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2023年04月13日
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カテゴリ: 横川典視
木曜担当のよこてんです。

 今回はまず桜のお話から。水沢競馬場の桜並木、皆さんご覧になられましたか?



 コロナ禍の影響によりここ3年は公開がなかった向こう正面の桜並木は今年は4年ぶりの一般公開。日曜は朝に雪(!)が降ったのと風が強かったのがちょっと惜しかった。それから黄砂も来ていましたけども、概ね晴れ間が多い3日間だったおかげで桜並木で桜を楽しまれた方、あるいはスタンドから“桜並木を背景にしたレース”を楽しまれた方も多かったのではないかと思います。






 自分も桜並木の下に入ったのは久しぶり。お客様の姿が以前ほどではなかったのは史上最速とも言われる桜前線の北上だったせいもあるでしょうか。16日の週に来ようととか、GWの頃に東北の桜を見て歩こうと計画されていた方などもおられるのでは。
 今年はこの原稿を書いている木曜日の時点で盛岡あたりでも既に満開を過ぎたところが多い感じなんですけども、それ以上にやっぱり“速い”ですよね。例年の感じだと「水沢が満開になった頃から数日後に盛岡あたりが満開」のイメージ。しかし今年はほぼ同時くらいにどちらも満開になって、盛岡でも日当たりの良いところは葉桜になりつつある・・・くらいの速さなのでした。
 咲いた時期が過去最速くらいに早い今年でしたが、満開になっていくスピードも同様に、記憶にないくらいに一気に進んで行ったように見える今年の桜。なんかもったいないような気もしますねえ。


★金ケ崎・鳥海柵(とみのさく)跡。11日。既に満開すぎ


★盛岡・絆の桜。13日。こちらも徐々に葉桜

 そういえば、自分が福島で大学に通い始めた時に最初にやったアルバイトが「信夫山の花見屋台での焼き鳥焼き」だったんですけども、その時期がGWの頃だったんですよ。5月の連休後半はさすがに葉桜でしたが4月下旬頃はまだ結構綺麗に咲いていた記憶。
 まあ、その夏が冷夏になったような天候の年だったから、その時はその時で咲くのが遅かった年かもしれません。でも今年なんかは3月の下旬頃には満開でしょう?>福島。

 話が横道にそれたついでに。自分は高知の生まれで、皆さんもご存じかと思いますが高知は桜の開花が非常に早いところですので、桜の花に「入学式」とかのイメージがないんですよね。卒業式でもない。高知の桜は「春休みの間に咲いて、散ってしまう」ものでしたからね。学校生活と桜がつながるようなイメージがない。


 先週の話題はもうひとつ。11日の5レースを制したキラキラオーラ号、同馬を管理する佐藤雅彦調教師はこの勝利が調教師としての地方通算1000勝達成、大台到達の勝利となりました。


★4月11日水沢競馬5R/優勝キラキラオーラ号。佐藤雅彦調教師の地方通算1000勝達成

 3月の春競馬開幕時点では988勝、残り12勝という段階だった佐藤雅彦調教師。開幕週の4日間に6勝の固め打ちで大台に急接近すると、その後の半月ほどの間に一歩一歩、1勝1勝接近しての11日の1000勝。所属の高松亮騎手が決めたあたりも“お見事!”でしたね。




 自分は今でも佐藤雅彦“騎手”の印象が強いんですけども、騎手引退が2000年、調教師転身が2001年なので、もう23年前になるんですね。

 騎手時代もたくさんの名馬・有力馬に騎乗されていた佐藤雅彦師ですが、記憶に強く残っているということだとやっぱりバンチャンプとのコンビでしょうか。






 1999年に岩手に移籍してきたバンチャンプは佐藤雅彦騎手の手で桐花賞、シアンモア記念、青藍賞の3重賞を制覇。ちょうどメイセイオペラがフェブラリーSを制した頃の、同馬が一番脂がのっていた時期だったために対メイセイオペラでは勝つことができなかったものの、対戦した時はきっちり2着を確保、メイセイオペラが不在の時はバンチャンプが勝ちまくるという、ライバルであり二枚看板でもある存在だったと思います。

 愁眉は、負けたレースを挙げて申し訳ないですが、99年のマーキュリーカップ。オースミジェット、キョウトシチー、マジックゲームのJRA勢3頭と互角に渡り合ったバンチャンプ。結果はハナ差でオースミジェットの勝利となりましたが、のちに佐藤雅彦師にお話をうかがった際には「勝ったと思った」と言われていました。


★1999年マーキュリーカップ。バンチャンプ&佐藤雅彦騎手惜しい2着

 バンチャンプは続くクラスターカップも2000m→1200mをものともせず3着に食い込んでいます。そうしてすごく活躍していた印象のバンチャンプ&佐藤雅彦騎手のコンビですけども、改めて振り返ってみると佐藤雅彦騎手の引退前、1年間ほどの間の話なのですから、それだけこのコンビの活躍ぶりが強烈だったという事なんでしょうね。

 ちなみに佐藤雅彦騎手はメイセイオペラにも一度騎乗したことがあります。同馬が2歳12月の一般戦に騎乗して1着。
 この時の話は以前にもこのブログで書いたと思います。当時のメイセイオペラには「走る馬だとは感じた、その後あそこまでになるほどとは思わなかった」という感想だったそうです。
 その頃の佐藤雅彦騎手は同世代の中で抜けて強いと見なされていたアプローズフラワーの主戦でしたし、同じ世代にはJRAでも結果を出したカツヤマリュウホーなんかもいましたからね。これは明けて3歳になってからのメイセイオペラの成長力が凄かったんだ・・・というエピソード。

 調教師としての初勝利は2001年4月28日水沢2Rのタガジョーアイレン号。同じく初重賞制覇は2003年のオパールカップ・コレクションボス号。その後は各世代で重賞勝ち馬を送り出し、2014年にはリーディングトレーナーにもなりました。








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最終更新日  2023年04月15日 10時54分00秒


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