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よびりん2004さん
かめおか ゆみこさん
ayakawa777さん本棚を見ていたら、人生で 初めて買った生き方の本を
久しぶりに見つけた・・・・・
僕が24歳のころ買った本だ!
「ユダヤ人の発想」 M・トケイヤー著
西洋文化の中で最も成功したのはユダヤ人である
何度も迫害を受け、今もなお生き続け、繁栄、
時代をリードしていくユダヤ人のことが書かれている
そのユダヤ人の知恵や発想が書かれている
「 タルムード 」を紹介している
「知恵はそれを生かそうとする者の頭上だけに輝く」
「時代が新しくなるのではない。われわれが新しく生まれかわるのだ」
僕がまだ若く素直で何も知らないころ
この本を読んですんなり入ってきた・・・
今考えてみると 僕はこの本の書いてあることに
従って生きてきたかのようだ ・・・びっくり
とりわけ 何に驚いたかというと
このタルムードという知恵袋の最後は白紙だということ・・・・・・
オープンエンド 終わりのない本だということ・・・・
いつもそこへ新しいことが書き綴られている・・・・
本を読むときは、読者は最後に残されたページに
必ず何か自分の考えを付け加える義務があるという・・
すごいですね~~~。
「タルムード」=アラム語で 深く学ぶ
紀元前500年から紀元後500年までの口伝を
2000人以上のラビが集まって千年もの歳月をかけて
編纂したものである
ちょっと気になったことを書いて見よう
ルフトメンシュ
空気男とでも訳せばいいのか・・・・
空気のように軽快な男・・・笑
ユダヤ人はどこに行っても迫害され続けてきた。
逆らったりするとまた迫害されてしまう。
空気のように、いるかいないかとように
同化すること。だから主張しすぎない人になる
理想
この世界はいまだに未完成でこれからも進歩、発展していくものだ
理想をもった人間は自分が挫折しても、
理想が挫折したのではないことを知っている
失敗はかえって人間を鍛えてくれる学校のようなものだ
人間は、自分の行動に関して全責任を持っている
たとえ彼が眠っている間でもだ。
ユダヤ人の間では笑いは高い地位を占めている
ヘブライ語でジョークに当たる言葉は ホフマ だが
これはこれは同時に 知恵や英知 を意味している
英知とジョークが同じ言葉で使われる・・・ん~~すごい!
ジョークほど幅の広い想像力と機知を要求されるものはない
ジョークはインスピレーションを秘めている
この インスピレーションは生真面目な積み上げからは生まれない
ジョークは 「向こう岸から見る」 という発想の元に成り立っている
柔軟な 頭の持ち主でなければジョークは生まれない
アインシュタインは
「私にとって最大の学校はジョークであった。
世間が信じるルールだけを鵜呑みにしてはならない
そのルールに縛られていては、そのルールを覆す新しいものを
生み出すことはできないからだ」 とも言っている
笑いは 竹のような柔軟性をユダヤ人に与えてきた
笑うことによって常に勇気が与えられた
笑いは勇気をもたらし、また勇気から笑いが生まれる
「泣いても笑っても涙が出る
しかし、笑って涙を流しても赤い目をする者はいない」
笑いはまた 許す という機能 も持っている・・・
最も笑ったのはこんな話である・・・・
新婚の城主が、美しい妃を残して狩に出る。
そして城に戻って寝室に入ると
妃とカトリックの司教がベットで一緒ではないか。
しかし城主は落ち着き払って寝台の脇を抜けバルコニーに出ると
眼下を通ってる人々に向かって
虚空に十字を描きながら祝福し始める。
司教が驚いて 「伯爵、どうなさったのですか?」と尋ねると
城主が祝福の所作を続けながら言うには
「 いや、あなたが私の勤めを果たされているので
私はあなたのお勤めを果たしているのです 」
ジョークは他人に向かって話すだけのことではない。
自分の知性の柔軟性を富ませるためにも役立つのだ
ジョークは知性という機械ににさす油のようなものである
いやはや まいったね!
ここまで自由奔放にジョークを使いこなすとは・・・
僕はいつも笑いが好きだ・・・・
辛いとき・・・・・悲しいとき・・・・・・
笑いが悲しみを救ってくれる。 笑いが辛さを救ってくれる
今の僕は 過去 約30.年前の本によって支えられている
黙ってても夜が来る。そして 新しい明日がくる
立ち止まっては いられない
熱意を込めて・・・・・川根順史