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2023年01月04日
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カテゴリ: 坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。

 明けましておめでとうございます。
 新たな年が、人々や馬たちにとって幸福な1年になるよう、心から祈っております。


 この稿の新春の話題は、やはり名古屋競馬から。1月1日から開催が始まっていましたが、私は今日4日に訪れることが出来ました。



 曇り空、寒空の中でも、10時の開門前からこのような行列。




 入場門では、獅子舞の獅子がお出迎え。
 いつもの場所に、お正月らしさの演出のアクセント。


 最初の話題は1月1日 新年最初の1レース(920m)
 現役最高齢競走馬・ ヒカルアヤノヒメ が出走。10頭立て9着でした。

最高齢出走記録 も、ついに 明け19歳 に突入しました。





(2枚の写真ともに、愛知県競馬組合提供)

 主戦の ​尾崎章生騎手​ に話を聞きました。

「今回は特に馬が元気で、レースが終わった後久しぶりにキャンターで帰ってくるぐらいでビックリしました。新年から自分のレースをしてくれて良かったです。」



「こうなるともう、ヒカルアヤノヒメと(調教師試験を受けている)自分の、どっちが先に引退するかですね(笑)。勉強も難しいのですが、頑張ります。」

 それは是非、ヒカルアヤノヒメより先に引退を、と申し上げておきました。


 昨日1月3日 4レース
細川智史騎手 がクレールフォルムに騎乗して勝利
 デビューから 通算100勝 を達成しました。



(この写真は、愛知県競馬組合提供)

 今日4日には、さらに1勝を加えて101勝となり、見習騎手の減量も今開催までで終了。丁度今日100勝達成のセレモニーが行われました。





「(減量が終了となり)これからは対等の条件で戦えるので、楽しみです。先輩たちを超えられるよう、頑張ります。」

「楽しみ」 と来ました。
 その言や良し。この一言で、見ているこちらの方も、彼のことが一層楽しみになりました。





 レース間に行われた、獅子舞の演舞



 次の話題
 名古屋競馬の「冠協賛レース」 絶賛実施中!





 こんな風に、馬や騎手と一緒に、記念撮影が出来るんですよ!



 勝利騎手が目の前で書いた直筆サイン色紙が手づからプレゼントされ、大興奮の協賛者の皆さん
 受け取っておられるのが、今回お仲間から誕生日を祝われた、かちはるひさん



 あまりにも楽しい特典の数々に、祝われたご本人も特製ゼッケンを持ちノリノリ



 みなさん高校の時からずっと仲良しの同級生(プラス一人は大学の先輩らしい)なんですって。みんなそれぞれの場所に散らばって暮らして、日々頑張っていて、年末年始のこのタイミングで集まることが出来るので、こういう形で誕生日を祝ってあげようってなったんだとか。
 なるほど、お正月に競馬の開催があって、それがいいタイミングだったんですね。みんなでこうして盛り上がるのに。

 仲間の方々で集まれる貴重な時間に、こうして競馬場を使って頂けるとか、本当に胸アツ。競馬場で過ごした時間が、みなさんの「絆」を確かめ合う機会になっていれば、こんなに素晴らしいことはないと思います。

 ちなみに、この協賛レースの「首謀者」は男性陣ではなく、右から2番目の女性の方。この方が、大の競馬好きでいらっしゃるんだとか。



 競馬場で集まれた記念のひとコマ
 素敵女子2ショット

 また是非、お仲間みんなでここを訪れてください。
 お待ちしています!


 今日のメインレースは、新年最初の 重賞・名古屋記念(1500m)

 一昨年の三冠馬・ トミケンシャイリ や、充実期を迎えようとしている ブンブンマル 、力をつけてきて重賞初挑戦となった メイショウシルト といった5歳勢に加え、JRA3勝の実績をひっさげて、岩手経由で名古屋にやってきた6歳馬 スズカゴウケツ が参戦。充実したメンバー構成になりました。 



 スタートして最初のゴール板前。
 予想通りエッシャーが先手を取ったその後ろ
 トミケンシャイリ(桃帽の芦毛)が好位を取り
 その直後にブンブンマル(右から2頭目赤服)やメイショウシルト(桃服)といった有力どころがつける展開になりました。

 ところが……
 エッシャーが3コーナーで早々に後退してしまい、トミケンシャイリが押し出されるように先頭に立つと、直後からブンブンマルも勢いに任せて上昇。他の馬たちもこれについていき、終いまで淀みのない厳しい展開になりました。



 直線入り口。写真中央のトミケンシャイリが先頭
 がしかし、すでに余力は感じられず。
 外を回ってブンブンマルやメイショウシルトが襲いかかるが…
 更にその外に、後方から凄い脚で捲り上がって来た ​メルト​ (一番外)



 ブンブンマルも、直線半ばでは「やったか!?」というシーンがあったのですが…外から メルト の脚色が優っていました。



​  メルト  重賞初制覇!!​​​​



 岡部誠騎手のお手馬が差し合い、今回乗っていたのが笠松の ​渡邊竜也騎手​ 。レースの前には 「今年は重賞を3つは勝ちたい」 と話していましたが、年の初めに早くも1つミッションクリア!

 勝利騎手インタビューは、​ 名古屋競馬オフィシャルYoutube映像 ​でご覧下さい。



「12月初旬のレースを競走除外になったときが一番出来が良くて、前走はそこまでではなかったけれども強い競馬。前走を勝った後すぐに、このレースへの挑戦を決めました」

…と話す、 角田輝也調教師

「メンバーは粒ぞろいだったけれど、飛び抜けたライバルも見当たらなかったので、メイショウシルト(結果3着)とこの馬、どちらもチャンスはあると思っていました。勝ったメルトに関しては、まだこれから自在性というか、レース振りに幅が持てるようになっていく必要があると思っています。当面は東海桜花賞(4月)を意識しながら、それまでに使うレースを見極めていきます。」

 最後には、笑顔でこう話しました。

「まあ何より、年の最初の重賞を勝てて、こんな気持ちいいことはありません。」

 やっぱり、正月って、そういう季節ですよね。
 物事どんなことでも、やっぱり初手が肝心。
 その意味では、見ているこちらも気持ちいい綺麗な差し切り、実に痛快なレースを見せて頂きました。

 明けて4歳。まだまだ伸長が見込めるメルト。
 その動向から目が離せません。
​​ 


 みなさま、今年もよろしくお願いします!





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最終更新日  2023年01月05日 13時40分03秒
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