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2022年08月31日
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カテゴリ: 坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。

 今回は、先週木曜日・25日に笠松競馬場で行われた、東海地区三冠路線の最終戦・岐阜金賞(SP1)の話題から。



 この日、午後から大雨の予報が出ていた岐阜県南部。
 ご覧のようにどんよりとした空模様でしたが、「メインレースまでは」雨も降らずに順調にレースが行われました。



 笠松競馬場は、他場のように、検量室前に詰めて騎手や調教師、その他の関係者の方に対する取材が出来ません。正直、取材の取れ高がないので、お伝え出来る画像も殆どないのですが…
 まあ、一日競馬場にいれば、おなかもすくので。





 お昼になったら、皆さん思い思いに好みの食べ物を求めて、お店に集まっていました。


 メインレースの 岐阜金賞 。向正面からコースを1周半する、1900m。
 名古屋で行われた5月の駿蹄賞、6月の東海ダービーと、二冠を制した タニノタビト が、満を持して登場しました。



 スタート後、半周回ってきての最初のゴール板前。

 逃げたナンジャモンジャの外に、最後の一冠に賭ける2頭
​塚本征吾騎手​ コンビーノ (桃帽)
​渡邊竜也騎手​ イイネイイネイイネ (橙帽)

 しかし……
 勝負所を前に、好位にいた ​岡部誠騎手​ ​タニノタビト​ が、この写真のように更にその外に並んできました。内ラチからは4馬幅も5馬幅も外。このプレーには、見ている私たちも驚かされました。





 3コーナー前後の勝負所から、 ​コンビーノ​ がスパート。
タニノタビト は遅れることなくついて行き、直線では一騎打ち 



 再びあと一歩の所で重賞制覇を逃した ​塚本征吾騎手​ は、残念そうにこう振り返りました。
 「岡部さんが見えて来たので、出て行きました。でもちょっと早かったのかな…岡部さんにやられました。」

 一方の 岡部誠騎手
 「馬場状態も難しいので、どの馬をマークする、ということは考えずに臨みました。直線に入るところでは、これなら勝てると思いました。」

 馬はパドックなどでの見た目通り、気性の激しさをあらわにしていて、馬の周囲の皆さん方は心配したようですが……レース自体は岡部騎手の全く「思い通り」に運んでいたようです。



タニノタビト  三冠達成!



 東海ダービーの後放牧に出され、一度はジャパンダートダービーを目指して放牧先から帰厩しながら、臨戦態勢が整わず再度放牧に出されて調整されたタニノタビト。「この岐阜金賞は是非取って三冠馬に」という馬の周りの人々の思いが、まさに結実した勝利でした。

 勝った当日の時点では、陣営では 「ダービーグランプリを目指す」 と話していました。



 破顔一笑


 誰もが慣れない名古屋の新競馬場で、皆が通らぬ内のコースに勝機を見いだして抜け出した駿蹄賞、

 前々に運ぶ正攻法の競馬で、ライバルを退けた東海ダービー。

 そして…レースそのものを巧みなレース運びで支配して勝った、この日の岐阜金賞。

 馬の自身の力。それを引き出し整える厩舎のスタッフの皆さんや、オーナーサイドの方々。
 そして……レースの中では「王者」の底力。
 あらゆる物事が全て揃っての三冠。
 競馬とは何か、どう言う競技なのか、ということを、レースで表現して見せた結果なのだろうと。この日のタニノタビトの勝利を目にして感じました。



 最終レースの後、取材に応じる 渡邊竜也騎手
 イイネイイネイイネは3着……。

「馬の状態が良すぎて、ペースも遅かったので少し行きたがってしまいました。それより何より…岡部さんがあの外に並んでくるとは……」

 これまでも、負けた時でもしっかし取材に応じて馬の様子や胸の内を言葉にしてきた彼。
 三冠レースの最後に、彼自身の心持ちを聞いてみました。

「最後も勝てなかったけれど、馬は三冠を通じてどんどん成長していきました。自分も勝つために様々なことを考えて、取り組んできました。この馬との経験でともに成長できたと思います。」

 一つひとつのレースの勝ち負けはあっても、レースに関わる人々は、これからもまた競馬に取り組み続けて、そしてまた次の挑戦へと向かっていきます。




 勝った岡部誠騎手は、翌日札幌へ。
 8月27~28日に札幌競馬場で行われたワールドオールスタージョッキーズに、地方競馬代表として出場しました。

 JRAは、いま私のようなフリーランスの者では取材に入れないので……
 現場で撮った写真だけ。








 オープニングセレモニーにて





 第1戦
 中央の桃色と黒の勝負服が ​岡部誠騎手​ スマートルシーダ
 後方から、外を回っていい勢いで上がって来ましたが…
 更に後ろにいた武豊騎手のメイショウツツジが、それを上回る脚勢で追い込み

 追い上げていく武さんの表情も、凄まじいものがありますね。

 岡部騎手2着。惜しいレースでした。





 岡部誠騎手 4戦して 2着・11着・4着・11着
 トータル34ポイントで、14人中6位の成績でした。



 応援して見ているこちらも、楽しかったな。

 岡部騎手が、大きな舞台に私たちも連れて行ってくれているような感じで…
 これまで、外から見ていたとき以上にワクワクしながら応援できました。



 岡部騎手の参加しての感想は…
 また名古屋で行き会えたら、聞いてみますね。


 今日から、また名古屋競馬の開催。
 今日8月31日水曜日から9月2日金曜日までは、ナイター開催です。



 これは前回5月のナイター開催の時の模様


 9月2日金曜日に行われる、重賞の秋桜賞は、7R・17時25分発走です。
 この開催、ナイターでもメインレースは夜じゃないので…
 お間違いのないように、よろしくご参加下さい。

 私は、今日これから、その名古屋競馬場に取材に出かけてきます。
 晩ご飯、キッチンカーでおいしいものあるかな~~(はあと)





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最終更新日  2022年08月31日 10時36分03秒
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