですね(汗)トラブル続きのコンサートもやっと終止符。お客のおばあちゃんから「おたくら、大変やったなあ」と逆にねぎらいのお言葉を頂いて、お開きとなりました。「オーラの出る余裕もなかったですね」と心霊男のF君。「ほっといてくれ。」・・・疲れた(--;)
2009.08.01
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昨日の日記中、ホテルのロビーを打ち合わせ場所にしたことを書きましたが、何箇所かのビジネスホテルのロビーというのが、私の隠し事務室?になっております(汗)ロビーを使うだけでなく、実際に泊まる事も結構あります。地元の、それもビジネスホテルに泊まる経験なんて、ないという方が多いはずですが、私はどうも日常のストレス発散とか、気分転換をしたいときなど、突然思い立ったように外泊することを覚えまして、結構あちこち泊まり歩いてます。娘が中学時代まではなかなか家を空けることができませんでしたが、高校生になると、ウザイ親は時折蒸発するほうが彼女も楽なようで(汗)かれこれ、ここ3年ほどで10軒近く泊まりましたね。いわゆるビジネスホテルなのでそう高くないし、駅に近いので朝起きてそのまま出勤、というときも便利です。ただ実際には夏休みなどまとまった休みに入る前日に泊まって、翌朝まで爆睡してそのまま休暇に突入、というのが一番楽しい泊まり方でしょうね。以前、ホテルの話題になったときに、神戸市内でおすすめのホテルを教えてほしいというコメントがあったので、私のお気に入りを1軒ご紹介。これですね。・・・各部屋がそれぞれにスタイリッシュで、それだけで非日常の気分になりますが、何より気に入ってるのはホテル自体というより、真向かいが私の行きつけの(男)(女)なんですね・・・それに繁華街の真ん中なので食事処には事欠きませんから、ホテルは素泊まりにしてステーキの名店から和洋中スイーツまでグルメ三昧がオススメ。私はもっぱらファミレスですけど(汗)・・・そういえば、そもそもレストランというものがついてないのだな、このホテルには(爆)。ただ、ちょっと客室の意匠などにクセがありますし、シャワールームだけという部屋もあるので(前述のサウナがあればそれでいいけど)、バスつきでシックな雰囲気の宿がいいという向きにはココの方がいいかな。こちらはちゃんとレストラン完備で、しかもおいしいですね、結構。その他、最近神戸市内も雨後のタケノコのごとくホテル増えてきましたんで、モニターがなかなか追いつきません。またいい隠れ家を発掘したらご紹介申し上げます・・・(^^)
2009.07.31
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土曜日のコンサートに向けて、高校生メンバーさんと最終打ち合わせで、仕事帰りに待ち合わせ場所のホテルのロビーに入っていったら、キョトンとされてしまいました。「Cさん、お痩せにやりました? たった1週間で・・・」「そうですかぁ。近頃横幅がとみに巨大化して、大先生からはやれアンパンマンに似てきただの、トトロに似てきただのとうるさく言われてるんですが・・・」「いや~、先週より顔がずいぶん細くなられたような気が・・・」・・・なるほど、と思い当たりました。原因はただひとつ、ベトの仕業です。・・・帰宅してから計ってみたところ、だいたいこの3週間ほどで、4キロぐらいは骨身を削った計算に・・・「いいダイエット法をみつけましてね。いやいや、他人にはお教えできませんね。企業秘密ですから(汗)」「そういわずに、そこをチラッと(笑)」「寝食を忘れることですね(爆)」・・・まあ、家から半径1km以内に数十軒のケーキ屋・チョコレート屋などがひしめく通称メタボ街道の住人としては、どうせ一時のヌカ喜びにおわるんでしょう
2009.07.30
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他人の身体を乗っ取って、盛大に暴れまわった挙句、念が晴れたのか、ベトはおとなしく天上に帰っていったようで、こちらも一安心。やれやれ、やっと平穏な日常が・・・と思ってはっと気づいたら、早くも今週末から死のロード、じゃない、ボランティアの合唱コンサート廻りが開幕じゃ(汗)準備は万端・・・というのか、まな板のトトロ状態ですが。実は過去の例からいって、この一連のコンサートは、主役は高校生グループさんで、私らは半分バッグコーラス?なのだな(爆)だから最初に「自分は泣くな、お客を泣かせろ」なんて大見得切った割には、自分たちもいっしょに歌って、お客さんにも参加してもらって楽しんでもらえればいいのだろうな、と方針転換したところです。今週は敬老会コンサートなので、旧文部省唱歌と世界の民謡数曲に、あとはあえてプログラムを組まずに行き当たりばったり・・・ま、アンコールがもらえたら、の話ですがね(汗)
