TANPEの日々是日常

< 新しい記事

新着記事一覧(全795件)

過去の記事 >

2009年03月28日

いつの間にか

(2)

テーマ：ひとりごと(16269)

カテゴリ：アニバーサリー

過ぎていた「離婚記念日」

好きとか嫌いとか未練があるとかじゃなく、
未だに毎日元パートナーを一日に一度は思い出していた
それは子供達との会話でネタにしたり、ふとした瞬間の記憶が蘇ったり…
日々の生活に溶け込んでいたので「習慣」として捉えていた。

愛し合って結婚したと思っていたのに
「最初から好きじゃなかった」なんて最後の捨て台詞は
その後の私の人生に暗く大きく影響し、もう二度と誰かを好きになる事は無い、
私は子供達の為だけに生きていこうと決意するに充分だった。

「いつかアンタなんていなくても平気だったって見返してやる」
それだけを胸に生きてきた。

寂しさはタテさんの追っかけで埋められていた。
たくさんの知り合い、かけがえの無い友人もタテさんのおかげで出来た。
舞台を観て感動し素直に涙を流し、心を自由に解放する事もできたし、
何より今こうして踊っていられるのもタテさんが居たからこそです。

遊びとも本気とも取れる「お誘い」も全くゼロでは無かったけど、
とにかく「私にはタテ様が居るから（笑）」と切り返し断り続けて来た。
もう恋愛で傷つきたく無かった。

なのに…何故だろう？
彼だけは断れ無かった。

今までの誰より困難が多いのに…
「じゃ、お疲れ様でした」とさよならできたハズなのに
「じゃ、こうします？」と約束を取り次いでしまった。

不安な立場が苦しくって「もう止めたい」と毎日考えていたけど、
会えない分を埋めるように送られてくるメールを読む度、惹かれていった。

不眠も精神不安定も無くなりメールが「来ない」と錯乱する事も皆無になった。

どんなに疲れていても連絡をくれる彼の優しさが嬉しくて、
心からありがとうを伝えられるし、私も素直な気持ちを伝えられた。

そうやって気持ちを重ね合っていたら…
毎年ウツだった離婚記念日を気付く事無く過ぎていました（笑）

私この日何してたんだろ？とアナログ日記を読み返すと
彼が私の好きな風味堂の曲「大切にするからね」を聞いた感想と共に
同じ言葉をくれた日でした。

以前の私なら気恥ずかしくてスルーか「何言ってるの（笑）」と
照れ隠しで可愛くない態度に出たけど。
「ありがとう。私も大切にするね。」素直にそう言えた日でした。

これで本当に私は元パートナーの呪縛からさようならできます。

ありがとう。子供達って宝物を私にくれて。
彼に巡り合うチャンスをくれて。
どうかお幸せに…。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう