映画を見つつアクセサリーを作る日々
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前々から思ってたんですが、Tピンの先が玉になってる玉ピン。高いですよね~!先が玉ってだけなんだけど、あれを使うと使わないとじゃ出来が大違いだったりするので、私は是非にとも大量に使いたいのです。しかし、如何せん値段が高い!金よりは暇のほうがまだある私は玉ピン手作りしてみました・・お金よりは暇のあるひと向き。玉ピンの作り方!まず、使う道具。ガスバーナー(ガスボンベにつけるタイプでOK)・ピンセット(今回私は部屋でなくしたので強引にペンチ使いました)・フラックス・酸・ニッパー。材料は今回私は金色が欲しかったので真鍮を使いましたが、銀線・銅線など欲しい色の、必要な太さの針金を使えば良いでしょう。鉄、アルミ、メッキ物(はがれるので)は避けた方がいいです。針金をカットしますが、玉になる部分も考慮して(先をとかして丸める)欲しいピンの長さより長めにカットしましょう。ピンセットで端をつまんでもう片方の端をフラックスを付けます。いっぱい付けて!さぁ いよいよ先をバーナーで炙って丸めましょう。炎は先に行くほど熱くなるのですが今回はちょうど真ん中あたりで良いでしょう。一番先の方から火にあてていくと、ちょうど線香花火のように針金が赤くなって丸まっていきます。火から出すと色が戻ります。熱いですよ。画像のように玉が片方に寄っていたら、寄っている方向からもう一度火にあてるとまっすぐに玉が付きます。この時、出来るだけ細い針金部に火をあてないように玉の先っぽを炙ってください。細いところが先に溶けるので、玉が落ちてしまいます。まさに線香花火状態!そしたらしばらく酸に付け、フラックスと酸化膜を除去してきれいにします。きれいになったら重曹などを水に溶かした物にくぐらせてから軽く水で洗います。出来上がり!ピンの曲がりが気になる人は固い平らな物にピン部を挟んで転がせばまっすぐになりますよー。真鍮線などホームセンターやあるときは百均にもあったりしますし。材料代はめっちゃ安い!フラックスや酸(今回使ったのは彫金用の手軽に使えてやけどしないという商品)は嫌でもなかなかなくならないのでいっぱい玉ピン使う人は暇があればやってみてください!フラックスピックリングコンパウンド <酸洗い用固形酸材>バーナーはまぁ細い線なら大抵の機種は大丈夫でしょう。こんなハンディバーナータイプがいいです。バーナー(900℃設定)
2005.09.27
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