2009.07.28
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昨日は半死半生、手だけが半自動的に動いてた状態で、とりあえず仕上げた! という感じでしたけど・・・一日たって正気に返って聴いてみたら、うむむ・・・やはりまだ荒っぽいなあ(汗)ま、ベトの曲はだいだいガサツで、細かなニュアンスなど気にしなくても聴けるといえば聴けますけどね(爆)midiの世界では、細かな表情なんかつけだしたら大体きりがなくて、作者がいい加減ウンザリするか、まずまず出来映えに満足したら、そこが完成、というもんですから、一応の完成としておきましょう。とりあえず、どうも耳障りだった部分数箇所はさっそく修正しておきました。それから、ちょっとしたヒラメキを試してみたところ、舞台裏ファンファーレの迫真力がぐっと増しましたな・・・劇的ビフォー&アフターの気分じゃ(汗)・・・midi道もうすぐ10年、まだまだ知らない技法があるもんです。奥は深いですね・・・それにしても、この大曲を実質3週間足らずで、よくも仕上げられたもんです。なんだか自分がやったことのように思えないんですよ・・・これ、やはりベトからの授かりモノだったのかなあ・・・(PS.)さっき気づいたけど、コピペの回数まちがえてて、まるまる1小節飛ばしてたわ~~~わははは(汗汗汗;・・・直したけど)エライ授かりモノじゃ。予告編のときからすでに飛ばしてたんですが、誰も気がつかなかったとは。(爆)
2009.07.27
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From the heart. - may it go - to the hearts. (心から - 心にいたらんことを)このブログをはじめて以来、私が扉にかかげてきたベートーヴェンの言葉です。「花伝書」のなかにも、同じような言葉がありますが、音楽、そして芸術とは、その形ではなく、作者の心を他人の心に伝えるもの。・・・この言葉をそういう単純な意味にうけとって、音楽というものと付き合って暮らしてきた私が、その真の意味・・・ほとんど悲痛なといってもいい、ベートーヴェンの切実な叫びをはじめて感じ取ったのは、そう遠い昔のことではありません。TOPページのなかに、「音楽を志す、若いみなさんへ・・・」というタイトルのリンクがありますが、ここには数年前、私がある若いピアニストの方にこの言葉をお送りしたときのエッセイを保存しています。よろしければご一読ください。このエッセイをあとで読みかえして、我ながら偉そうなことをヌケヌケと書いたもんだ、と冷や汗モノですけれど、その当時は大真面目でした。それだけでなく、実はこの文章そのものが、自分自身にとっても乗り越えがたい壁として私の前に立ちふさがってしまいました。告白しますが、ここ2年以上、私がろくに新作も発表せず(破片は山のように作りましたが)、日記さえ断続的にしか書けない心理状態に追い込んでしまった大きな原因のひとつは、自分自身がこの文章に、具体的にはベートーヴェンの(他の作曲家たちでも同じです)求めた大きな宿題に答える力がない、と自覚したせいです。仕事が忙しいとか、体調が・・・というのは、隠れ蓑にすぎませんでした。いま、やっとひとつの答えを用意することが出来た、と思います。このmidiを再開した当初、私はこの日記で「幼馴染みの曲への、恩返しの気分」と書きました。幼い時代から私の心をはぐくみ、無限の喜びを与えてくれた音楽とその作者に対して、ひとりの人間としてその心を確かに受け取った、その証として、この作品を届けようと思います。 L.v.ベートーヴェンの孤高の魂に 愛と感謝をこめて・・・ ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲 第3番(PS.)曲については、多くを語る必要はないでしょう。ベートーヴェンはその唯一のオペラ「フィデリオ(原題<レオノーレ>)」のために、あわせて4曲もの序曲を書いていますが、そのうち最も充実した表現力と、壮大な規模をもつのが「第3番」です。