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2023年04月12日
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カテゴリ: 坂田 博昭
水曜日の担当は、坂田博昭です。

 名古屋競馬場からも、新人騎手のデビューの話題を。
 一昨日4月10日、 大畑慧悟(おおはたけいご)騎手 がデビュー
 見事!初めての本番レース騎乗を勝利で飾りました。



 朝一番から、応援の方々が横断幕をパドックに出しておられました。



 パドックを回る馬に停止命令がかかり
​大畑慧悟騎手​ (中央の青帽)





 馬場に出てくるところで待ち構え、ハッパをかける先輩達
 安部幸夫調教師(左の緑のジャンパー) 加藤聡一騎手(その右)



 いい笑顔で馬場に向かって行きました。




 一方……こちらの方は……
 レースが近づくにつれて、緊張の面持ち



 所属の 倉地学調教師
 彼はジョッキー出身の調教師ですから、名実ともに「師匠」ということになります。

「まずは無事に帰ってくれば、ですね。『ドシッと構えておけ』とだけ言っておきました。緊張は必ずしているだろうけど、ゲートに入ったときにはスッと気持ちが落ち着いて乗れることもありますから。」

 どちらかというと、周囲がみんなドキドキしている(汗)。
 もちろん、見ている私も。
 そんな感じでの、デビュー戦……。





 勝つだけの力はある馬
 スタートを決めて、番手から
 勝負所で前を捉えに行く、実に落ち着いた騎乗ぶりでした。



 見事! デビュー戦で、初勝利!!







 レースの後には、あちらこちらでホッとした笑顔が見られました。



今津博之調教師 (右)

「いや~こちらが緊張しました。馬に勝つ力があるのはわかって乗せてはいても、責任重大だから(汗)。3コーナーから行っていいから、と伝えてありました。その通りに乗ってくれて、勝てて良かった。」



 叔父の 大畑雅章騎手

「自分は乗ってないのに、ドキドキしたよ~~(笑)。ほんとうに、ホッとした。(レースの内容は)デビュー戦としては、十分合格点。直線も真っ直ぐ追えていたしね。」



 2レースの終了後、早速!
 大畑慧悟騎手の 「初勝利セレモニー」 が行われました。
 予定されていたのは、新人騎手の「紹介セレモニー」だったのですが……
 勝って、すぐにイベントの「看板」掛け替える名古屋競馬の素晴らしさよね(笑)

 初勝利のレースとセレモニーの模様は、​ 名古屋競馬オフィシャルYoutube映像 ​でご覧下さい。



 大畑慧悟騎手が勝ったレースの後の、 倉地学調教師 の話

「まあまあ、でしたね。ここからどんだけ『頭を使っていけるか』じゃないでしょうか。考えていないと、身体の方がついて行きませんから。」

 恐らく自身の経験も踏まえられた、深い言葉だと感じました。




 実は、この一昨日 4月10日 の1レース
 もうひとつの大きな話題がありました。

 現役最高齢競走馬の ヒカルアヤノヒメ (牝19歳)が、 満19歳の誕生日 のこの日、元気にレースに出走しました。



 パドックでの姿
 向こう側には、いつも出されている紫とピンクの横断幕2枚も見えます



 軽快に返し馬からゲートに向かう、ヒカルアヤノヒメ
 大畑騎手の応援団だけでなく、彼女の応援の方もしかるべくおられたみたい
 1Rからコース際は、結構な賑わいになっていました。

 レースは……



 この日は大畑慧悟騎手の初勝利に気圧されたわけではないでしょうが……
 走りにいつもの活気が見られず、残念ながら12着の殿でゴール



尾崎章生騎手 の話

「たまたま920mの番組が続いたので、3開催連続で出走となりました。さすがに中間に乗っていても、少し疲れているのかなと感じましたね。今日はこの馬らしさが出せませんでした。上がりの様子は全く問題ないので、少し休んでもらって、また次の機会ですね。」

 次開催の自己条件は距離が1500mであわず、いま発表されている5月初旬の開催は920m戦。番組を見る限り順調なら、次の彼女の出走機会は……

5月2日(火祝) かきつばた記念当日

……になるのではないでしょうか。

 20歳でも現役、に向けて。
 彼女にとっても、また新たな季節、あらたなみちのりがはじまりました。


 さて……
 昨日、4月11日のメインレースは、東海桜花賞。
 桜花賞と言っても、名古屋のは古馬の短距離の重賞。地方交流で賞金もあるので、例年他場から強豪が集い、興味深いレースになります。

 今年は……
 馬もさることながら、こんな方が名古屋に参戦してくれました。



 レジェンド・ 的場文男騎手
 出馬が確定して、彼の名前があったとき、正直驚きました。
 来てくれるんだ!って。



 レースの前には 「ファンサービスしたいんだけど……」 と申し出て、競馬場オフィシャルの係員の方の立ち会いのもとで、このようにプチサイン会。





 ウェイキーを駆って臨んだ東海桜花賞。
 レースの結果は、残念ながら6着でした。



 ほんと……来てくれてありがとう、です。
 名古屋のこの新競馬場で、彼の姿をこのように間近に見る機会があるとは想っていませんでした。この日来場の競馬ファンのお客さま方にとっても、かけがえのない経験になったのではないでしょうか。


 レースは。最後の直線で、川崎から参戦の2頭の争いとなりました。



 先々週の開催から、逃げが断然有利なコンディション。
 逃げた ベストマッチョ (写真一番左)が直線半ばでもリードを取り、押し切りかと思われましたが……そこから ルーチェドーロ (緑帽桃服)がぐんぐん追い上げてきて、ゴール前接戦に持ち込む。



 ルーチェドーロが3/4馬身交わしたところが、ゴール



 1番人気に推されていた大井のアヴァンティストは、レース後半で追い上げたものの3着に終わりました。

​吉原寛人騎手​ は、 「ゲートが…癖になっちゃってる……」 と、スタートでの立ち後れを残念そうに振り返っていました。

「この馬場だし、スタートで位置が取れないと苦しい。(向正面で外に出して進出したのは)あれ以上内で我慢していていもタメごろしになってしまうから、最後、それでも3着まで良く来ましたよ。」



​櫻井光輔騎手​ は、重賞初制覇!
 普段調教をつけているルーチェドーロも、実戦で乗るのは初めてでした。貴重なチャンスを見事に生かして、この表情。



 管理する 池田孝調教師 の話

「気難しいところのある馬ですが、いつも調教に乗って馬の性格もよくわかっている櫻井騎手が、自分で考えて上手に乗ってくれました。今回結果が出たので、今後は距離についても1600mぐらいは一度挑戦してみることも考えたいです。」

 権利が取れた、5月当地のダートグレード競走・かきつばた記念への出否は、今後検討して決めるとのことでした。



櫻井光輔騎手 のインタビューの模様は、​ 名古屋競馬オフィシャルYoutube映像 ​でご覧下さい。
​ 


​ 今週の名古屋競馬の開催は、明日4月13日木曜日までです。





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最終更新日  2023年04月12日 07時00分08秒
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