オペラ自体が改作されて、本来の序曲としての役割をはたさなくなったため、今日では実際の上演で序曲として使われることはありません(その内容を惜しむ演奏家たちの手で、オペラの各所に挿入して演奏する慣習はありますが)。しかしこの曲はもはや単なるオペラのための音楽であることを離れ、世界のオーケストラのスタンダードナンバーとして親しまれています。とくに各種の記念コンサートや、音楽祭など国際的イベントの開幕といった特別な場所で、祝典曲としてしばしば演奏されることは、ご存知のことでしょう。ベートーヴェンが「フィデリオ」を通して世界に訴えようとした、人類への愛、世界の平和への希望、そういった彼の「心」を、オペラ本体以上に純粋で凝縮した姿で表現した音楽として、この曲はこれからも聴く人の心に限りない感動と、苦難にめげず生きる勇気を与え続けていくのでしょう・・・。
2009.07.26
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今朝も4時ごろにむくっと起き上がり、そのままベトの生霊と化してmidiに向っています(ーー;)すでに全データはつながり、大雑把につけてあったテンポや音量に細かな表情をつけていく作業にかかっています。ただの電子音の連なりに生命を吹き込んでいく作業、といってもいいでしょうね。お約束の期限までは、あと10日もあるわけなので、決して急ぐ必要はなさそうですが、なぜか今の集中力を途切れさせたくないという思いがあって(いいかえると、今の充実感・高揚感を失ったら2度と戻ってこないような予感がする、というのかな)・・・あるいは今夜にでも、一応の完成にこぎつけられると思っています。ではまた夜には、2回目の日記を・・・
2009.07.26
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きょうは夏のボランティア廻り第1回の総合練習。高校生さんたちを含めてのおさらい機会は数回しかないので、貴重です。朝のうちベトmidiを少し進めて・・・展開部の込み入ったところのリズムとテンポ処理で、例のごとく少なくなってきた髪の毛をかきむしりつつ熱中していて、つい集合時間に遅刻しそうになり、あわてて参加(汗)気合の入ってきた諸君は、すでに午前中から自主トレやってましたが、高校生の皆さんが入ったことが刺激になったのか、なかなかいい雰囲気。もともと力量のあるメンバーなので、声さえそろえばいつでも本番OK・・・なんですがね(汗)「きょうはとくにオーラが輝いてますね」と、先日の心霊写真男の某君に指摘されてしまいまして・・・「このごろは、謙信と阿修羅のうえに、ベトまで憑いてる。・・・で、撮れたかい。」さっきから練習の合間にデジカメをバシバシやっていた某君。しばらくカメラを覗き込んでまして・・・「・・・う~ん撮れてませんねえ・・・これは、ただのハレーションのようだし・・・わあああぁぁぁ!!!!」「なんだなんだ(汗)」「こ、これ、これ、ベートーヴェンの霊がくっきりと。ほれ写真の真ん中に、髪をかき乱し口をへの字に結んだ男の顔が・・・」「・・・それはオレの顔だって。 ー_ー;) 」
2009.07.25
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昨夜は更新をお休みしてしまいましたが・・・帰宅してからすぐにベトの入力にとりかかってました。納期?が迫ってきましたので、得意の集中突貫作業。・・・ハッと気がついたら、朝の目覚まし鳴ってまして(汗)そのまま徹夜明けで出勤したものの、さすがに仕事になりませんでしたね(爆)成果のほうは・・・あと残りわずかです。日曜には楽譜の入力は完了するでしょう。明日は合唱団の練習。高校メンバーを加えての初の総合練習なので、体調をしっかり整えておかねば。・・・で、本日はさすがに、midiはやめて早寝。おやすみなさいませ。
2009.07.24
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完成の期限をきったのに伴い、公開していた予告編?2つを回収させていただきました(--)あとは、仕上げをご覧じろ、であります。・・・きょうは皆既日食特番に見呆けて、まだ全然進めていません・・・すでに予定より遅れが目立っておりますが(爆)まあ人間、ときどき自分を追い詰めてやらねば・・・・・・て、こんなものの手直しなんかやってていいのだろ~か・・・ ビゼー:「カルメン」から「ハバネラ」(オルゴール版)
2009.07.22
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きのうの固い決意は、日記をUPした数時間後にはもろくも潰えまして(汗)ベトの猛チャージのうえに、先日取り付いた八面六臂の阿修羅のご威光がまだ残っていると見えて、midiにかかったが最後、手が勝手に動き続けてとまらないのです(--;)・・・というのは、まあ冗談ですが。しかし実際、大作曲家が残した楽譜をなぞって入力していくと、その音符を書き連ねた作曲家たちの感情や精神状態が、マウスをもつ指先からそのまま逆流して全身に広がってくるような気がすることはあります。特にこの曲なんかは、ある意味では9つの交響曲以上にベトの管弦楽の真髄を示すといわれるとおり、ベトが執念の上にも執念を積み上げた超高密度集積音楽ですので、スコアを開いたとたんに全身に火がまわるような気がするほどですが・・・たしかに、ベトの曲というのは、midiにするのは楽なんですね。第5の1楽章がいい例ですが、彼の曲はとにかく単純な動機を少しずつ変形しながら異様にしつこく繰り返す、というパターンが多いので、小節数が多い割りに、コピペと移調を最大限に活用したら半分以上それだけで入力がすんじゃいます。(逆に言えば、適当に区切りがつくまで止まらない)彼の曲はスコアをぱっと開いたら、幾何学模様が並んでるように見えまして(爆)1分ほどスコアを眺めてたら、暗譜できる・・・というのか、スコアが画像イメージとして脳内に保存できちゃいますので、あとはその残像どおりにコピペを繰り返していけばいいので・・・そう、見開き2ページの入力に、平均1時間かな。・・・ということは、残りページ数から逆算して、まあ音量やテンポの微調整にかかる時間にもよるけれど・・・合唱団のコンサートの方に割く時間を考えれば・・・・・・・・・(皮算用)・・・完成予定日=8月6日(爆)はて、何の日だったかな・・・もちろん広島原爆記念日だけど、何かベトにからむ行事が・・・(汗)
2009.07.21
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本日は、完全休養日とします。 m(_ _)家事も、最低限・・・ m(_ _)合唱の準備もしない・・・ m(_ _)midiも作らんぞ~~。・・・たとえベトが耳元で叫ぼうとも。 m(_ _)・・・・・ ・・・叫んでいるな・・・ m(ー ー) ムク m(_ _) ~☆ バタ
2009.07.20
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家内があちら側へ行ってから、冥界との間にパイプでもできたというのか、いろんなやつが取り付いてくるような気がしてならないんですが・・・昨日、きょうはせいぜい小品ぐらい、と書いた直後のことです。・・・ベーちゃんの執念が取り付いてきました(汗)ちょっとでもサボろうとすると、怒るわせっつくわムチは振るうわ。こっちはもう脳が炸裂状態で(爆)・・・まあおかげで、進みましたよ・・・鬼が笑う予定が、夏休み明けぐらいには何とかなるかも。 ネタバレOKの方のみどうぞ(-o-)うん、ほどよくキチガイじみてて、突貫作業にしてはなかなかいい出来じゃ(汗)
2009.07.19
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夏のボランティア廻りでいっしょに歌う高校生有志グループと、打ち合わせをやってきました。もうすっかり場慣れした、体育会系のオネエサマたちがてきぱきと会場の説明やら何やら全部仕切ってくれまして、こっちはただふんふんとうなづくだけ(汗)重度障害者向けの保養施設で毎年うたっているという、秘蔵の遊び歌も教えてもらいました(^^)一番間近に迫ってるのは、2週間後のじいちゃんばあちゃん慰問ツアーですが・・・こちらの合唱団から参加するメンバーもだいたい固まり、ほぼいつでも本番OKの状態まできたと思います。・・・あとは当日の気合じゃ(--;)midi製作のほうは、この週末はお休みか、軽いオルゴール系小品ぐらいにとどめておこうかな・・・なにしろこの炎天下に、ベトの猛烈な熱線放射を浴び続けて、このペースで続けたら脳が自然発火してしまいそうな予感が(汗)・・・しばらくクールダウンすることにいたします。
2009.07.18
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私が幼稚園時代は、まだステレオ録音がはじまって間がないころでね、もちろんCDじゃなくて、LPレコードがようやく出回りだした頃です。オヤジが音楽好き・・・だったのかどうかわからんけど、物心ついたころには身の回りにクラシックのLPが結構ころがっている、という環境で育ちました。ピアノ小品集とか、合唱曲とかが多かった記憶がありますが、その中でなぜか異彩を放っていたのが、ベートーヴェンとシベリウスの交響曲全集というやつで・・・ま、ベートーヴェンはともかく、シベが凄いですね。シベがなくなって数年、という頃ですから、追悼記念盤かなんかをオヤジがわけもわからずに買ったのかも(汗)・・・ということで、私が母の子守唄のつぎに接した音楽は、この2人の交響曲なのでした。ある友人に言わせると、私の周りにはフィンランドの森の仙人みたいなオーラが漂ってるそうですが(爆)・・・幼年期の音楽経験はその人の人格まで影響するからなあ(汗)で、ベトのほうも、それなりによく聴いたものですが、交響曲よりもその余白にオマケで入ってたいくつかの序曲のほうが短くて親しみやすかったのか、よく聴いてました。エグモント序曲が一番好きだったような気がします。それから、現在進行形の、レオノーレの3番ね。スコアを眺めながら、あれから40数年たつのだなあ・・・などとつぶやきつつ、製作は順調に進んでます。幼馴染みの曲に、なんだか恩返し・・・の気分ですね(^^) ↓ なんちゅ~とこで終わるんじゃ!! とお怒りが聞こえてきそうな・・・ま、予告編とはそういうものです(^^;) ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番・・・の序の口(汗)う~んこの曲、ここまでだけで「フィガロ序曲」より長いのね・・・(--;)・・・・・・・夢中になってて、晩飯食うの忘れた(涙)
2009.07.17
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・・・の大箱が、ハワイ滞在中の知人から届きました(汗)数年前、ハワイに旅したおり、現地のコンビニでこの妖しげな食べ物に出会いまして、怖いもの見たさ・・・で買って食べてみたところ・・・すっかりハマッてしまい、その後旅行中愛用し続けました。なんということはない、マカダミアナッツに粉末ワサビをまぶしただけの素朴なものなんですが、味が素朴じゃない(爆)・・・脳天に突き抜ける・・・ほど辛くはなく、ほどほどに日本食への郷愁を満たしてくれる程度に和風テイストで、しかも結構売れてるみたいなんですね。まあそれだけ日系人・日本人が多くて、人気があるということかも知れませんが・・・ところがこれ、帰国してからいろいろ探したんですが、どこにもない。ネット販売もしてないようで、あるいは輸入専門グロサリーかなんかを丹念に巡り歩いたらどこかでお目にかかるのかもしれませんが・・・・・・で、知人が出発する前、その話をして、見つけたら送ってもらう約束にしてたんですが、まだ現役だったようですね。ひょっとすると長寿商品なのかもしれません。さっそく袋を開けてみれば、う~む、懐かしくも奇態なこの香り・・・(汗)皆様も、もしどこかでお見かけになりましたら、一度お試しあれ(--)
2009.07.15
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昨日の「鬼が笑う」midiですが。あまり呑気なことを言っていると、やる気がだんだんヤセていく予感がするので・・・清水の舞台からダイビング気分で、最初の30秒(爆) 超イントロクイズかね・・・夏休み中には、主題部までいきたいものです(汗)//////////////////////////////////////////////////////(PS.)さすがにちょっとひどいので、少し延長(爆)またお聞き直しくださいませ・・・
2009.07.14
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わ~~~っ!!娘のやつ、めんつゆの残りをコーヒーカップなんぞに入れて冷蔵庫にしまうなよっ!!・・・飲んでしまったではないか。(苦汁)・・・・・・で、その瞬間、今夜の日記の小ネタに考えてあった話題が、全部飛んでしまいました(泣)というわけで、急遽変更(汗)このところ、再びベートーヴェンに食指が動いてます。オケ曲で、かなりの大曲。2年前に最初と途中の一部だけ手をつけて、そのまま忘却、ではないけれど、半分放棄状態になってました。先日しばらくぶりにオケを一曲完成させて、ちょっと自信をとりもどしつつあるこの機会をおいて、再開のチャンスはもうないかも・・・ということで、しまいこんであったスコアを引っ張り出しました。かつてのベストコンディションなら、ひと月ぐらいで入力完了! ぐらいのボリュームですが、今ならふた月かな。いやいや、夏のコンサートやら、その後も合唱団の特訓に付き合ったりしてたら、その倍はかかるかも・・・しかも、長期間一曲に集中すると飽きがきそうなので、他の曲と並行していくことになるだろうし・・・・・・てなわけで、これは俗に言う、「鬼が笑う話」・・・ってやつですね・・・(爆)
2009.07.13
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ウリ坊たちのその後のことなのですが・・・・・・消滅してしまいました(・_・;)3匹が救出された後、残り4匹はしばらくはその付近にとどまっていたようなのですが、ここ2日はプロの保護員のおっちゃんにも所在がつかめず、しかも、トンネルの中で鳴き声がするといわれていた親の気配も、まったく消えてしまったというのです。・・・大魔神やモスラなみに、テレポートの技でも使ったか、それとも神隠しか(汗)妥当な解釈は、夜闇にまぎれて親が4匹を引きつれ山に帰ったのだろうということですが・・・それならそれで、なぜ今まで親は動こうとしなかったのか、疑問です。う~ん、野生動物の行動は、論理を超越したものがあるな・・・(汗)ま、ここ半月にわたって平和な住宅街を興奮のルツボと化したウリ坊騒動も、どうやら幕引きのようです。欲を言えば、もういちど最後に4匹の元気な姿をみたかったですね。といって、何年もたってから大挙してエサねだりに来られても困るが(爆)・・・で、何の脈絡もなく、過去作リニューアル。 J.S.バッハ:「音楽の捧げもの」から「3声のリチェルカーレ」
2009.07.12
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きょうは合唱団練習日。いつもは、練習も半ばを過ぎたあたりで駆け込むんですが、きょうは午後からずっと練習につきあってきました。人間て、時間があるとダレるのかなあ・・・夏用の曲を数曲さらってきましたが、どうも緊張感がなかったなあ。いかんいかん(汗)。先日家におしかけてきた某君曰く、「きょうはオーラの出がうすいですね」・・・(--;)それはそうと、新たな問題発覚。だいたいこの合唱団、男声陣にくらべて女声陣がかなり多いんですが、いっしょにコンサートに参加してくれる高校生たちというのが、ほとんど女性ばかりで、このままでは男女比が1:3ぐらいになってしまうことが判明。・・・う~む、男声をバスだけにして3部編成で臨まなきゃならんかも・・・こりゃ一部編曲しなおさないと・・・大体、アマ合唱も、最近は女性優位のところが多いんですが、なぜなんだろう。やはりモスラの時代なのかなあ・・・(汗)
2009.07.11
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・・・「あ~、モスラですね。なるほど、モスラはテレパシーで他の怪獣と交信したり、いろいろ超能力をもってますね・・・でもそれ自体神様じゃないでしょう? 神の使いではあるかも知れないけど。モスラが不敗なのは、単に正義の味方、人類の味方だからじゃないんですか?」「正義の味方かどうかは、何が正義かによって違うだろうけど、少なくとも人類の味方じゃないよ。初代モスラを見ればわかるとおり、もし人類が世界の平和を乱す敵とみなされたら、容赦なく彼女の攻撃対象になるわけだからね」「彼女? あれ、やっぱりメスですかね?」「いくつか字幕スーパーで英語版を見たんだが、ゴジラや他の怪獣たちは He または It だが、モスラは She だよ。・・・もちろん外見があでやかで、優美だということもあるが・・・モスラの名前の由来を知っているかい?」「最後のラは、怪獣にはよくあるネーミングだけど・・・モスって何ですかね。小美人の歌の歌詞はインドネシア語だって聞いたけど」「いや、モスラの原作は日米合作で、名前(Mothra)の語源は英語だよ。しかもゴジラのラは -lla だけど、モスラは -ra だ。さあ、わかる人(^^)」「やだね~。もったいぶる人嫌い」「・・・moth は英語でだね。蛾の怪獣だからこれは当然。ただし成虫はチョウにしか見えないけど(汗)・・・Mothra は、この moth に、mother(母)を掛けて命名されたとされている。メスかどうかというよりも、母なる海、とか母なる大地とかと同じように、生命の源、という意味合いだね。つまりゴジラが破壊と恐怖の象徴として生み出されたのと対をなして、モスラは地球上のすべての生命と、その環境を破壊から守る守護者として生み出された。いわば神と同等の存在なんだよ・・・(注:頭が大文字で Mother となると、世界各地の神話に登場する、創造の女神のことですね・・・)」「なるほど・・・いかなる生命も、その母には勝てないわけだ。しかし、モスラは年食ったら死にますよね。モスラ対ゴジラ でも、死期が迫ったおばあちゃんモスラはゴジラに倒されて、新たに孵った幼虫がゴジラを倒したわけでしょう。だとすると、モスラだってちゃんと有限の生命なわけですよね・・・」「個体は有限だよね。地球上の生命はすべてそうだ・・・しかし、次々に受け継がれていくからこそ、生命は無限なのだといえないかね? だから、突然変異の産物であるゴジラがいかに強くても、最終的にモスラには勝てないんだよ。モスラの力は地球の生命力そのものだから。・・・言い換えるなら、モスラが敗れる映画というものは作りようがないんだな。モスラが敗れるときは、地球の生命が滅びるときだからね・・・(笑)」「なるほどねえ・・・母は強し、母は神なりか。」「だから、世の男性どもは、どんなに強がってもカミさんに勝てないのさ(爆)」
2009.07.10
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今日の話題は、久しぶりに音楽関係でもウリ坊関係でもありません。深遠なタイトルとは裏腹に、脈絡のない無駄話ですので、興味のない方は読み飛ばしてください。怪獣映画ファンの方、とくに歓迎いたします(^O^;先日、大魔神についてちょっと書きましたが、ずいぶん前のこと、友人とホームパーティで馬鹿話をして、かつての怪獣映画の話題になったことがあり、そのとき、「ゴジラと大魔神が戦ったら、どちらが勝つか」というネタで盛り上がってしまいました(汗)まあ、図体の大きさ、武器の強力さなどから考えて、ゴジラが勝つと考えるのが普通ですけれど、私は「大魔神が勝つ。ゴジラはただの怪獣だが、大魔神は神様だから」とこたえて、ウケました(爆)神様である以上、図体をゴジラ以上に巨大化させることも出来るだろうし、ゴジラも及ばぬ超能力兵器をもちだすこともたやすい筈だ、といったんですね。「まあ、それはそうだが・・・いやいや、ゴジラだって一種の神様じゃないんですか? 英語名(Godzilla)」にはちゃんとGod が入ってますよ」「いや、英語名 Godzilla は、映画がヒットして世界に輸出されてからつけられたものでね。ゴジラはれっきとした日本語だよ、というか、ゴジラが最初に出現した島に伝わる伝説からとられた名前ということになっている。・・・そもそもゴジラは、水爆実験の結果、付近に生き残っていた恐竜の子孫が放射能によって突然変異したものだという設定だ。人間が生み出した怪獣なんだね。そして初代のゴジラは、水爆さながら日本を破壊し暴れまくった結果、人間が発明した薬品によって倒される。・・・いわば勝手な人間にふりまわされた被害者ともいえる怪獣だ」「人間が作り出した神 God というわけですか・・・」「Godzilla の God は、その破壊力の大きさを強調するための、いわばアテ字なんだな。打撃の神様、なんていうのと同じで、一種の称号みたいなもんだ」「なるほど、いかに強力であっても、神にくらべれば有限の存在だということですね」「大魔神はそうではない、初めから人間の能力を超えた超自然的存在として登場するからね・・・ゴジラと大魔神じゃ、映画会社もちがうし、異種格闘技みたいなもんだけど、考えてごらん。同じ東宝怪獣映画のなかでも、神性というか、超自然的な力をもった怪獣がいるね。今までゴジラが何度戦っても、一度も勝てなかった相手が、一匹・・・というか、ひとりだけいるだろう?・・・」 (つづく)・・・ちょっと長くなりそうなので、ここらで一息。つづきはコーヒーでも入れてひと休みしてから、また書きます・・・最後のクイズは、怪獣映画ファンなら簡単でしょうけど、おわかりかな?(^^)
2009.07.10
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